kenです。
4月に風力発電と太陽光発電でエレクトーンミニコンサートを行いました。
ただ、純粋に
「子どもたちに芝生の、ど真ん中で、のびのびと弾かせてあげたかった。」
からなのですが、エコエネルギーや環境問題って、とても世間の関心が高いようで、ミニコンサートの写真やコメントが、読売新聞(しかも全国版)に載ってしまいました。
名前や年齢が載ってしまって少々はずかしい第77号のはじまりです。
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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第77号:上手に弾けると好きになる?
♪気づきのチャンス その2 「アドバイスレッスン」
♪毎年2回は、やめたいという我が息子の話~ その61
「青帯」
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2005年12月3日(土)
♪第77号:上手に弾けると好きになる?
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
◆ S先生は、テキスト曲「あかいくつ」がみんな弾けて、クラスコンサートが終わった時に子どもたちに言いました。
「じゃあ、今日で『あかいくつ(曲名)』は終わりにするね。」
すると皆が
「えーーーっ。」
先生はすかさず。「ハハハッ。みんな上手に弾けるようになったら楽しいもんね。でも、シール貼るよ。」(曲が合格したらシールをくれるんです。)みんな渋々。中にはため息をついている子も。
皆さんは、そんな事はありませんか?
◆ 新曲が出てくるたびに、「はぁ、またか。」というお母さんのため息が聞こえてきそうです。
「せっかくがんばって、やっと弾けるようになったのに。」という子どもさんの声が聞こえてきそうです。
そうです。皆さんは、がんばったから弾けるようになったのですね。
◆ 音楽教室の場合、新曲に入ったら、CD聞いて、歌って。ドレミで歌って。右手を弾いて。左手弾いて。両手であわして。
また、一からですよね。でも、そんな新曲の練習の合間に、これまで習ってきた曲を弾いたりしませんか?
あるいは、「前の曲ばっかり練習して、新しい曲は全然練習しないんです。」という事もあるかもしれませんね。
曲の好き嫌いは、弾けるか弾けないかによっても左右されるようです。
弾ける曲は、ドンドン弾くので、お母さんから見ると
「この子は、この曲が好きなんですよ。いつも弾いてますので」
となりますし、弾くのが難しい曲なら、
「どうも、嫌いな曲みたいです。」となりますね。
◆ 楽しいから弾くのか。弾けるから楽しいのか。どちらもあると思いますが、私の経験と、お母様方の話から多いと感じるのは、
「弾けるから楽しい。」ですね。
やっぱり、弾けるから楽しい。弾けないから楽しくない。年齢が小さいほど、この傾向は大きいようです。
多少難しくても、練習すれば弾けるようになると自覚できる歳になれば、
「弾けないから楽しくない。」とは
なりませんが、だからこそ小さいうちは、練習に付き合ってあげて、弾けた時の
喜びを共感してあげたいものですね。
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♪ 気づきのチャンス その2 「アドバイスレッスン」
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●先生向け…………ピアノやエレクトーンの先生方へ
前回、演奏研究会について、ある先生との話を書きました。
今日は、その続きです。
その先生は続けました。
「先生の指導法の勉強の場って、ありそうでなかなか無いんですよね。
個人宅で教えてらっしゃる先生は、全部自分で探さなきゃなんないし・・。」
音楽教室で、楽器店などに所属されている先生方も、機会はあるのでしょうが
なかなかピッタリくるセミナーや講習が見つからないと伺います。
(私(ken)も聞いたことがあります。)
「以前、公開レッスンに参加したんだけど、参加している生徒さんが上手で、・・上手すぎてあまり参考にならなかったのよね。」
「人の生徒さんだと、どうも、実感がわかないというのもあるけど、それよりもあの生徒だからできるんだ。とか、あの先生だからできるんだって自分で言い訳を考えちゃうことがあったのよね。
今から思ったらとても恥ずかしいことだけど、経験が少ない先生たちの中には、私と同じように感じている人もいるんじゃないかな。」
先生、そんな時にはどうされるとよいと思われますか?
