kenです。
メルマガを創刊してしばらくした頃に、読者様から要望のメールをいただきました。
「メルマガのバックナンバーをホームページに載せてほしい。」というものでした。
今だから白状しますが、本当は、
「メルマガスタンドに、バックナンバーは全部表示されていくのにどうして、わざわざホームページに載せる必要があるのだろう・・。」
って思ってました。(ごめんなさい。)
でも、最近になってホームページに載せて大正解だったと思うようになりました。(ありがとう!!)
だから、
人の言う事は素直に聞くもんだ!・・・と子供たちに言っている(笑第68号のはじまりです。
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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第68号:練習する音楽・使う音楽
♪お便り紹介コーナー 「経験者ママの悩み」他
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〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
2005年10月1日(土)
♪第68号:練習する音楽・使う音楽
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
◆ 以前、練習は使うためにするもの。野球選手が素振りをするのは、試合に出て安打を打つため。車の免許センターに通って練習するのは、免許を取ってドライブするため。と書きました。
◆使ってますか?音楽。
ピアノもエレクトーンも練習することはとても大事です。でも、使わないのであれば練習は空しいもの、辛いものになってしまいます。じゃあ、使い方は?音楽を使うってどういうこと?最近の我が家の使い方は、こんな風でした。
◆ 仕事が早くに終わったので、夕方近所の映画館で、家族で「ハウルの動く城」を見ることに急になりました。宮崎アニメは、大人気ですね。トトロにラピュタ。千と千尋や、もののけ姫など今や国民的アニメになりました。
「ハウル~」は、内容は書けませんが、とても綺麗な、そして音楽の素晴らしい映画だったと思います。
◆ 「良い音楽だったね。」私と娘の共通の感想。
「とくにテレビCMで流れていた、人生のメリーゴーランドという曲が、なんだか切なくて楽しくて印象深かったね。」そのままの余韻をもって、帰宅しました。
◆ そして、家で メロディーを思い出しながらピアノに向かいましたら、娘が寄ってきて連弾が始まりました。
「こんな、かんじだったかな。ちょっとメロディーが違うな。ここの左手の和音が、大人っぽくて素敵だね。」
聞いたものが、歌えて(私は歌ってませんでしたが・・)、そして弾ける。こんな時に、音楽を使っているなあと、実感するのでした。
◆ 思い出しきれない部分を補うために、楽譜を買いました。「人生のメリーゴーランド」が載っている楽譜を。早速、楽譜に向かいました。
ところが・・・・。私は楽譜が読めません。残念。
だから、娘に弾いてもらうことにしました。便利です。娘(笑こんな時、ピアノを習わせていてよかったなと思うのでした。
「お父さんは、楽譜が読めないから代わりに弾いてよ。」
普段は、教本を嫌そうに弾いていることが多い娘も「仕方ないな。」とばかりに、何度も弾いて聞かせてくれたのでした。うれしそうに・・・。
「いつも何度でも」ならもっとうれしいんですが・・。(笑
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♪お便り紹介コーナー 「経験者ママの悩み」他
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Kenです。
「お母さんに経験があって、かえって困ること」は何ですか?とアンケートをお願いしましたところ、お便りをいただきましたので、ご紹介いたします。まずは、ピアノの先生。SUMIさんからのメールです。
~以下本文
いつも楽しく読ませて頂いています。
今回のお題。レスナーの立場で一言投稿させてください。
「お母さんの経験があるから困ること」
1、自分の時と比べる。
私はこういう風にいわれたのに、この子はこういう風でいいんですか?
お母さんのレッスンされていた時の記憶って、少なくとも小学校高学年からなんですよ。その時言われて記憶に残っていたことを幼児の段階の自分の子供に当てはめることはできないのです。こどもといえども、別人格だし。
もちろん良くお話して、納得してもらっていますが、、
ちょっと、おもしろいのは親子って、指や筋肉のつき具合がそっくりのときも多くて、お母さんが言われていたことと同じことを子どもに言っていることもあります。
「どうしてうちの子は指が寝たままなんでしょう。これでいいんでしょうか」と言われていたお母さんが、じつはこどものころ先生に口をすっぱくして「指をまるくして!」といわれていることが判明したり、練習を全然しなくて悩んでいる子のお母さんが「じつは私もそうでした」なんかあるときもらしてくれたり、、。
それから、昔は「バイエル」全盛時代でしたから、今の新しいテキストをあまり評価してくれない方もいます。
2、遊びひきで、いろいろな曲を教えている。
音楽を楽しく親子でコミュニケーションできていることは大賛成ですが、いざレッスンとなると、指番号やポジションをでたらめのまま覚えていて、くせがしっかりできている。
先へ進むためには基本が必要なので、そのくせを修正することからレッスンがはじまるのは、かなり頭の痛いことも、、また、そういうタイプのお子さんは今まで譜面を必要とせずに「上手に弾ける」と誉められてきたので、ドレミだけの地道なふよみを嫌がる傾向にあり、これもまた頭の痛いことです。
3、これは私のことですが、自分が小さいときピアノに関しては、あまり苦労をしたことが無かったので、自分のこどもをみて「才能はないな」とあきらめがちなこと。
