kenです。
息子が、北海道スティから帰ってきました。
「こっちは暑い。」
温度差が10度はあったようです。
もう、桜が咲いてますものね。
あちらは、どえらい大雪だったようです。
同じ日本の端から端まで、それから世界に向けて発信してます、
第94号のはじまりです。
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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第94号:ピアノは、打楽器?弦楽器?
♪みなさんからのうれしいお便り紹介
「落ち着かない・・・」
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〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
2006年4月8日(土)
♪第94号:ピアノは、打楽器?弦楽器?
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
◆ 今、エレクトーンのアドバイスレッスン会場にいます。
アドバイスレッスンとは、普段のレッスン以外に、コンクール出場のためなど目的を持って参加するプロプレーヤーの特別レッスンのことです。
こういった特別レッスンで、必ず課題となるのが「表現力」。
エレクトーンの場合は、バイオリンの音色で弾くときは、バイオリンらしく。
トランペットの音色で弾くときはトランペットのように。
弾くのは鍵盤だけど、出てくる音色はそれぞれの楽器をイメージして演奏することで表現力が格段に違ってきます。
◆「その音は、何の楽器?」 プレーヤーから質問が出ます。
「弾く楽器?たたく楽器?吹く楽器?」
演奏する生徒さんに、楽器や楽器を演奏しているときのイメージを引き出そうとあの手この手で指導されます。
次第に変わっていく演奏。わずか数十分のレッスンで音色が変わるんです。
子どもの力もプレーヤーの力もすごいです。
◆ さて、同じ鍵盤でもピアノはどうでしょう。
そうですね。ピアノも同じです。音色は一色しか出ないけど、モーツアルトやベートーベンなど、作曲家はこのピアノを一人で演奏できるオーケストラの代わりとしても使用していたそうです。
左手のベースの音はコントラバスなのか、チューバなのか。右手のメロディーは、フルートなのか高らかに奏でるトランペットなのか。イメージを持って作曲されたようですよ。
◆ では、ピアノは たたく楽器? 吹く楽器? 弾く楽器? どれに分類されるのでしょう。
吹く楽器ではありませんね。たたく楽器でも?・・・・??
実は、ピアノの中には、弦をたたくハンマー(フェルト製のトンカチのようなもの)というものが入っています。なので打楽器のひとつに数えられることがあります。
そして、弦が張っているので、弦楽器でもあります。
・・ということで、ピアノは、打弦楽器。または打弦鍵盤楽器になるようですね。
鍵盤楽器を演奏するために、いろんな楽器の特性を知っておくことは決して無駄にはならないというわけです。
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♪ みなさんからのうれしいお便り紹介
「落ち着かない・・」
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● ALL向け…………読者の皆さんすべて
お便り紹介のコーナーです。
さて、今回ご紹介するのは“ピアノ講師匿名A様”からのお便りです。
なにやら生徒さんに関するご相談のようですが・・・。
~以下本文(前略)
いつもメルマガ楽しく読ませてもらってます。
いつもは、練習をしなかったり、ついて行けるだろうか?と悩むお母
さんの相談役ですよね。
今回は私の生徒みーちゃんをどのようにしたら、レッスンができる
ようになるのか?という相談です。
みーちゃんは、幼稚園の先生に憧れて習いに来てくれました。
私の想像を絶する、落ち着きのなさで、我が娘と同じ年長さんとは
思えません。
鉛筆もぐーでにぎりますし、レッスン途中に髪の毛はなめるし、足を
触るし、イスにじっと座ることがありません。
何をしにここへ来てるのかと思いますが、お母さん曰く、本人はやめ
たくないと言っている。
理解も遅いし、指をささなければ簡単なリズムうちもできない・・・。
かれこれ半年になりますが、超おまけつきで丸になった曲は6個。
言ったことはしないし、遊びに来ると勘違いしている感じ。
できることは、始めと終わりの挨拶。
これだけは、耳が痛くなるほど大きな声でしっかりとしてくれる。
色々試しているのですが、まだ負けています・・・。
お時間のあるときに、アドバイスを~♪
ピアノ講師匿名Aより
~以上本文
A先生は、以前からメールをいただいている方です。
なので、
「色々試しているのですが、まだ負けています・・・。」という
言い回しの辺りに、
先生の生徒さんに対する分け隔てのない愛情と
個人差はあっても、きっと
「この子をピアノ好きにするぞ!」
という心根を感じます。少々連敗続きのようですが・・(笑
さてさて、私も返事に困りました。
悩んだ挙句返信した内容は、
~以下本文
返事が遅くなって申し訳ありません。
なかなか良い考えが浮かばなかったんです。(汗
さて、弱りましたね。みーちゃん。
でもひょっとしてそんなA先生の悩みを
どこ吹く風、と絶好調な”みーちゃん”なのではありませんか?
ピアノを習う動機は、親子、皆様々でしょうし、
ピアノを教える先生方のポリシー、ミッション(使命感)、コンセプト
もまた様々ですね。
レッスンってこの調合とバランスが結構大事かなって思うんです。
あるいは、これが全くもって調合不可能なのであれば
やがてレッスンは破綻しますよね。
(でも、A先生とみーちゃんは大丈夫だと思います。根拠は後ほど・・)
みーちゃん、みーちゃんママ、A先生はいかがでしょうか?