「私の場合は、偶然チャンスがめぐってきた演奏研究会だったけど、単発の特別レッスン「アドバイスレッスン」なんかがあるといいんじゃないかしら。
プレーヤーの指導法や音作りが盗めることもあるけど、先生と生徒って、長くレッスンをしていると距離が近くなりすぎてかえって見えなくなったり、気づかなかったりすることって誰しもあるのよね。
だから、自分のレッスンが煮詰まって、この子はこれが精一杯って思ったときにプレーヤーさんのレッスンで音色が変わったりするのを目の当たりにすると言い訳できないじゃない。(笑)」
なるほど。
普段のご自分のレッスンとは別に、生徒さんに特別レッスンを受けていただいて先生は第三者の立場でレッスンを見るということですね。
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♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その61
「青帯」
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
先日、帰宅したら、息子が寄ってきました。
「お父さん。もらったでぇ。」
「何を?」
「青帯。」
そうか。そういえば3月に合気道の昇級試験を受けたんだった。
4級は青帯だそうです。
ピアノやエレクトーンは4級って言えばすごい級なんだけどな。
合気道を始めて3年あまり。ピアノと違ってただ通うだけのお稽古ですが、息子なりにがんばった結果だと思い大いに褒めました。
まっさらの帯を締めたりほどいたりしている息子を見ながら思いました。
「・・・・・こんな風に楽しそうにピアノの話をしたことは無いなぁ。(笑)」
さて、ピアノのほうですが、
まだやってます。・・・ブルグミュラー。
でも、短い時間ながら毎日の練習はかかさずやっているようです。
私が、夜に練習を始めようとしたら、必ず譜面台に本が出しっぱなしになっていますから。(笑
いつの間にか、曲も新曲になっていて、楽譜にチェックがいっぱいついています。(先生。前の曲おまけしてくれたんですね。笑)
ブルグミュラーも後半になると、シャープフラットや臨時記号もたくさん出てきますが、それでも何とか自分で楽譜を読んで弾けるようになってきてました。
「継続は力なり!」
息子を見ていると、本当にそう思います。(好きとか嫌いとか関係ないな。笑)
でも、いつか息子と連弾やアンサンブルができたらいいなと思います。
あっ。そうだ。
話が変わりますが、私、エレクトーンステージアンサンブル部門に出演することになりました。ピアノのB先生から半強制的に(笑)申し込み袋をいただきました。
曲は、マツケンサンバです。パートはパーカッション。(できるのか?)
いつか、家族でも出演したいものです。
妻に言ったら、「私は遠慮しとくわ。」とあっさり断られてしまいましたが・・・。(笑)
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~今後の配信予定
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第78号:音楽好きにするための環境って?
第79号:卓球少女 愛ちゃんのお母さん
第80号:子供と勝負、はっけよい!
第81号:朝一番のアイディア
第82号:才能・センス・あるとかないとか・・。
第83号:後ろから近づく車にビックリしたことはありますか?
第84号:感情のメーター(針)
第85号:ピアノ記念日
第86号:先生にも負けないお母さんの眼力
第87号:様々な音楽・色々な楽器
第88号:エネルギーがたくさん集まるところ
第89号:ストレス発散と音楽
第90号:幼稚園の送り迎えと鼻歌
順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。
~編集後記
もちろん、有名になりたいなぁ・・・なんて色気が無いわけではありません。でも、このコンサートを通じて様々業界の方たちとお出会いしていくにつれて
「スケールもレベルもみんな違う・・・・。」
ほんと、器がでかいです。環境に取り組む方たちは・・・。
「○○県では、もっと進んでますよ!!風力発電用の予算がしっかりあててあるんです。」
「京都議定書のCO2削減の割り当てについて異議があるんです!!」
バンバン熱い会話がなされています。私の頭の上のほうで。。。(笑
「いやぁ。コンサートがしたいだけなんですよ。ちょこっと・・・。」
だんだん言えなくなってきました。(笑
気軽じゃなくなってきたなぁ・・。
いったいどうなってしまうんだろうか。
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