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ピアノ発表会|小さな子供が大きく見えるときって

その他
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kenです。

グレードテストっていうのがあるんです。
そろばんでいうところの“級”とか“段”みたいなものでしょうか。

テスト内容は
・ 先生の弾く音や和音を聞いて、真似て弾く   (聴音)
・ 初めての楽譜を見て、さっと弾く          (初見)
・ 先生が弾くメロディーに、和音の伴奏を付ける (伴奏付け)
・ 自由曲や課題曲を弾く               (自由曲演奏)


私、昨年からピアノを習っていまして、3月27日に、ピアノグレード9級を受験するんです。(えぇ!!)いよいよ、秒読みに入りました。はたしてどうなるのでしょうか。

・・・って、9級がどれ位か、わかりにくいですよね。

良くわからないまま第39号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第39号:ピアノ発表会|小さな子供が大きく見えるときって
♪新聞に載った「やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習」
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~
 その36 「パソ禁」
♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その11 「バーン!!」
♪ken推薦!メルマガ紹介『「親力で決まる子供の将来 」』
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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2005年3月12日(土)  
  第39号:小さな子供が大きく見えるときって

発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆発表会を見に行くと、感じることがあります。大きなホールに大きなグランドピアノ。ステージもとても広いです。

そこに小学校3年生くらいの男の子でしょうか。ステージに出てきました。しっかりとお辞儀をして、背もたれ椅子の高さを自分で調節して、椅子に座ります。

座る位置は、前過ぎず後ろ過ぎず、丁度のところを“さっと”決めました。椅子に座ることひとつにしても勉強していることが伺えます。

演奏前に一度ペダルを踏み込んでペダルの硬さを確認した後、深呼吸して、次に体を少し揺らしてこれから演奏する曲のリズムをとっているようです。

持ってきたハンカチで指を拭いて、ピアノの端に置いたあと深く息を吸って鍵盤に手を置きました。

◆ 演奏が始まってすぐに間違いだと思いました。

「どこを見ていたんだろう。どうみても小学校5年生くらいの体つきじゃないか。曲もとても難しい感じだし。」と。

本当にすばらしい演奏でした。大きな拍手が沸き起こりました。もう一度お名前を確認しようとプログラムを見たら、なんとやっぱり小学校3年生じゃありませんか。

自信を持って演奏したからか、純粋に上手だからか、わかりませんが演奏しているこどもは、一回り大きく見えます。

◆ どんな風に練習してるんだろう。いったい毎日何時間弾いているんだろう。そんな私の疑問をよそに、演奏が終わったその子どもさんはさっさとロビーに出てゲームボーイをやっていました。ポケモンです。

ピアノから降りると、なんだ!どこにでもいるこどもじゃないか!と思いました。まだ、みんなの演奏も残っているのに。興味がないのかな。

実はこの子供さんのお兄ちゃんがそのあと演奏していたのですが、この子はその間もポケモンをしていました。なんとも、???です。

◆ピアノでも、エレクトーンでもステージで演奏しているこどもは大きく見えます。いつも思います。大人っぽく見えます。立派に見えます。実際立派だと思います。

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♪新聞に載った「やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて


先月、某新聞社の記者さんが、「やめP」のメルマガを取材したいと申し出くださいました。
生まれて初めての新聞取材。どきどきワクワク。写真まで載りました。



その記事を掲載します。


私の「やめP」にかける気持ちを、是非お読みください。(ちょっと真面目?)


~以下本文

「毎日口やかましく言わないと練習しない。自分からピアノに向かってくれたらどんなにか楽なのに」-。子供に楽器を習わせている親の多くが同じ悩みを抱えている。


つまづく度に「やめたい」と叫ぶ子供に前を向かせ、自分から楽しんでけいこに取り組むように導くにはどうしたらいいのか。約15年間、市内の音楽教室で相談業務に携わり、およそ3000組の親子の悩みに向き合う中で得たノウハウと実戦例を、週一回メールマガジンで配信している。


18歳で楽器店就職。店が運営する音楽教室で会員親子にアドバイスをするうち、やめてしまうこの多くが毎日の家庭練習を苦にしている事を知った。練習を強要される日々に嫌気がさし、音楽嫌いになっていく子供と、「無理やり練習させた自分が悪いのか」と落ち込む母親。こうした悪循環を断ち、心から音楽を楽しむ家庭を増やしたいと思ったのが創刊のきっかけだ。


一日の練習回数を子供に自己申告させ、それ以上は強要しない「一日一回協定」。身近な人が上手に演奏する姿を見せて「努力すれば弾けるようになるかも」と目標を持たせる「あこがれの貯金」など、練習を習慣付けるヒントを掲載。レッスン好きの家庭や自分の長男とのやり取りからつかんだアイデアは反響が大きく、読者は最初の140人から960人に増えた。


「なぜ練習が嫌なのか。何回だったら毎日弾けるのか。対等の立場で子供と話をして欲しい。何をクリアすれば続けられるかを一緒に考える姿勢が『やめたい』を減らす第一歩では」


以上本文でした。


さすが、新聞記者さんです。


毎週、だらだらと、半ば垂れ流し気味な私のメルマガコンセプトを、見事にまとめてくださいました。有難うございます。


さて、注目すべきは、「18歳で楽器店に就職」ですかね。(笑)できれば、あの頃に戻って、最初から一生懸命やりたいなあ。だって、何をするもの中途半端だったもん。


と、言う気持ちにならない様に、今からでもがんばるべきですね。さあ、わが子たちよ。今日もピアノだ!!

