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音楽以外の教科は必要か

その他
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kenです。

いきなりですが、「やめPクイズ!!」
第1問 グランドピアノのペダル。真ん中の名前は?
第2問 アップライトピアノの重量は何kgでしょう。
第3問 じゃあ、弦の総数は?


答えは、編集後記にあります。


最後まで読んで欲しいから小細工を先週から始めた(笑)
第43号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第43号 音楽以外の教科は必要か   
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~
             その40 「全国レベル」
♪お便り紹介コーナー 「アメリカからのお便り 他」

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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2004年4月9日(土)  
第43号:音楽以外の教科は必要か   
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆ 「音楽するのに、算数や社会、理科を勉強する必要があるの?」
ある子供さんに質問をされました。


どうも、学校の勉強が嫌いみたいです。かといってピアノの練習も好きではないんですけどね。(笑)


◆ 皆さんはどう思われます?算数や社会、理科や国語。音楽を勉強していく上で、必ずしも必要なものでしょうか。


◆ 音楽に必ず出てくるもの。楽譜。楽譜の中に出てくるもの。拍子記号、拍数。これ全部数字ですよね。リズム自体が3拍子のワルツとか2拍子のマーチとか数からきています。

音符の長さも全音符、4分音符、2分休符等、数字ですし、8分の6拍子とか、4分の3拍子など、1小節の中の音符がいくつ?とか言うのは分数ですね。これがわからないと、譜読みが苦手になります。


◆ 音楽を習っていくと、必ず出てくるのが作曲者。ベートーベンにショパン、モーツアルトにハイドン、ヘンデル、リスト・・。作曲者の出身地は世界各国様々です。

お国柄のリズムもあります。その国の風土に合った曲が生まれて来るようです。日本では演歌とか(笑)。


ショパンの有名な「英雄ポロネーズ」。この、ポロネーズとは、生誕地ポーランドの舞曲だそうです。

また、祖国の戦争や内紛などに心を動かされ作曲された曲も数多くあります。「革命のエチュード」などもそのひとつです。

地理、歴史も演奏する際に思い描くと作曲者の意図やイメージが、わかるようになるそうです。音楽もあるレベルになると、それこそが大事だそうです。



◆ 理科はいかがでしょう。ピアノの仕組みは、そのほとんどが「てこの原理」で出来ています。


ただ、単純に鍵盤を押せばなるというものではないのです。詳しくは紙面の関係で説明できませんが、この仕組みを知ると音色が変わります。30分で。数段上達しますよ。


また、この仕組みは人間で言うと骨組みになります。手や足の関節は一方方向にしか曲がらないですよね。ピアノもそうなんです。その仕組みも音色を変える説明につながります。理科だけでなく、体育も関係しますね。



◆ さて、最後に国語ですが、音楽を演奏する事は、自己表現ですね。言葉を使う代わりに音を使い、字を書く代わりに楽譜で表現する。国語そのものです。ただし、日本国でしか通用にしないわけでなく、世界共通語です。こんなに素晴らしい国語は無いでしょう?


◆ というわけで、音楽をする上で、他の教科も大変大事だと思います。あれ?説明している間に、質問してきた子供は逃げていってしまいました。

わかりにくかったかな。

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その40
「全国レベル」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆ 我が息子。小5です。

学校の勉強とピアノはからっきしですが、夏の北海道ホームステイと、ともに全身全霊でチャレンジしているのが、ドッジボール。一昨年の初夏に、メンバーを集めて、まわりの大人も巻き込んでチームを結成した姿は、我が息子ながらびっくりしました。


「こいつに、こんな行動力があるなんて・・」


親なんて、そんなものかもしれません。子供の事をすべてわかった気になって

“こいつの才能はこれくらい”とか
“こいつには、この方面は向いていない”とか

勝手に決め付けてしまうのかも知れません。・・・と、まぁ、私の反省はそれくらいにして、



息子のチームは、結成から1年間、公式試合0勝22敗!さすがに、気がめいって、子供も大人もテンションブルー。よくぞ、それだけ負けても、やめたいと言い出さなかったなと思います。


地区大会優勝“Yチーム”の監督さんが、おっしゃいました。「息子さんのチームを見ていると、我がチームが“出れば負け。出れば負け”だった、4年前を思い出します。きっといいチームになりますよ。がんばって。」



おべんちゃらだと思っていました。(失礼。)でも、今年の大会では、なんと地区大会予選リーグ4戦全勝で決勝リーグ進出!!。快挙です。惜しくも、決勝トーナメント一回戦で、接戦の末、敗れましたが、初勝利の感動は、忘れられないものでしょう。

