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ピアノ練習自ら練習する子に|一日一回協定の具体的方法その1

一日一回協定
A mother and daughter playing the piano
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Kenです。

読者様も順調に増えてまいりました。これからも、よろしくお願いいたします。

(読者が増えるという事は、それだけ家庭練習に苦しむ人が多いという事かな?喜んでいいのか悪いのか。)

ある、メルマガスタンドでは、『キッズ』のカテゴリーが出来るらしく、そこでも「やめピ」が自動発行されるそうです。親向けなんだけどな。読むかな?子供たち・・。

それでは第5号の始まりです。

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目次

  ♪退会寸前?でも復活(うちの息子の場合その2)

  ♪一日一回協定の具体的方法その1

  ♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その5

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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓〓〓〓                                          2004年7月17日(土)  

第5号           退会寸前?でも復活(うちの息子の場合その2) 

発行       ken

mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp                                

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◆私の携帯が仕事中になりました。妻からです。「説得したけど、どうしてやめたいってきかないのよ。」・・・またか。ため息が出ます。やっぱり好きじゃないのかなあ。こんな時は少し後悔したりします。  息子がピアノをやめたいと言い出したのは今が初めてではありません。4,5歳のグループレッスンの2年間で2回。小学校のグループレッスンで3回。そして今年も2回目。毎年2回は「やめたい。」と言います。                             

練習を促すと、適当にいいわけをつけて後回しにするし、といつも妻は言っていました。横に着くと「弾けない」といっては、しくしく泣くしとも。                                            

◆家に帰ると息子はべそをかいています。

「どうしてもやめたいの。」

うなづく息子。

「何でやめたいの?」

返事はありません。その後いくつか質問した結果、”みんながうまく弾くのに、自分だけ弾けないのがいやだ。”というのが本当の気持ちだそう。みんなが両手で弾くようになっているのに、自分だけ右手しか弾けないのは自尊心が傷ついていたみたい。練習してないから当たり前なのにねえ。


◆「じゃあ。弾けるようになれば、いやじゃないの?」

ここが分かれ目だったと思います。息子は少し考え込んでいます。

「簡単に弾けるようにしてやるよ。だったらどうする?」

と更に一声。

すると

「本当?」

と反応がありました。

「本当やで。毎日何回やったら弾ける?一週間だけ付き合ってあげるわ。」

そうすると

「一回でもいい?」

と交渉してきたのです。

「いいよ。一回で弾けるようになるよ。」・・・一日一回協定の誕生です。

本当に一日一回だったんです。



◆何度かこんなやり取りが続いたような記憶です。でも、実は現在息子は平成14年12月初旬から平成16年7月16日まで練習を欠かしたことがありません。(家族旅行と夏休みに4週間家にいなかった時以外) 

更に「最近ピアノがすきやねん」と妻や姉にもらしているらしいので、変れば変るものだなあと思いますし、私が言うと何ですが、指が動かなくて、決してセンスが良くない彼が毎日練習できるようになるのだから、必ず皆さんも出来るようになると変に自信がついてしまいました。                                       

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  ♪一日一回協定の具体的方法その1

  

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◆「本当に一日一回で弾けるようになるの?」とのご質問をいただいたので、具体的事例をお伝えします。


~まず、はじめに~


◆一日一回というのはあくまで“少ない回数でも弾けるようになるよ。”という例えです。子供さんが、自信を持ってこれなら弾けるという回数や時間を強制ではなく自分から申告してもらうことがポイントです。

◎小学校1年生のグループレッスンの男の子 堤さん


~私(ken)とお母さんの電話での会話~

お母さん:「毎日練習するのを嫌がるんです。」     

ken   :「いつからですか?」

お母さん:「2週間ほど前からです。」

ken   :「何か変わったことがあったのですか?」

お母さん:「小学校に上がってお友達と遊ぶことが楽しくなってきたようで、練習するより外へ出たいみたいです。私の言うことも聞かなくなってしまいました。もう、あきらめようかと思っています。」


~中略(なぜ、エレクトーンを習わせたのか。動機についてお伺いしました。それと、本当にこのままおやめになってもいいのかとお尋ねしました。答えはNOでした。)


ken   :「今の曲が弾けますか?」

お母さん:「練習していないんだから、当然弾けません。」

ken   :「じゃあ。子供さんに尋ねてくださいませんか

『目の前の曲が簡単に弾けたらやめなくてもいいの?』と。

もし、自信を失っているようだったら更に

『簡単に弾ける魔法をかけてあげるけどどうする?』

と尋ねてください。“魔法”というのは、子供さんが“簡単だ”とイメージしやすい

キーワードです。他の言葉でもかまいません。

もし首を縦に振ったら一日一回協定(第2号参照)を結んでください。

※結び方は~

『毎日何回なら弾ける?』 って聞いてください。お母さんが毎日させている回数や

時間が答えとして出てきたら、それはきっと無理をしていますから

『そんなに多くていいの?その半分でもいいよ。』と言ってあげてください。意外そう

な顔をしたのであれば、効果てき面です。

『自分で出来ると思う回数でいいんだよ。何回弾ける?』

『5回かな』

『5回も弾くの?』

『4回かな。』

『3回でもいいよ。』

『じゃあ、3回にする。』

『本当に3回弾ける?』

『うーん。うーん。2回にしようかな』

『いいよ。じゃあ2回にしようか。』

『うん。2回』

こんな風に交渉して協定を結んでくださいませんか。たとえ1回になってもかまいま

せんから。

お母さん:「わかりました。やってみます。」   

さて、どうなったでしょうか。次回に続く・・

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その5

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学校の先生に相談してみました。

「息子さんがこんなに積極的なのは始めてです。でも、一部の生徒だけのために学校は援助できないのです。」

そりゃそうですね。納得。

「でも、私個人としては応援したいです。」

ありがとうございます。さて、次は3名の大人。

監督とコーチとマネージャーの手配です。妻が恐る恐るメンバーの親御さんに電話すると

「こどもから聞いています。面白そうじゃないですか。私でよければやらせていただきますよ。」

とあれよあれよという間に3名そろってしまいました。なんとか面目保てそう。


でも、保険とかサポーターとかお金もかかるんだけど。大丈夫かしら。

全国組織(?)のドッジボール協会というのがあって、我が県にはちゃんとした支部がそれまでなかったそうです。偶然なことに、出来たばかりの我が県の支部の支部長さんがすぐご近所の方で、懇切丁寧にご指導くださいました。

「われわれ大人がやってきたドッジボールとはルールが大分違うから、せめてルールくらいは前もって勉強しておかないと、一分ともたないで負けちゃうよ。」

とルールブックならぬルールCD-ROMを貸してくださいました。保険も何とか皆さんの承諾も得て、事務手続きは軌道に乗ったのですが肝心の息子のほうは、またもや騒動を起こしているようです。
トホホ

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習HP  発行人:ken

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