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毎日のピアノ練習|一日一回協定で自分から練習する子に 

一日一回協定
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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習にはホームページがあります。

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「自分から積極的に練習して欲しい」とお考えのお父さん、お母さんへこのメルマガは、指導者や専門家の視点からではなく親の立場から家庭練習を楽しく出来ないかと考えまとめたものです。私が先輩ママから教わった幾つもの成功ノウハウや私自身の失敗体験をお伝えします。是非お役立て下さい。



Kenです。

6月21日台風6号がやってきました。まだ、6月だというのに・・。ふたつも来るなんて。


月曜日は、1年の間で、休日が多く、先生方がレッスン回数を消化するのは他の曜日に比べて、大変なんです。なのに、暴風警報発令で、休講になりました。学校も休み。子供大喜び。


息子は朝からプレステに、かじりついていました。


おもわず、

「今日一日の行動を、30分刻みで、記録しておくように。帰ったらチェックするよ。」と、

管理してしまいました。


帰宅して、見てみると、テーブルに日報(?)が置いていました。

8:00 - 9:00 ゲーム        (我が家では、MAX1時間ルールです。)

9:00 -  9:30 ピアノ           (ちゃんとやっているんですね。)

10:00- 12:00 テニプリのマンガ (テニスの王子様に最近はまっています。)

12:00- 13:00 ひるメシ       (漢字で書けよ)

13:00- 14:30 ドラマ        (昼メロ?お前5年生でしょ?)

14:30- 15:00 ねてた。      (昼寝でしょ。これも漢字で書きましょう。)

15:00ー 16:00 カードゲーム    (最近毎晩つき合わされます。家族が)

16:00- 17:00 たっきゅう      (どこでしてたんだろう?家中で?)

17:00ー 17:30 おやつ        (もう夕方だぞ!)  

18:00- 18:30 合気道        (休みじゃなかったんだ。合気道は)

19:00ー 20:00 マンガ        (テレビアニメの事でしょう)

20:00- 21:00 習字の宿題     (習字って宿題ありましたっけ?)

お気づきですか? 勉強の時間がありません。ゲームとTVアニメ中心の生活が浮き彫りになりました。大丈夫かな?ちょっと疑問に感じながら、第2号の始まりです。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓〓〓〓                                          2004年6月26日(土)  

第2号     一日一回協定で自分から練習する子に    発行       ken

mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp 

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◆練習しない時期って誰でもありますよね。グループレッスンだと知らない間に皆弾けるようになっていて、自分だけ出来ないからだんだんやる気をなくすとか。

個人レッスンなら「同じところを何度も注意されないように」なんていわれて全然曲がすすまないとか。

キッカケは様々ですが、”言わないと練習しない””練習しないとついていけない。””次のレッスンまでに仕上げないといけない”そうすると、”横について練習を見なくちゃいけない。””何度も弾かせないといけない。””喧嘩になる””ますます練習嫌いになる”そして最悪「もうやめる」となります。

やめなくてもお母さん気持ちの中には「この子は好きじゃなかったんだな」という気持ちが込み上げてきてがっかりしてしまったり。

◆幼児期の音楽レッスンは干渉しすぎても放任でもだめだと思います。それから子供さんはだれもが”上手になりたい!”という素直な気持ちをもっていますから、練習することが決して嫌いではないと思うのです。

はじめは決められた時間に練習することや、できるまで弾かなくちゃならないというのがいやで逃げ回る感じなのですが、そのうち”やってもできない。ついていけない”と自信喪失になると少し厄介です。お母さんもただの練習嫌いなら、「仕方ないな」程度で済ますのですが、自信を失ってやめたいと、いわれるとかなりショックですね。


◆もし、子供さんが自信喪失になってしまったら。迷わず、先生に相談しますよね。もちろんそれが一番です。でも、ご家庭でもお父さんお母さんのサポートで自信を取り戻し、子供さんみずから練習を再開することは可能です。