さて、その甲斐あって? Yチームの監督さんが、秋に行われる公式戦の参加を促してくれました。地区大会ではありません。「全国大会常連チーム」が、ゴロゴロいる、自主参加戦です。ボロボロにやら
れることがわかってて、参加する大会です。


でも、練習すると、その成果を試したくなりますよね。そして、ひとつハードルを越えると、更に高いハードルを目指しますよね。ピアノやエレクトーンでも、似たところがあります。コンクールなんか、そうですね。


音楽でも体育でも勉強でも、自分の全力がどれくらいか、推し量りたいという気持ちは、子供にとっても大人にとってもとても大事なんじゃないでしょうか。


壁にぶつかっていくわけですから、少々怪我は付き物ですけどね・・・。
今回は、大怪我するかな?(笑)

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♪お便り紹介コーナー  「アメリカからのお便り 他」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

毎週、読者様からのメールを沢山頂きまして、ありがとうございます。
お母さんや先生方のお気持ちがひしひしと伝わって来るお便りをご紹介いたし
ます。

今回は、アメリカのKさんからのお便りです。

ken様

はじめまして。
数ヶ月前からの読者です。
ピアノを練習する娘(17才)がいます。


何となくタイトルに引かれて(?)やめPメルマガを読み始めました。ありがたいことにうちの娘は一度もやめたいと言わずにピアノを続けてきましたが、初めから自分で(親が何も言わなくても)練習していたわけではなく、それなりに親と子のバトル(? かけひき?)もありました。

10/2のメルマガの専門コースの話題を読んで、私もkenさんにメールを書きたくなってしまいました。(募集中の「お題」とは無関係で、ごめんなさい。)


うちの娘も専門コースで学びました。このクラスで出会った先生とお友達のおかげで、音楽の楽しさを覚え、ついには大学も音楽系を希望するまでになったのだと思っています。


我が家でも幼児科から専門コースに進んだ直後は、毎週こなさなければならない宿題の多さに驚いてアップアップしていました。やはり初めの頃は、親の手助け無しには練習は進みませんでした。メルマガに登場されたお子さん&お母さんの状況がよ~くわかります。


幸いなことに、クラスのお母さん達同士が仲良くなり、情報の交換をしたり(おかげで大変なのはうちの娘だけじゃないということが早くからわかっていましたし、子供がなかなか練習しないと愚痴のこぼし合いもしました)、宿題の分からないところを教えあったり(そのうちに親の手助けは不要になってきましたが)・・当然子供達も仲良くなっていきました。先生とのコミュニケーションもよく取れていましたので、毎日の練習は大変でしたが、楽しくレッスンに通っていました。


グループレッスンの後など、誰かがメロディーを弾き始めると、他の子達もそれに加わって、メロディー、ベース、伴奏、オブリガート、パーカッションなど自然に分担ができてアンサンブルを楽しんでいました。


子供達は、励まし合って一緒に成長してきた仲間であり、またお互いに刺激し合う良きライバルでもありました。


塾や受験勉強が大変になってくると少しずつ仲間が減っていきましたが(レッスンをやめた子も、学校の部活などで音楽を続けていたようです)、最も仲の良かった4人は専門コース卒業後も音大を目指して頑張っています。


先生と仲間で時々同窓会を開いて、それぞれの練習成果を発表し合うミニコンサートを開いてきました。(渡米後も私達の帰省に合わせてみんなで集まってくれるので、帰国の楽しみのひとつになっています。)


我が家は2年前にアメリカに引っ越してきて、娘はアメリア人の先生にレッスンを受けていますが、専門コースで身につけてきたこと(演奏だけでなく、音楽理論、編曲・作曲、即興などなど)をとても評価して下さっています。


発表会などで自作曲を弾くと、とても驚かれます。知っているメロディーにはその場で伴奏を付けて弾くこともできるし(即興)、パソコンを使って作曲や編曲も楽しんでいます。


娘は、突然の父親の転勤で外国にやってきて、カルチャーの違いや英語で苦労していましたが、音楽ができるおかげで、自分の活躍できる場(ピアノコンクール、ピアノリサイタル、オーケストラでのホルン演奏、音楽理論の授業、フルートなどの伴奏)を見つけることが出来たので、それをバネに何とか頑張って来れたのだと思います。


