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ピアノの練習と感情のメーター(針)

その他
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kenです。

かなり以前に書いたメモが出てきました・・・。

~以下本文

”恋”と”愛”のたとえ

「音楽が好きになって欲しい。」という気持ちは皆さんお持ちだと思います。

好きというのは”恋”に似ていると思います。”恋”はいつまでも続きませんよね。

”愛”に変わっていくというか、”愛”を育てるというのか、そうして永遠に続くのでは無いでしょうか。

好きだけでは続かない。嫌いにならないとは限らない。

何度も波を乗り越えて、その都度”好きなんだなあ”と再確認して、ひとりじゃなく、相手と一緒に育てていくもの。これが”愛”かと私は思います。

よって、音楽を長く続けていくということは、何度も親子で波を乗り越えて行くものだと思います。

音楽を通じて、
子供さんには”恋”して欲しいのですか?それとも”愛”?

~以上本文

今読むと、なんだか赤面ものです。

ちょっと恥ずかしい
第84号のはじまりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第84号:感情のメーター(針)
♪うれしいお便り 「ピアノコンクール本番前」

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〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
 2006年1月28日(土) 
♪第84号:感情のメーター(針)

発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆ 子供が出来て発見したことがあります。それは、私自身の感情の起伏についてです。

子供の寝顔を見ていて思います。

「あぁ、なんて可愛いんだろう。」

思わずほっぺたを指でつつきたくなります。
頬ずりしたくなることも・・・。(全部、10年ほど昔の話ですよ。今そんなことしたら子供に嫌われます。笑)

「こんなに愛らしいなぁと思う気持ちが、自分の中に潜んでいたんだなぁ。」と思います。

◆ 反対に・・、

憎まれ口を叩いたり、反抗してくる時など、首を絞めてやりたいくらい(例えですよ。)憎らしく思うことがあります。

そんなに人のことを憎らしく(ちょっと適切でない言葉かもしれませんが)感じることもそれまで無かったのではないかと思います。
(この気持ちは、今もありますねぇ。どちらかといえば、日に~大きくなっていく気が・・・。笑)

◆ もし、感情に反応するメーター(測定器)があったとして、

それまで、うれしいこと、愛らしいことで、針の振れがMAXだと思っていたのは、MAXではありませんでした。

それまで、悲しいこと、憎たらしいことで、針の振れがMAX(反対方向へ)だと思っていたのは、MAXではありませんでした。

子供を授かるまでの、感情の起伏の幅が最大だと思っていたのは、どうも間違いだったようです。

私は子供を授かってそのことに気づきました。

◆ だからこそ、子供は大事なんですねという話なんですが、それと同時に

「自分の中で最大だと思っているメーターの針の振れ」は、実は思い込みで、それまで経験したことの無い体験によって、まだまだ針は右にも左にも振れるんじゃないのかと思います。

そして、大人だってまだまだ感情が揺さぶられるような体験があるのですから、子供さんにとってはもっともっとチャンスがあるのではないでしょうか。

◆ 先日、ある先生に教えていただいたことがあります。

2歳くらいの子供さんだと、からだ全体に音楽を浴びるような体験されたとき、(例えば、エレクトーンコンサートなど)沸き起こった気持ちをどう表現してよいかわからないことがあるそうです。

そんな時に、「すごいわねぇ!とっても気持ちがいいわねぇ!上手よねぇ。!」と、いっしょに共感して声かけしてあげて欲しいとおっしゃっておられました。それによって感動を覚えていくそうです。

その通りだと思いますし、年齢に問わず共感することは大事だなと思っています。感動する音楽をご家族みんなで体験しましょうね。

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♪ うれしいお便り  「ピアノコンクール本番前」

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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

