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ピアノレッスン|音当てゲームで音感を身につけよう

絶対音感
Asian little girl smile and lay on grass with music note background
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Asian little girl smile and lay on grass with music note background

Kenです。
おかげさまで「やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ」は第20号を発行することが出来ました。読者の皆様、ご愛読本当にありがとうございます。

思えば、何をやっても三日坊主だった私が、5ヶ月近くメルマガを作り、送り続けられたのだから自分で自分をほめてやりたいです。(当たり前だと怒らないでね。)

一番うれしかったのは、沢山の共感メールでした。お互い見ず知らずでも、メール一通でとても幸せな気分になる。(ひょっとしてバーチャルだったらどうしよう。)これぞ、メルマガ発行の醍醐味か!と飛び上がって喜びました。いただいたメールにはすべて返事を出したつもりですが、まちがって届かなかった方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

さて、メルマガの中身のほうですが、

○「練習しなさい。」と言わなくても自分からすすんでする子供さんになる為に親が出来ることは何か!

また、
○今現在「もうやめたい。弾きたくない。」と泣いている子供さんをどうやって続けさすか。

しいては、
○「なんで私一人で悩まなくちゃならないのよ!」というお母さんの悲痛な気持ちを和らげたい。

という動機で始めましたが、

●ひとりひとり悩みは微妙に違う。
●立場も違う。(読者に先生が多いことにも、驚きました。)
ということに気づきました。

そこで
┌――――――――――――――――――――――――――――――
|■誰に適している内容か分かるよう「ガイド」をつけました
└――――――――――――――――――――――――――――――
 もちろん、区別するためのものではありません。全部読んでくださるといちばん嬉しいです(^-^)

 ガイドの名称とその説明は以下のとおりです。
   
 ●ひよこ向け…………レッスン初心者・経験の少ない親御さんへ
 ●にわとり向け………レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さんへ
 ●指導者向け・・・・・・・・指導者の方へ
●ALL向け…………読者の皆さんすべてへ

と、いう風にしてみました。 なかなかこれが好評だったので、今も続けていますが、

● メルマガの中身に一貫性が無く、だらだらと続いている内容が多い
● 時系列に並んでいない。途中から読んでもよく解らない。
● バックナンバーにタイトルが無いので何が書いてあるか全部見ないと判らない。

という、ご指摘もいただきました。

そこで、これを解決すべく
●ホームページのコンテンツを変えていくようにします。(ちょっとずつね)
 
具体的には
◆今までのメルマガの内容を整理してホームページに載せるようにします。
(新しいコンテンツとしてまとめる予定です。)
◆バックナンバーは、ピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習ホームページに載せます。
◆メルマガはこれまで通りの形で発行を続けます。


ピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習のホームページみなさん是非見にきてくださいね。           Ken
それでは第20号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第20号   「音当てゲームで音感を身につけよう」   
♪あこがれの貯金~ その8   コンクールに出演しよう!その4
                      「ともちゃん発奮!」
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その18 「せっかく弾いたのに!」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2004年10月30日(土)  

第20号    音当てゲームで音感を身につけよう          
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ひよこ向け…………レッスン初心者・経験の少ない親御さんへ

◆ 絶対音感という言葉があります。パーフェクトピッチとも言うそうです。いろんな定義があるようですが、ここでは、

●鍵盤を見ないで鳴らした音の音階が判ること。
●正しい音程で発声できること。(例:A(ラ)の音で声を出してくださいと言われたらその音程で声が出せること。少々の誤差は構わない。半音以内ならOK)

ということにしますね。

絶対音感が付いていると便利なことがあります。

鍵盤楽器(ピアノやエレクトーン等)以外の楽器でも演奏しやすい。最初の音の出し方さえ解れば、見よう見まねで出来たりする。小学校の鍵盤ハーモニカやリコーダーなども、あまり苦労しない。得意な子が多い。もちろん、聴音テストは得意。

中高生でバンドに誘われたりする。男の子ならギターが流行ることが多く、そんな時、覚えも早く、仲間から楽器のチューニングを頼まれたりするので重宝される。カラオケに行くと自分のKeyがイントロ中にすぐに決められる。人が歌っているときにハモれる。(多少迷惑がられるが・・。)等など・・。

あるに越したことはないという人から、絶対に身につけたいという方まで様々ではありますが大きくなってから習得するより、幼少期の方がはるかに身につきやすいといわれています。

