kenです。
「ぶたが逃げた」って童謡知ってます?
35年ほど前に、私と姉に“絶対音感”を授けてくれた曲です。
忘れられないけど、もう、その音源は失ってしまって二度と聞くことが出来ないと思っていた曲です。
それが、手に入ると知りました。
「ドレミファCDブック」ってCDの中に入っていること見つけたときはそれはもう、飛び跳ねて喜びました。(インターネットで見つけたのです。便利な世の中です。)
今日、帰宅したら届いてました。
ワクワクしながら、封を開けて、まず絵本をペラペラめくって・・・。
おっと、楽譜まで付いています。すごいなぁ。
「ぶたが逃げた」も楽譜がありました。(メロディー譜です。)
読めます。メロディーが。レッスンの成果が出ています。
うれしいです。
・・・・ところが、
一体何が起こったのか!!
それでは、第60号のはじまりです。
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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第60号:絶対音感は万能か その4
♪楽譜にチャレンジ!!kenのレッスン奮闘記
その13「編曲許諾権を取ろう その1」
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その52
「神戸の夜景」
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2005年8月6日(土)
♪第60号:絶対音感は万能か その4
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
◆ 今から20年程前、私は、音感を生かしてピアノの調律師になろうと思いました。
耳がよければピアノの音を合わすにも有利だと思ったのでしょう。
でも、500分の1ヘルツ単位で音を合わせるピアノ調律の世界。(何だかわかりにくいけど、要するにとても細かいという事ですね。)
音感があるからといって、人間の耳だけを頼りに合わせることが出来るのかなあと、少々不安になりました。
◆ 理科の授業に出てきた、周波数の単位 ヘルツ(Hz)。覚えてらっしゃいますか?(もちろんだ!とおっしゃる方には失礼しました。)
ピアノ調律の学校で、あらためて習いました。ピアノの真ん中あたりの『ラ』の音は、440Hzだそうです。
私は、音感で鍵盤の『ラ』の音を当てることが出来るけど、440Hzかどうかなんてわかりません。
1Hz高くして、441Hzにしても、どう聞いても、同じ『ラ』なんです。ほとんど違いなんか判りませんでした。
◆ ずばり、ピアノ調律は、音感が無くても出来ます。??? 不思議ですね。
原理はいたってシンプルです。
440Hzと441Hzの音を一緒に鳴らすと、なんと『ワーン、ワーン』と、唸りが聞こえるのです。(ピアノの弦は、ひとつの音(ドとかレ)に、2~3本張ってあり、一本づつの張り、弛み具合で音が正しかったり、狂ったりするという仕組みなんです。)
丁度、1秒間に、一回の割合で、『ワーン』と唸ります。
この場合 ワ→から→ンまでが、1秒なのです。
なぜって、一秒間に一回の波の振幅が1Hzですもの。(今、丁度、中1の娘が理科で習っています。)
◆ よって、音感が無くても、唸りが聞こえたら、後は、この唸りをピアノの弦を張ったり弛めたりして消せばいいんです。
自分耳で良く聴いて、唸りが無くなったら、「音が合った」というわけです。理屈は簡単でしょ? わかりにくい?