音楽の先生にならなくても、自分で音楽を一緒の友として欲しい、、だから遅くてもいいよ。と心を入れ替えて、レッスン中です。
これからも、メルマガ楽しみにしています。
岩手県 sumi
~以上本文
Kenです。
なるほど、先生の立場からご覧になる「悩み」ってありますよね。
経験が少ないご両親の場合のお悩みは、
「教えられないから、子供がつらいとき助けられない。」
とお感じの方が多いようです。
逆に、経験がお有りだと
「ご自分の基準と比較してしまう。」ので
純粋に認めてあげることが難しくなり、必要以上に口や手を出してしまうことがお悩みですよね。
sumiさんのメールを読んで、あらためて感じました。
続いて、お2人の子供さんのママ。Uさんからのメールです。
~以下本文
ken様
メルマガ、毎号楽しく拝見しています。先週配信の号で「経験者ママの悩み」募集を拝見してメール差し上げました。
私は、6歳と8歳の兄弟の母親です。二人ともヤマハ音楽教室の最初のコース(当時はなあにちゃんがキャラクターでした)から通い続けています。
この先、幼児科とジュニア科を修了し、ジュニア科・ジュニア上級への進級を予定しています。
私自身の音楽歴は、4歳でヤマハ幼児科がスタート。以降、グループレッスンは中1位まで個人レッスンは高2までヤマハにお世話になっていました。
あまり出来の良い生徒ではなく、かなり嫌々通った記憶
もあります。音楽の楽しさや演奏できる喜びを本当に理解したのは、辞める直前だったように記憶しています。
おそらく、レッスンを辞めることが決まった開放感からか、弾くこと自体を楽しめるようになったのだと思います。(話がそれました、ごめんなさい。)
さて、我が家の兄弟は同じように音楽歴をスタートさせましたが、性格の違い等から、レッスン上の悩みは全く異なります。
兄は真面目に練習して少しずつ着実に力を付けていくタイプ。弟は生来のリズム感や音感は持ち合わせているものの、練習が嫌いでレッスンについていくのがやっとというタイプです。
兄は「リズムを感じながら弾く」と言うことが課題。弟の課題は「覚えた曲を自力で鍵盤上で音を探して弾く」ということです。
そんな課題になっている点は目につきやすいので、日頃の練習の時にもよくお小言が出てしまうようになります。
自分が必死になってレッスンを受けていた頃の記憶はもうありませんし、思い出すのも困難です。子供が引っかかっている部分について、技術的なことについて教えるのはそう難しくはありません。でも、できないことに悩んでいたり困っている子供の気持ちに素直に共感できないことが多いんです。
子供の気持ちや状況に即して見てあげるのが本来のやり方だとは思うのですが、「どうしてできないの?」とか「この間も教えたよ」という感情が先に出てしまいがち。言葉をかけてあげるときもつい子供のやる気を削ぐような言い方をしています。子供達の練習に付き合うたび、反省すると同時に考えさせられることしきりです。
このままでは私が子供達を音楽嫌いにしてしまうかも・・・と心配になり、少しずつ子供達に対する対応を変えることにしました。次のような感じです。
1、 練習の時は極力口を出さず、指摘も2カ所くらいに押さえる。
沢山言っても子供は「うるさいな」としか感じていないようです。 注意も少しだけなら、納得しやすいようです。
2、ほめてくれる人を増やす
お父さん、祖父母はもう常套手段です。お友達とママに遊びに来てもらって聞いてもらったり・・・というのも緊張感はあるけれど、 効果も大きいようです。
3、中々なおらない点、聞いてくれない時には先生を通して
日頃から先生とよくコミュニケーションを取るよう心がけています。お家で注意してもなおらなかったり、変な癖がついてしまった、あるいは説明しても分からないみたい・・・というときには、お家で
の状況を先生に説明して指導をお願いしています。
子供達も、先生から教えて頂いたり、先生とのお約束という形になると納得しやすいようです。
これで全てがうまくいくわけではありませんが、「どうして!」という叱り口調はかなり減りました。他の経験者ママさん達はどんな悩みをお持ちなのでしょうか。
これからも配信を楽しみにしています。
~以上本文
Kenです。
いいですね。
「褒めてくれるひとを増やし、言いたいことは口を出さず、先生を通す。」
これは、とてもGOODだと思います。Uさん。ありがとうございます。
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Kenです。最近思います。
毎日の練習を子供にさせるのは、むずかしいです。
それは、テクニックや表現など音楽的知識に関することより、むしろ“子育て”に通じることの方が多い気がします。
それで、最近よく“子育てカテゴリー”のメルマガを読んでいます。
とても勉強になります。
そこで、「あぁっ。これって実感できるなぁ。読んでよかったなぁ」
と思えたメルマガをご紹介させていただきます。
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順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信することが可能です。
~編集後記
メルマガスタンドには、バックナンバーが載るけれども
2005年10月1日・・とか、年月しか表示されないんですよね。
私のようなタイプのメルマガは、何が書いてあるか一目でわからないと全部開けなきゃならないので、大変です。
ホームページに掲載するときには、タイトルをつけていますので実は、私自身、内容がかぶらないように次のメルマガを作成する時とか、ほしい情報だけプリントアウトするときなどに、ホームページを見るようにしています。
要望のメールをいただいた読者様は、こうなることを予期してくれてたのかなぁ。・・・だとしたら感謝、感謝です。
それにしても、もうじき70号です。
三日坊主の私にしては、よく続いたなぁ。
皆様のおかげです。ありがとうございます。
では、また来週。
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