さて、絶対音感養成のために様々な研究がなされていますが、簡単に出来る小ネタをひとつ。それは「音当てゲームです。」

方法は簡単。鍵盤の前に子供を呼んで、鍵盤に背を向けて手のひらで目隠しさせます。

「さあ、何の音かな? レベル1の問題、いくわよ。」と宣言して真ん中のドの音をひとつだけ「ドー。」と鳴らしてください。

第一問は必ずドから始めます。わかっていようがいまいが、第一回答で「ド」と答える子供が多いからです。始めは当てさせてあげるのです。このゲームに食いつかせる為に・・。

ですから、当然第2問は「レ」。そして第3問は「ミ」です。3問とも正解したら(ド・レ・ミと順番に出すと全問正解しやすい。)

「全問正解おめでとう!次はレベル2ですが、挑戦しますか? どうします?」とみのもんたのクイズ番組のように手マイク(ゲンコツを握って子供の口元に近づける)で尋ねてみます。
「ハイ!」とくればしめたもの。

レベル2は「ド・ミ・レ」
レベル3は「レ・ミ・ド」と、変化をつけてみます。

コツは

1、全問正解、または8割以上ほど正解させてあげること。あと少しで100点!と思わせれば「もう一回させて!」と、せがみます。

2、面白がっているうちにやめること。
「えーっ。もう終わり?じゃあ 明日またやってくれる?」と言ってくれればgoodです。

3、「交代して!」とせがまれたら、出題者役を替わってあげること
そして、バンバンはずしてあげてください。間違っても全問正解しないこと。こどものテンションが一気に下がりますから。

4、いきなり、たくさんの音をしないこと。
「ド・レ・ミ」・「ド・ミ・レ」・「レ・ド・ミ」・「レ・ミ・ド」・「ミ・ド・レ」・「ミ・レ・ド」などを大体当てられるようになってから「ド・レ・ミ・ファ・ソ」と音数を増やすと良いと思います。

5、 出来るようになったことを自慢させてあげましょう。
例えば、ご家族が揃ったときに、
「お父さん。ちょっと見て見て! ○○ちゃん、音当てが得意なのよ!」という風にさりげなく(オーバーにでもいいと思いますが)紹介しましょう。成功したら皆で「ヘぇ~」とオーバーに驚いてください。

理想は、
「我が家では、○○ちゃんといえば音感。音感といえば○○ちゃんね!」となればBestです。


◆絶対音感について、ご体験がありましたら、教えてください。
  ○絶対音感が身に付いたキッカケ
  ○あって良かった事、悪かったこと
  ○身につける方法・小ネタなど
      
   【このメールマガジンに返信する】だけで、私に届きます。
   「返信ボタン」を押してみてください。
     
   宛先に < kens-pro@mx.biwa.ne.jp > というアドレスが入りましたよね。
   それが私のアドレスです。
   読者のみなさまからの感想メールは、とてもうれしいです。励みになります。

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   お待ちしています☆        

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  ♪あこがれの貯金~ その8  コンクールに出演しよう!その4
                             「ともちゃん発奮!!」

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●にわとり向け………レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さん向け

子供さんが積極的にピアノやエレクトーンに向かって練習するためには、それなりの動機が必要だと考えます。
私は“あこがれの貯金”が貯まっていればつらい練習にも立ち向かえるのではないかと思うのです。だだし、何にあこがれるかは、人それぞれですし、大人と子供で違っていても当たり前です。

~今回もコンクールに出演した、ともちゃんのお話。~

ともちゃんは、小学校4年生(現在5年生)のピアノ個人レッスンで習っている生徒さんです。

ヤマハヤングピアニストコンサートに出演することになったともちゃん。
曲は「人形の夢と目覚め」です。ともちゃんにとっては初めての大曲で、それは自分で楽譜を読んで弾くという課題取り組むことでもありました。

また、家庭でいままで横にピッタリついて練習を見てきたお母さんは、

◆最初からCD等 音源を聞かせない。
◆横から口を出さない。

ということに気をつけながら、見守ってあげることにしました。(先生に言われたからですが・・)
でも、お母さんにとっては、これがとてもつらかったようです。

先生は、ともちゃんを別のコンクールを見学しに行こうと誘い出してくれました。
先生と、ともちゃんと二人でだけで。

「うちの子をまかせっきりにしていいんですか?最後まで静かに見ていられるでしょうか。」心配そうなお母さん。

「心配要りませんよ。そんなに長くはありませんし、夕方には戻りますから。」
先生は、どうやらともちゃんだけを誘いたかったようです。

そのコンクールは、近くの小ホールで行われた小学生中心のものでした。
曲は、ソナチネやブルグミューラー等 ピアノレッスンでは皆がよく知っているものばかりでした。
中には、ともちゃんより小さな子もいましたが、みんなきれいなドレスを着て演奏する姿に、ちょっと憧れを感じたようです。