Kenです。いつも「やめP」をごらんいただいて有難うございます。
頂いたメールすべてをご紹介できなくて申訳ありませんが、
お返事はがんばって書きますのでドシドシ送ってきてくださいね。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓こちらです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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kens-pro@mx.biwa.ne.jp 
このメールは作者に直接届きます。ご感想をお待ちしております。
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今週もお便りを紹介します。
S.H様からのお便りです。
展示会場での子供さんのご様子と、コンクールに関する
ご質問です。

~以下本文

ken 様

展示会場のピアノをイタズラ弾き(?)する子供たちについて、とても興味深く拝見しました。

うちの子(小学2年)はちょっと変わったキャラなので、他の方の参考にはならないかもしれませんが…

新しいピアノに買い替えたのも、展示会がきっかけでした。

1年生の3学期でしたが、
いつもお世話になっている楽器店の担当の方から日曜の朝、突然電話があり、
「グランド展示会のイベントで、ベテランの先生のレッスンをやるのですが、時間枠があいたので、午後いらっしゃいませんか。」
とのこと。
現在レッスンしている楽譜を持ってすっ飛んでいきました。

娘には良い経験になりますし、お声をかけていただく事自体非常にありがたいと思っています。会場も電車で20分くらいの所でした。

その先生のお話はとってもためになり、感謝!!です。

前置きが長くなりましたが、ここからです(笑)

探検好きのターザン娘は、カタログ片手に片っ端から会場中のグランドピアノを弾きはじめました。
当時練習していたツェルニー30やソナチネですが、特に感想を言うわけでもなく、片っ端から、です。

(当時うちにはAIAEがあったので、親としては全く買う気はありません。メインはレッスンですから)

そのうち飽きてきて、おなか空いた~のど乾いた~おやつ食べたい~帰る~
が始まったので、(ったくもう!このヤマザルめ)担当の方にお礼を言って会場を出ました。

喫茶店でケーキを食べ、気持ちが落ち着いたところで、彼女はカタログを出し、「このピアノが一番弾きやすかった。買って。」

指さしたのが、C5LAでした。主人も私も飛び上がらんばかりに驚きました。

高いし大きいし。
何とか諦めてもらおうと思っても、
「買って買って買って!明日買って!」(汗)

一晩主人と相談しましたが、
普段、欲しいおもちゃ等を我慢させているので、(値段が全然違うけど)買い替えることにしました。

娘の方から、ピアノに対して積極的な発言が出たことに、親として、ちょっと嬉しかったのかもしれません。

浜松の本社工場で3台並べて選定させていただいた時、(選定時間は1時間あるのに)ちょっとずつ弾いて、すぐ
「これにする」
と言いました。
あと55分もあるじゃん!もっと弾かせてもらいなさいよ、と言っても一度決めたら変えません。なぜ気に入ったのか、言葉では説明できません。
(子どもだから仕方ありませんが)

C5LAは
確かにすばらしいです。
長年クラシックファンの私もうっとりする深い音がでます。

もしかしたら
彼女の中にはピアノ演奏に対するイメージが既にできあがっていて、理想の人に出会ったような感覚があったのかしら…

そんなことを考えてしまいました。

余談ですが
選定室のロビーには、
リヒテル様のお使いになったピアノがあり(!)
リヒテル命の私はコーフンして涙が出そうになりました。恐れ多くも、娘はそのピアノも弾かせていただきました!!!

感想と言うよりただのお手紙ですよね。
失礼いたしました。

読者さんたちの体験談は
参考になるので、是非また読ませてください。

もっと具体的なお話も聞いてみたいです。
たとえば、
コンクール直前なのに、やる気のない日は親はどう対応しているのか、
1曲ごとの練習方法は、
1日の練習時間は、
インプット(生演奏を聴かせる)はどれ位しているのか、
などなど…
年齢(精神年齢)によっても違うかもしれませんが。