ここからは、すべて私の勝手な仮説ですが・・・、
みーちゃんの動機は、幼稚園の先生に憧れた。⇒幼稚園の先生になり
たい。⇒先生の真似がしたい。のかも知れません。
みーちゃんのお母さんの動機は、
ピアノが弾けるようにあって欲しい・・も、もちろんあるでしょうが、
みーちゃんが好きなことを精一杯させてあげたい・・。のかも知れません。
もし、そうであれば
半年で、○が6つでも、全然OKかもしれません。(笑
そして、A先生のポリシーetcですが、いかがでしょう。
みーちゃんとお母さんの満足のためだけでいいという考えであれば
きっと悩まないですよね。(ごめんなさい。)
動機はどうあれ、ピアノを弾けることのすばらしさをみーちゃんや
お母さんに味わって欲しい・・・。と、きっとお考えなのしょうね。
だからどうなんだといわれそうですが(汗
うーん。どうしたらいいでしょうね。
幼稚園の先生への憧れから始まっているのであれば
幼稚園で歌うお歌をリサーチして
ハ長調に直したりアレンジして、みーちゃん用”教則曲集”を作ってはいか
がでしょうか。
(そんなに簡単なことではないかもしれませんが・・汗。)
そして、弾けるようになったら
横でお母さんやA先生にそれに合わせて歌ってもらう・・・。
みーちゃんにとって、とってもステイタスだと思うのですが・・。
あぁ、どんどんボロが出てしまう・・。
私の知恵なんてこんなもんですね。ごめんなさい。
でも、みーちゃんが楽しみにレッスンに来るということは、
基本的にA先生のレッスンの方向性が正しいということだと思います。
みーちゃん親子にピアノを弾けることのすばらしさに憧れてもらうため
の最低準備は出来ているということだと思うのです。
ピアノを習いに行かす親の一人として思うことは、
指導方法の内容や質の高さと同じくらい”先生の人間的魅力”に惹かれる
んです。
だから、A先生とみーちゃんは、きっとうまくいきますよ。
(無責任。汗)
私も、もちょっと考えてみますね。
やめP管理人 kenより。
~以上本文
するとすかさずA先生から返信が・・・。
~以下本文
こんにちは
お忙しいのに、考えてくれていたんですね。
ありがとうございます。
~中略
先週のレッスンのとき、私は意を決してお母さんに言いました。
幼児教室のようになるかもしれませんが、方針を少しかえてみたいと思いますと!お母さんからは了承を得ました。
まずは、イスに座ることと、鉛筆を正しく持つことから順番にやっていこうと思いました。
最初は、クレヨンから、次に鉛筆でピアノの音を聞きながら丸を書いてもらいました。
とても理解は早いとは言えませんが、でもいすに座っていた!
20分も連続して座っていた!!
レッスン前にお母さんにかなりきつく言われてきたということなので、その恐怖からかどうなのかはわかりません。が、内容はともかくイスに座っていたこと、それと鉛筆も思ったよりすぐに普通の持
ち方ができたこと。私には、満足のいくレッスンタイムとなりました。
幼稚園の先生への憧れから始まっているのであれば幼稚園で歌うお歌をリサーチしてハ長調に直したりアレンジして、みーちゃん用”教則曲集”を作ってはいかがでしょうか。
私もそれを考えました。
ちょうちょうを歌いたいと言うので、ちょうちょうをまず書かせました。
それから、大きな楽譜を、スケッチブックに貼り付けてもらいました。
が、ちょうちょうが弾けない・・・歌えない・・・歌詞を覚えない・・・(-_-;)
それで、適当に弾いてもらって、私が歌うということもしました。
が、これはあまりにも幼稚で私もみーちゃんも楽しくなかった・・・。
あぁ、どんどんボロが出てしまう・・。
私の知恵なんてこんなもんですね。ごめんなさい。
いいえ、そんなことないです。
本当にありがとうございます。
少しでも考えて頂けただけで、ありがたいです。
kenさんのおっしゃるとおり、人間的魅力を高められるように努力しなくちゃと思
います。
忍耐力だけはかなりつきましたが(笑)。
それではこれからもお体に気を付けて、メルマガを続け、御仕事も頑張ってくだ
さいね。
Aより。
~以上本文
お便りから予測するに、きっとA先生は、うまくみーちゃん親子と進んでいかれることと思います。
思いますが、おそらく毎回毎回、知恵を絞ってアイディアを出して(同じか・・笑)、
という状態なんだろうなぁ・・。なので、実際の指導アイディアを考えようとしたのですが、やはり私には無理がありました。ごめんなさい。
やめP読者の皆さん!!(特に、お母さん、講師の皆さん)
ピアノ以外のことに、興味が向きがちな生徒さんを、レッスン中(家庭練習中)うまくピアノに向けさせるアイディアがありましたら是非教えてください!
(もちょっと考えた結果、読者様に頼ることしか思いつかなかった私・・。笑)
Kenです。いつも「やめP」をごらんいただいて有難うございます。
頂いたメールすべてをご紹介できなくて申訳ありませんが、
お返事はがんばって書きますのでドシドシ送ってきてくださいね。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓こちらです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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kens-pro@mx.biwa.ne.jp
このメールは作者に直接届きます。ご感想をお待ちしております。
頂いたメールをメルマガ本文でご紹介することがあります。ご了承下さい。
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~今後の配信予定
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第95号:お風呂の中でも音楽
第96号:プロ野球選手とピアノ
第97号:ピグマリオン効果
第98号:練習の習慣づけ
第99号:才能の芽・あなたにもあるはず!!(大人編)
第100号:感性が豊かであるということ
順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配
信することが可能です。
~編集後記
到着日の前日、息子から電話がありました。
「PSPを充電して、空港まで持ってきて!」
北海道から帰ってきて、一番にしたいのは、ゲームですか・・・。
ちっとも成長してないなぁ。
でも、身長は、心なしか伸びている気がしました。
もう、中3のお姉ちゃんより高いです。
妻も私も抜かれるのは時間の問題かも・・・。
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