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その36
「パソ禁」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

「パソ禁」なんじゃそりゃ?


パソコン禁止令のことです。(笑)

最近は、小学校でもパソコンを使う授業があるらしく、これからの時代パソコンのひとつも触れないと、世の中から取り残されるよ。なんて言われて、遂に、我が家にも、家族のノートパソコンが来る事になったんです。メカ嫌いの妻も遂に折れました。


早速「ホームページが作りたい。」と言い出した子供たち。最初は、手取り足取り一緒に作っていたのですが、そのうち自分で、掲示板やチャットを付けて、リンクも貼って、どんどんページを進化させていきました。いつの間にやら、「やめP」のアクセス数を軽く抜き去り、独走状態。(ちょっと悔しい。)しかし、驚いた事に、そんなページはまだまだ序の口だそうで、10万アクセスの
小学生達も沢山いるそうです。


一日一時間と、制限を設けていたのですが、目を盗んで、ちょこちょこと時間を超過していくようになり、ピアノの練習もおろそかになってきたので、「パソ禁」が発令されたのでした。


度合いにより、3日~1週間位なのですが、それでも、時間超過は留まらずあまりに目に余るので、ついに、無期懲役を食らいました。さすがの子供たちもこたえたようです。


「メールだけでも、チェックさせて!」

「更新できなくなった事を、友達に伝えさせて!」

と嘆願しましたが、一切聞き入れませんでした。


私、こう見えても厳しいんです。(本当かな?)
開かれなくなった、パソコン。更新されなくなったホームページ。


そして、アクセス数も再び逆転しました。(フフフッ。(笑))


メールに、ホームページ。ちょっと麻薬のような側面もありますよね。子供にとっては、自制することが難しいものかも知れません。それが出来るようになるまでは、アクセス制御とか、時間制御ソフトもやむを得ないかなぁ。


娘が「必ず、ルールを守るから、パソ禁を解除して!!」と言って来ました。約一ヵ月半過ぎてました。今回は大目に見てあげることにします。 解禁です。あぁ、アクセス数が抜かれるのも、時間の問題か・・・。三日天下だったなぁ。(笑)

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♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その11 「バーン」
  
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

黙っていたつもりは無いのですが、私kenは、ピアノの調律もしています。
音感を生かした仕事を見つけたつもりだったのですが、実はピアノ調律に
絶対音感は必要ありません。その原理は・・。
そんな話はあまり面白くないので、このコーナーでは、私が体験した、ちょこっと
だけ面白い出来事を載せますね。


「バーン!!」


調律中に、弦が切れました。あまりの音にお客さんが飛んできて

「はぁ。」とため息。

すんごい音がするんですよ。ピアノ線が切れた時って!80kg~90kgくらいの張力で、張ってるんです。一本が。(ちなみに全体だと20tですって。トンが20個ってどんな張力ですかね。)


またもや!不良調律師kenのクレーム劇場か!!


「やっぱり切れちゃいましたか。」

「はい。やっぱり切れちゃいました。」

怒ってない?大丈夫のようです。


調律を始める前に、ピアノの診断を行って、ピアノの状態に付いての説明をしてからするようにしているんです。

「調律の期間が空いていて、半音くらい下がっていますね。時間がかかりますよ。」とか

「湿気の影響を受けていますので、音が、こもりがちですね。ちょっと調整しておきますね。」とか


修理が必要な場合は

「この修理だと、おいくら位かかります。」とか

「数年に分けて修理調整しましょうか?」とか。


弦が切れた今回のお客様の場合は


「弦がかなり錆びていますね。交換する方がいいと思いますが。」

「今日はやめておくわ。調律だけでお願いします。」

「わかりました。ただ、調律中に錆びた弦が断線する恐れがあるので、その場合は、その部分の交換はご了承くださいね。」

「わかりました。」

やっぱり、必要ですね。ピアノ診断と状態の伝達。


若かりし頃・・。

やっちゃんたんです。説明せずに、弦の錆びているピアノの調律をして「バーン!!」
お客様、怒ってらっしゃいました。

「直しに来て壊すなんて!」

調律師はピアノのお医者さんですものね。問診をしっかりして、病状の説明をしてくれない、見るからにえらそうなお医者様って嫌ですものね。だから、調律師もしっかり説明をするべきだと思います。