私は音楽専門ではないので、時々、
これでいいのかな、と思う時があるのです。

次号も楽しみにしております。
読んでくださってありがとうございましたm(_ _)m

~以上本文

S.Hさんに、お返事をしました。

~以下本文

まず我が家(ken宅)では・・・ですが、
本番、2週間前までは、バシバシ突込みを入れますが1週間前に入ると、極力、褒めに徹します。

習っている先生も、その様に接してくださるのですが要するに、一週間前になって、あれこれ言ったところで大きくは変わらないので、それなら気持ちよく弾いてもらったほうが結果よくなるということらしいです。

年齢が小さい頃は

・目をつぶって弾かせて一日。
・本番の靴を履かせて一日。
・服を着せて一日。
・朝一番にいきなり弾かせて一日。
・お辞儀をさせて一日。
・ちょっと高価な宝石を首からかけて一日。

など、本番対策とモチベーションを高めることに重点を置いてました。

生演奏は・・・。

課題曲と同じ曲を見つけては、プロアマ問わず聞かせに行きました。ピティナの場合なら、土日にあちこちハシゴしてVTR片手に情報収集にも行きました。場合により、特別レッスンも受けました。

・・・と、こんな感じでしょうか。

~以上本文

すると、早速S.Hさんから返信が・・・。

~以下本文

他の読者の皆さんの
体験談も是非伺ってみたいです。
成功談はもちろん、
失敗談も。←こちらの方が参考になる場合が多い(苦笑)

我が家の失敗談をひとつご紹介します。

去年、コンクールの本選前日に、
親戚の行事で、集まってホームパーティをして、子どもたちは夜遅くまで騒ぎまくっていました。

明日本番だから、早く寝なさいといっても従姉妹と遊ぶのに夢中で聞きません。

ようやく寝かせて、真夜中……
(お食事中だったらごめんなさい)
突然、嘔吐と下痢で大変な状況になりました。

当時近所中で流行っていた「ノロウィルス」にひっかかったようです。

それなのに、翌朝参加すると言い張って、演奏はしましたが、ヘナヘナの音で、
当然(?)選外です。

親としては、舞台の上で倒れなくてよかった、と安心(?)しました。
(本当は会場へ連れて行くより病院へ行きたかったけれど)

以来、コンクールやコンサートの前日は大人しくしているように、と言い聞かせています。

~以上本文

「ノロウィルス」にかかったまま、コンクール本番とは・・。
大変でしたね。でも、その気持ち良くわかります。病院より舞台優先・・・・。
(可哀相だけど・・。)

さて、
ピティナは、そろそろ本選ですね。
ピアノコンクールも益々盛んです。
S.Hさんの呼びかけで、皆様にもお尋ねしたくなりました。
是非、メールをお送りください。 お題は・・・・・、

「我が家のピアノコンクール失敗談!!」(笑

我が家(ken)も失敗談ならたくさんあります。
これから一緒に紹介しますね。

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~今後の配信予定
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第85号:ピアノ記念日
第86号:先生にも負けないお母さんの眼力
第87号:様々な音楽・色々な楽器
第88号:エネルギーがたくさん集まるところ
第89号:ストレス発散と音楽
第90号:幼稚園の送り迎えと鼻歌

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。

~編集後記

正直、誰にあてて書いたのかよく思い出せないのですが、
よくこんな恥ずかしい表現をしたものだと思います。

一生懸命だったんだと思います。
何か伝えたいことがあって、その時思いついた表現が“恋”と“愛”だったんでしょうねぇ。

さらに、この後に、なにやら走り書きがありました。

「好きかどうかを判断するのに、2年間の月日と月謝20万かけるなんてどうかしてる。」

「同じお月謝を払っているのに、出来る子とそうでない子がいるといわれても困る。」

打って変わって、なんとも問題発言です。ちょっとインパクト強すぎ・・。

あれ? よく見るとこのメモの表紙に書いてありました。

「お客様、先生から集めたアンケート集。」

なんだ。全部私が考えたものじゃなかったんだ。チャンチャン。

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