音楽を楽しむことを教えて下さった専門コースの先生と仲間達に感謝・感謝です。


それに、kenさんが書かれていた「ほめ上手」って本当に大切だと思います。

専門コースの先生もとてもほめ上手でしたが(先生の巧みな言葉で、かなり高度な要求も子供達は難しいと感じることなく、すんなりと受け入れていました)、アメリカ人の先生はそれに輪をかけて大きなリアクション(日本人から見ると大げさすぎるようなジェスチャー)でほめてくれます。


英語にはこんなにもたくさんのほめ言葉があるのかと毎回感心してしまいます。(通訳という口実で毎回レッスンについていっています。ホントはもう必要なさそうなんですが・・)先生のほめ言葉とアドバイスで、まるで魔法がかかったように、見違える(聴き違える?)ほど演奏が良くなるのです。本当に不思議です。


kenさんのメルマガ、これからもがんばって下さい。。たくさんのお子さん達が(練習は大変かもしれませんが)”自分で演奏できること”を楽しめますように・・お祈りしています。


~以上本文でした。


アメリカからのお便り、本当に有難うございました。もう一通、ご紹介いたします。Tさんからのお便りです。



~以下本文

初めまして、Tと申します。
いつも楽しくメルマガを拝見させていただいております。
我が家では5才の娘がピアノを習っています。
もうすぐ1年です。


夫も私もまったくピアノが弾けません。
私は自分もピアノを習いたくて娘と一緒にピアノを習っています。
(と言っても娘の練習を聞いておいて後から練習するだけですが…。)
でも、ピアノって練習がこんなに大変とは思いませんでした。
たまに他の習い事にすればよかったかも…、失敗した…、と思う時があります。


夫は娘が楽しく習えていれば別にいいようです。

練習の事については
「まぁ習いに行くんだし失礼の無いぐらいは練習しようね。」という感じです。


夫はピアノで楽しく娘と遊んでくれます。
とても助かってます。どちらかというと理解のある方かな?と思います。たとえば、「メリーさんの羊はいろんな場所で弾けるんだよ~。ほら黒鍵でも!」とか、幼稚園でならった歌を一緒に音を探してあげたりとか。仕事柄あまり家にいないのでそんなに頻繁ではありませんが…。


娘が一時期練習嫌いになった時もこの影響もあって乗り切れた気がします。私は鬼のように怒ってしまうので…。楽しくないとやはりよくないですよね。まだ5才ですし。


娘はもうすぐ「メトードローズ上巻」が終わります。ほんと頑張った一年でした。


それでは次回のメルマガを楽しみにしています。
失礼します。


~以上本文


いいお父さんですね。おんがく大好き家族の理想的な形です。
これからもがんばってくださいね。


☆★☆★☆★やめPメルマガに、メールしよう 奮闘編 ☆★☆★☆★

Kenです。ここまで、お読みいただき有難うございます。
今号で、読者様の数が1300名を越えました。とてもうれしい事なのですが
反面、

『家庭練習で悩んでいる親御さんって、私が思った以上に多いんだな』
と、あらためて実感しました。

そこで、メールを大募集しています。第4回目のお題は
『あぁ。今日も、また怒ってしまった。反省!』です。

ついつい、やっちゃいます。怒ってしまうんですね。
だめだとわかっているんですが、ついつい・・・。そして、後から後悔・・。
反省・・・。この際、そんな気持ちは、全部吐き出してしまいましょう。
笑いながら済ます程度から、真剣に悩んでいる話まで幅広く募集します。
待ってます。(返事書きますからね。笑)

いただいたメールはプライバシーを保護しながらメルマガ本編に掲載させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

メールはこちらへ ⇒ kens-pro@mx.biwa.ne.jp
管理人kenに直接届きます。
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~今後の配信予定
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第44号:七夕の短冊になんて書きますか? 
第45号:グループレッスンと個人レッスン
第46号:音楽というお稽古ごと
第47号:音楽は世界共通の言葉
第48号:好き≠(ノットイコール)習慣付け
第49号:夏休みは、正念場です。
第50号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その4)
第51号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その5)

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信するこ
とが可能です。

~編集後記

やめPクイズ答え
第1問 ソステヌートペダルというそうです。ちょっと変わったペダルですよ。
第2問 大体、220kg~230kgくらいです。重いですね。
第3問 230本ほどです。1本か90kgから100kgくらいで張られているそうです
。全体で20t。トンが20個。すごい張力です。

いかがでした。次週もお楽しみに。

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