身をもって知りました。やっぱり不良調律師ネタになってしまった。

懺悔。

次回に続く



** ken推薦!メルマガ紹介***

「思い通りにはならないけど、言った通りには、なると思います。」

以前、メルマガ、こんなことを書きました。


~以下本文

手先の器用な子供さんのお母さんが、どうして手先が器用なんでしょう
かとの質問に

「昔からこの子は手先だけは器用なのよね。」とお答えになる。

どうして上手にピアノを弾けるようになられたのですかと尋ねたら

「昔からこの子は音楽が好きだったのよね。」

と答えるお母さんがいらっしゃる。


◆私は仕事柄、上手にいく方法があるなら、そのノウハウを教えてもらい他の皆さんにもお伝えしたいとずっと以前から考えていましたから、もう少し具体的な答えを欲しているのですが、大概

「さぁ。昔からそうだったのよねぇ。」とか

「気が付いたらそうだったの。好きなんじゃないかな。」

等と返ってきてしまいます。まあ、質問の仕方にも問題はあるでしょうが。


◆最近気づいたことは、なぜ、上達したかはわからないけど、上達したことを認めながら、子供さんが聞いているところで

「昔から音楽が好きだったのよね。」と話してらっしゃるようなんです。


お友達のお母さんに

「手先だけは昔から器用なのよ。」

等とお子さんの前で話されるようなシチュエーションです。


◆お子さんはそれを聞いていて、声に出さなくても

「そうか。私は手先が器用なんだな。」と感じます。

するとそれからも手先の器用さを発揮する場所を好んで探し、何度も確かめようとしていくようです。上手くいく回数が多ければ”得意”になるようです。


◆鶏が先か卵が先かわかりませんが、全く逆のケースがあります。

「この子は音感がないのよ。音痴なのは誰に似たのかしら。」

「リズム感がなくて。全然みんなと合わせられないのよ。」

このセリフを子供さんの前で言い続けたら。そうですね。おそらく言った通りになっていくことでしょう。


◆ 思い通りにはならないけど、言った通りにはなる。とすればどんな言葉をどんな風に話してあげるかはとても重要な気がします。


~以上本文

実は、最近このことについてもっと科学的に書かれている話をあるメルマガで見つけました。ピグマリオン効果と言うそうです。他にも、子育てに、家庭練習にプラスな情報がいっぱい!こちらです!
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まぐまぐメルマガ大賞の「学校・教育」部門の最高賞を受賞!!
まぐまぐHPに「親力診断テスト」連載中
http://jr.mag2.com/oyaryoku/index.htm

教育界で最高峰のメルマガ!!・・・読者数はナント16000人!!

教師歴22年の現役が、子育てや家庭教育の方法を具体的に提案します。      

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~今後の配信予定
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第65号:ドンドン先にやってしまう宿題
第66号:ピアノ発表会見にいけますか?
第67号:想い出の詰まった大事なもの
第68号:練習する音楽・使う音楽
第69号:まねっこ・替え歌大好き
第70号:こどものうそとサンタクロース

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。

~編集後記

私が受けるピアノグレード9級(ヤマハ音楽能力検定制度:Bコース)とは・・

「音楽を指導する人や学ぶ人が自分の力を確かめながら、総合的な音楽力を身につけ、そして音楽を自ら創り表現して楽しむことができるようになることを狙いとしています。」(グレードハンドブックより抜粋)

学習者のためのグレードは、音楽の学習にステップをつくり、ひとつひとつ段階を上るように勉強の目的をハッキリさせ、より高いグレードを目指してゆくことが出来ます。

グレードを受けることで、人との比較ではなく、自分自身を確認でき努力ポイントや目標を知ることが出来ます。

私にとっての目標は、ズバリ「楽譜が読めるようになること。」です。

初見は、8小節程度のピアノ曲の初見演奏で、
ハ、ト、ヘ長調 ニ、イ短調です。

読めないんです。楽譜・・・。
おんぷカードも使って、勉強しています。(笑

でも、毎日練習することで、子供たちの大変さも実感できますし少しづつでも上達を実感できて、やっぱり嬉しいです。私も「ピアノが好き!!」だったんです。

エックスデーは、3月27日。
がんばります!!

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~今後の配信予定
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第40号:CDラジカセの置き場所は、とても大事
第41号:集中してCDを聞こう(ドライブ編)
第42号:幼稚園の音楽祭   
第43号:音楽に他の学科は必要か      
第44号:七夕の短冊になんて書きますか? 
第45号:グループレッスンと個人レッスン
第46号:音楽というお稽古ごと
第47号:音楽は世界共通の言葉
第48号:好き≠(ノットイコール)習慣付け
第49号:夏休みは、正念場です。
第50号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その4)
第51号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その5)

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信すること
が可能です。

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