そのコンクールは、演奏が終わるたびに、審査員の先生が直に講評を話してくださるというものでした。
「あなたはね。その曲のメロディーで一番どこが好きでしたか? そのメロディーはお馬さんに乗った女の人が、小高い丘から気持ちよく降りてくる感じで弾けるといいですね。
先生にちょっと椅子の高さを見てもらって弾きやすい姿勢でするともっと音が軽くなりますよ。」

ブルグミュラーの「乗馬」(以前は貴婦人の乗馬と言ったそうです。)を弾かれたときの講評でした。
ともちゃんは、自分が「乗馬」を聞いたときに感じた何かと、審査員の先生がおっしゃった講評とが不思議に溶け合ったそうです。一致したというか、要するに講評に納得がいったみたいです。

先生によりますと
それは、コンクール後に、ふたりで喫茶店のバナナジュースを飲んでいるときの会話に出てきたそうです。

ともちゃん:「私もね、あの子の演奏を聴いたとき、なんだか遅い感じがしたの。」

先生:   「テンポが?」

ともちゃん:「ううん。そうじゃなくって・・。」

先生:   「重たそうなお馬さんに感じたってこと?」

ともちゃん:「そうそう。そんな感じ。だから、先生が(審査員の)丘から気持ちよく降りてくる感じって言った感じのほうが私もいいって思ったの。」
先生:   「なるほどね。ただ、スピードが早い遅いじゃなくって、軽い感じに聞こえるように弾くってことね。」

ともちゃん:「うん。そう。私の曲も途中で早くなるでしょう。ちゃんと弾けるかな。」

先生:   「ともちゃんなら弾けるよ。人形の夢と目覚めの感じが出せるよ。楽譜にも書いてあるし。」

ともちゃん:「えっ?楽譜に書いてあるの?感じが上手く出せるように。」

先生:   「そうだよ。曲を作った人が、その感じが出るように残してくれたんだよ。それが楽譜だよ。」

ともちゃん:「ふーん。」

先生:   「音楽って、世界共通の言葉でしょ? 昔から世界中で読み書きされているの。ともちゃんも読み書き出来るようになると良いね。

ともちゃん:「うん。帰ったら、楽譜読んでみるね。」

今まで、まったく楽譜を読まなかったわけではなかったのですが、これをキッカケに、楽譜に興味を持ってくれたようです。  

さて、お母さんの悩みは解消したでしょうか。   続きは次回に。

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その18
「せっかく弾いたのに!」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

■ 発表会が終わった後も一日協定は続いている様子です。今日は久しぶりに練習している時間に帰宅できました。ベートーベンは終わって、新曲に取り掛かかっているようです。

大変です。新曲は。譜読みに時間が、かかるかかる。

でも、段々練習の仕方がわかってきたようで、ちゃんと音符を押さえながらドレミで歌いながら右手だけをまず弾いています。

その調子。・・・とよく見たら、先生と弾く連弾の楽譜でした。ピアノレッスンという本を使っているのですが、この本は、一人で弾くソロの曲の中に少しだけ先生といっしょに連弾できる曲が混じっているのです。
そして、楽譜を開いた左側に先生のパートが、右側に生徒のパートが書いています。息子はいつものように左側から練習を始めたのです。ということは・・

「おい。お前の弾いてるの、先生のパートやぞ」

「えっ?ほんまや。ショック~。俺月曜日から4日も練習したでぇ。」

練習表にはしっかりと4日分”○”がついてました。息子には悪いけど、みんな大笑い。
練習後のお風呂では、シャンプーで髪を立たせて

「♪伝説のおとこ~。伝説のおとこ~。」とベースを弾くまねをしながら

「”はにわ”のまね!」とか言うので「はなわやろ!」と突っ込まれたり。

なにやらちょっとおバカな一日でした。まぁいいか。その調子でがんばれ!
   

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~今後の配信予定
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第21号:ホームコンサートは退会阻止の必殺技!
第22号:私もうやめる!「お母さんが泣いた日」         
第23号:CD聞く子がうまくなる!                         
第24号:楽譜を読めるようになりました1                     
第25号:楽譜を読めるようになりました2                     
第26号:椅子の高さと位置で音色が変わる1             
第27号:椅子の高さと位置で音色が変わる2              
第28号:椅子の高さと位置で音色が変わる3                 
第29号:CD聞く子が上手くなる!2                     
第30号:CD聞く子が上手くなる!3                        
第31号:遊び弾きはやめさせるべきか                     
第32号:ゆっくり弾ければピアニスト                      
第33号:本読みで表情豊かな演奏が出来ます。  

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信すること
が可能です。

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ご意見・ご感想・ご質問はこちらへどうぞ。
   kens-pro@mx.biwa.ne.jp
やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習HP  発行人:ken

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