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ピアノ練習の前の儀式、真剣白羽取りで集中力を高めよう

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「自分から積極的に練習して欲しい」とお考えのお父さん、お母さんへ

このメルマガは、指導者や専門家の視点からではなく親の立場から家庭練習を楽しく出来ないかと考えまとめたものです。私が先輩ママから教わった幾つもの成功ノウハウや私自身の失敗体験をお伝えします。是非お役立て下さい。

Kenです。

私のまわりではピアノも、エレクトーンも、コンクール一色です。

ピリピリとした緊張感。
一喜一憂する光景。

本当にガチンコ勝負です。努力するから価値があるけど、努力したからといって必ず報われるわけではない。ある意味空しさも伴います。

でも、皆さんがんばりましょうね。見学に行く者としては、とても良い勉強の場になります。あこがれの貯金もたくさん貯まるし、なにより私たち素人でも耳が肥えます。目が肥えます。

是非、ご覧ください。

あー、しんど。(出演者家族の声)

〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓〓〓〓   

                                   2004年7月3日(土)  

第3号                                                                         

          真剣白羽取りで集中力を高めよう    

発行       ken

mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp                                

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うちの小4の息子は、昨年、なんとか一日一回協定(現在協定回数は3回×4曲=12回を昨年は100%達成できました。

今年一年で何回「ピアノやめる。」というか心配はつきませんが、「自分から積極的に練習をして欲しい」という願いが通じるよう頑張ります。

皆さんも“おんがく大好き家族“をめざして頑張りましょうね!


今回は、練習時に子供の集中力を高め、長い時間だらだら弾いたり、回数ばかり何度も弾かせて互いにいらいらしないようにする方法をひとつご紹介します。

~練習をするとき~                                                                                              

◎すぐに弾くのではなく                                                                                       

まず、集中力を高めるために子どもと向かい合わせになり、両手を広げさせてその間で、お母さんの手を“お侍が、刀で切るように”上から下へ振り下ろします

昔よく時代劇であった”真剣白刃取りです”ご存じなければ、ご主人に聞いてください。

子供の手の位置は、本当の白羽取りの位置である頭の前ではなく胸の前で開かせる方が良いと思います。振り下ろすお母さんの手と開いている子供の手の距離が近いほど難易度が高く、遠いほど簡単だからです。

◎一回目は白刃取りができないくらいはやく。(必ずはさめないように)

そしてこう言います。

「もっと手をしっかり見てはさんでごらん。しっかり見てないと挟めないよ。」

◎2回目は少しスピードを落として(挟めるか挟めないかギリギリのスピードで)

はさめたら、

「そう!! いますごく真剣にできたね。今、すごく集中しているよ。そのまま鍵盤に向かいましょう!きっと昨日よりうまく弾けるから。」

この暗示。小さな時にしておけば、結構大きくなってからも使えますよ。

△注意!!

怖い顔してするようなことではありません。たまには交代してお母さんが真剣白刃取りをすると子供も喜びます。同じ練習するにも、集中力があると無いでは、雲泥の差になりますね。親御さん

の音楽経験にかかわらず、子供さんの練習している姿を見て、「集中しているなあ」と感じたり、「今日は気持ちがこもってないなあ」と感じたりすることがありますよね。このあたりの判断は親御さんが一番鋭いのでは無いでしょうか。

(ある意味先生より。(笑))

ただし、子供さんの集中力の高め方も子供さんの性格によっても様々だと思われるので、他にも色々な高め方があると思います。色々試してみてください。我が家では、小6になる娘と小4の息子がいて共にピアノを習っていますが幼稚園の頃からこの”真剣白刃取り”をしていました。息子はピアノを何度か弾いていて

、上手く弾けない時に顔をパンと叩いて

「お父さん。あれやって。」

と真剣白刃取りをせがんで来ることが未だにあります。段々ゲームのようになってきて、振り下ろした手を今度は反対に下から上へ振り上げたのをつかませます。振り下ろす手には集中して注意をはらっている息子もいきなり下から振り上げた手はなかなかつかめません。

「そんなのずるい!」

と不平を言いますが、もともと集中力を高めるためにしているんだと説明して

「いかなるときも集中していれば、突然違うところから来てもつかめるはずだ。」

と、もっともらしい事を言って少々いじわるをします。

振り下ろした手を息子の両方に開いた手の間を通さずに頭をポンとこづいたりして、少々笑いをとったあと

「それじゃ、本番!」と、ここから”真剣”、ここから”集中”とけじめを

つけることを覚えさせたかったのです。けじめの無い練習は、”百害あって一利なし”だと思います。(ただし、子供が生き生きと弾いている遊び弾きなどは、けじめが無いわけではありません。だらだら弾いている様に見えても、百害はありません。)

だらだら時間だけ長くて、同じ事を何度も弾かせていると親も子も精根尽き果てます。健康上よくないです。体育会系のノリではないですが、

「あと3回でできるようになるぞ。いいかぁ。」

「おーっ!。」

みたいな限定された回数で最大の効果をあげる工夫と互いの気持ちがあれば、親子関係も円滑にし、出来た時の達成感も共有できます。真剣白羽取りのバリエーションとしてスーパーボールを上のほうから手を離して、つかませたりもしました。

男の子が大好きなものなので食いつきました。失敗すると床で跳ね返る光景もインパクトがあり面白いです。ポイントは”けじめをつけた練習をするため”であり、その方法はゲーム性が高い方が楽しく出来るので効果的だということです。      

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毎年2回は、「ピアノやめたい!」という我が息子の話~ その3

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4週間目のある日。盆前。メールが来たそうです。「8月15日に常呂の祭りがある。4人ともどうしてもその祭りに行きたい。それが終わったら帰る。」と。生の声じゃないから少し不安だけど本当に久しぶりの便りに少しだけ安心しました。

16日に家族総出で(4家族とも)伊丹空港に迎えに行くことになりました。飛行機が降り立つところから見たかったのですが、飛行機って10分くらい時間前に着くこともあるんですね。到着ゲートに着いたときはすでに着陸したあとだったようです。


到着ゲートからスチュワーデスに連れられて4人の勇者が帰ってきました。

あれ?

体が締まっている。なんだかかっこよかったです。なぜスリムになったか。それは大嫌いな野菜ばかり食べていたからです。4週間でお肉を食べたのが2回だけですって。最初は野菜を残していたそうですが、食べないとおなかが減りますものね。


これだけでも我が家では出来なかったことかもしれません。感謝です。仕事のほうですが、小学生程度で役に立つものかと思っていましたが、聞くところによると4週間一日も休みなく毎日9時間労働だったそうです。

(まあ、少し大げさになっているでしょうが)

うーん。甘えがきかない状況でがんばった自信が表情を引き締めたのでしょうか。ちょっとかっこいいと思いました。

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