まぁ、とにもかくにも、調律に音感は絶対必要というわけではないんです。
そして、1Hz単位の繊細な、音に関しては、絶対音感は役に立たないという事です。
補足:私が勉強した調律学校の同期生の中には、この1Hzの違うがわかるヤツがいました。現在、青森県で「絶対音感研究所」なるものの講師をしています。
私は、彼のことを『絶対周波数保持者』と呼んでいます。
◆ 絶対音感は、万能か。
どうも、そうではないようです。絶対音感がついていて逆に困ったという話も無くはありません。
次回は、絶対音感があって困っているというお話をしたいと思います。
困っているのは・・・、娘です。 弱りました。
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♪楽譜にチャレンジ!!kenのレッスン奮闘記
その13「編曲許諾権を取ろう その1」
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●指導者向け………先生にご案内します。
●にわとり向け……レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さん向け
作曲家の著作権を守ることは、とても大事な事です。
ところで、今「編曲許諾」を得るために、ハッスルする事が多いんです。私。
◆ご存知の方もいらっしゃると思いますが、作曲者が作った楽曲(原曲)をアレンジ(編曲)して演奏するためには、作曲者か、またはその権利を有する人や団体に、許可(許諾)をもらう必要があります。
吹奏楽やエレクトーンコンクールなどで、人前で演奏する場合、この編曲許諾が必要となるわけです。
◆さて、最近3曲続けて、エレクトーンコンクールに出演される生徒さんのために編曲許諾を取ることになりました。通常、演奏者本人が許諾を取るものなのですが、事情があって私が代理をすることになったのです。
◆まず、JASRAC(日本著作権協会)に、その曲の出版元(出版社:原曲楽譜を出しているところ)を尋ねます。出版社が国内だと話が早いです。いざとなれば、直接作曲者に話す時も日本語で通じますから。
うち1曲は、出版元が国内だったので電話一本ですみました。
ところが、そのうち2曲は海外でした・・・。
ひとつは、オランダ。そして、もうひとつはアメリカ。
JASRACの担当者は、
「どちらも、海外ですね。出版社をお教えしますから、直接メールかFAXで連絡を取ってください。大丈夫。簡単な英語で良いんですよ。まぁ、やってみてください。幸運を祈ります。GOOD LACK!(笑」
簡単も何も、英語が出来ないんだよ。どうすればいいんだ。
・・・次回に続く。
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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その52
「神戸の夜景」
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
神戸六甲の夜景。
ご存知ですか?
日本三大夜景のひとつですね。
あとは、函館と長崎でしたっけ?
(綺麗ですよ。⇒ http://eibun123.cool.ne.jp/pa_nightview.html)
さて、昨年のことですが、
その、神戸六甲山に行きました。祖母のお墓があるんです。
毎年、お墓参りをした後に、元町駅前の美味しい中華料理を食べて
その後に、牧場行ったり、ボーリングしたり、三ノ宮でショッピングしたり・・。
これが、我が家の恒例になっています。
あちらこちら遊びまわっていたら、もう辺りが暗くなってきました。
「休みなんてあっという間に終わっちゃうね。」
本当に、そうです。祝日なんてほんのわずかなひと時です。
家族で一緒に行動できる時間は、瞬く間に過ぎます。
さぁ、岐路に着くか。
自宅まで高速を飛ばしても2時間近くかかるので、気持ちを入れ替えてハンドルを持ったその時、息子が!
「あっ。今日、レッスンやったかも。」
車内に冷たい風が吹きました。 さぶッ!!
妻が、
「今日は、祝日だから、レッスンはないでしょう。本当に覚えてないの?」
「うん。」
「仕方ないわね。携帯で教室に連絡するわ。」
つながったようです。
「・・・はい。・・・はい。・・・えぇ。・・・ちょっといまからでは。
・・・先生によろしくお伝えください。・・・本当にすみません。」
あちゃぁ。あったんだ。レッスン。
お前。もしかして、知ってた?ひょっとしてわざと?
「ちゃうちゃう!! ほんまに忘れててん。」
来週、ちゃんと先生に謝れよ。
頼むでしかし・・。
それにしても、綺麗だったなぁ。神戸六甲の夜景。・・・ふぅ。
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~今後の配信予定
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第61号:絶対音感は万能か その5
第62号:絶対音感は万能か その6
第63号:発表会は、どうして出るの?
第64号:<使える>音楽
第65号:ドンドン先にやってしまう宿題
第66号:ピアノ発表会見にいけますか?
順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。
~編集後記
楽譜を読むと、・・・・ハ長調だ。
私の頭の中で鳴っている「ぶたが逃げた」は、変ホ長調です。
いやな予感・・。
おそるおそるCDを聞くと・・。
・・・やっぱり。歌っている人が ち・が・う!!
調も違う。イントロも違う!間奏も違う!エンディングも、バンド編成も、
あぁあ~ 何もかも違うぅ~~~!!!
わかります?
原曲と違うことの不快感。ショックです!! 大ショック!!
(って、当事者の私だけですよね。ごめんなさい。八つ当たりみたいで。)
はぁ・・・。誰か、私が聞いていた、あの「ぶたが逃げた」の音源持ってないかなぁ。
もし、ご存知の方がいらっしゃったら(お持ちであれば尚良いです。)
お知らせください。助けると思って。(笑
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