◆そこで、”一日一回協定のおすすめ”です。


練習の約束をする時に


「1日何回なら弾ける?」


と聞いてあげてください。


「1回なら弾ける?」


と促してもいいです。その際威圧的や強制的にならないようにしてください。あくまでそれくらいの回数や時間ならできると本人が納得することが大事です。だから”協定”なのです。



例えば一日一回でもいいと思います。子供さんに自分の出来る回数を進言してもらうのです。親から見てそれがたとえ心細い回数でも自分で宣言した回数を果たすことの方が優先する場合があると思います。



◆だまされたと思って、これを一週間続けてください。一日一回ならアニメ番組のコマーシャルの間で済むかも知れませんし、ご飯を食べる前でも、寝る前でもすぐ出来てすぐ済みます。でも、協定だから必ず約束を守らせるように促してください。

練習表を作って書き込んだりシールを貼らせたりするのも効果的です。先生にこのことをあらかじめ話しておくと一週間後には温かく声をかけてくれるかもしれません。


◆お母さんの気持ちからすると


「たった1回だけで本当に追いつけるのかしら」


と思われるでしょうが、本当に一週間続けてくだされば、ある変化がおこります。

今まで弾けなかった箇所(”曲の何小節目の左手”とか”右手が左手につられるところ”とか)があとちょっとで弾けたのに~と思う「あっ!!おしかった。」と親子で顔を見合す瞬間が来ます。


このとき


「もう一回弾いたら出来るよ!」


とは決して言わないでください。このときの台詞は


「おしかったね。今日もがんばったね。じゃあ今日の練習はこれでおしまい。」


にしてください。この変化が出てきたら、子供さん本人も”おしかったな。もういっぺんやったらできたかも”と思いかけていますから。次の日に更に


「あ~昨日よりもっとおしかったね。」


となれば、自分から2回目を弾くようになります。



◆この一日一回協定。私と私の息子自身の体験を生徒さんにお話したら、あちこちから


「うまくいったわ。」


という声をたくさんいただいてますので一度おためしください。



◆協定の回数は、親子で話し合って決めてください。練習の進度によっても違いがあるでしょうから、一日一回が適当な方も、3回、5回でもできる子供さんもいらっしゃると思います。それ以上の回数が必要なレッスンを受けていらっしゃる方にはこの協定では足りないか、適していない場合がありますのでご注意ください。他の方法を改めてご紹介します。


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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その2

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■さて、北海道常呂へ出発して4,5日経ったころにSOS発信がありました。



「もうかえる。今度の土曜日に空港まで送ってもらう。」


とべそをかいています。暑くて、臭くて仕事もつらそうです。4人中3人は帰りたい組みだそうで、一度は妻もあきらめてしなったようでしたが、もう一度親同士がメールしあってがんばろうと説得にかかったそうです。


その甲斐あって強制送還一日前でぎりぎり踏みとどまったようでした。ホームシックは予想通り。しかし予想できないこともあったのです。

■強制送還を回避して、何とか1週間経ったなあと笑っていたのですが、その後プッツリと連絡が途絶えました。他のお友達のお宅も同じだそうで、全く交信ができなくなりました。

息子がいなくなると家の雰囲気ががらりと変わります。


「静かでいいやん。」


なんてはじめは言っていたお姉ちゃんも、なんだか寂しそうです。2週間が過ぎ3週間が過ぎようとしたころ、さすがに


「本当に大丈夫か?」



と真剣に思い出しました。大体どれ位行く予定だったの?



「2、3週間くらいだと聞いたよ」と妻。


おいおい2週間と3週間は違うだろ。普通に旅行してたら滞在費もまるで違うじゃないの。もうすぐお盆なのにそれまでに帰ってくるのかな。こちらの気持ちが全然届かない遠いところにいるという実感が今頃沸いてきました。日本の果てで、すぐ隣は樺太。牧場は狂牛病などで経営的にも大変なはず。おろかな想像もちらほら。予想だにしてませんでした。

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