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子育て|思うとおりにはならないけど、言うとおりにはなる

その他
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Kenです。

私、お酒が好きなんですよねぇ。

内緒ですが、高校生の時、おやじと一回。友達と一回。計2回一升瓶を開けました。(笑


おやじは、私が楽器店に就職する歓迎会の席上で

「酒だけは、鍛えてますから!」と、上司や先輩社員の前で

叫んでました。(おいおい。)


まぁ、そんな親父でしたが、平成8年11月に、癌で他界して、早8年。今思えば、がみがみ言わない静かな父でした。勉強をしなくても、何も言わないし、


そういえば、父にも母にも、言われた事ないな。


「勉強しなさい!!」って。


私はどうだろう。極力、父母と同じように子ども達に、言わないようにと思っているけれど、・・・言っているだろうな。少なくとも、娘や息子はそう思っていそうです。

それでは、第34号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第34号:思うとおりにはならないけど、言うとおりにはなる
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~
 その32 「ラジカセ」
♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その6 「由紀さおり」
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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2005年2月5日(土)  
  第34号:思うとおりにはならないけど、言うとおりにはなる

発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ひよこ向け…………レッスン初心者・経験の少ない親御さんへ

◆子供は親の思う通りには育ちません。そう思いません?中には「私の思うとおりに育った。パーフェクトだ。」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが。私はお出合いしたことがありません。皆さんはいかがですか。


◆思い通りに育たないと仮定してお話します。


「思い通りにはならないけど、言った通りにはなると思います。」


手先の器用な子供さんのお母さんが、どうして手先が器用なんでしょうかとの質問に「昔からこの子は手先だけは器用なのよね。」とお答えになる。


どうして上手にピアノを弾けるようになられたのですかと尋ねたら

「昔からこの子は音楽が好きだったのよね。」と答えるお母さん

がいらっしゃる。


◆私は仕事柄、上手にいく方法があるなら、そのノウハウを教えてもらい他の皆さんにもお伝えしたいとずっと以前から考えていましたから、もう少し具体的な答えを欲しているのですが、大概


「さぁ。昔からそうだったのよねぇ。」とか
「気が付いたらそうだったの。好きなんじゃないかな。」


等と返ってきてしまいます。まあ、質問の仕方にも問題はあるでしょうが。


◆ 最近気づいたことは、なぜ、上達したかはわからないけど、上達したことを認めながら、子供さんが聞いているところで

「昔から音楽が好きだったのよね。」と話してらっしゃるようなんです。


お友達のお母さんに

「手先だけは昔から器用なのよ。」

等とお子さんの前で話されるようなシチュエーションです。


◆ お子さんはそれを聞いていて、声に出さなくても

「そうか。私は手先が器用なんだな。」と感じます。

するとそれからも手先の器用さを発揮する場所を好んで探し、何度も確かめようとしていくようです。上手くいく回数が多ければ”得意”になるようです。



◆鶏が先か卵が先かわかりませんが、全く逆のケースがあります。

「この子は音感がないのよ。音痴なのは誰に似たのかしら。」

「リズム感がなくて。全然みんなと合わせられないのよ。」


このセリフを子供さんの前で言い続けたら。そうですね。おそらく言った通りになっていくことでしょう。


◆ 思い通りにはならないけど、言った通りにはなる。とすればどんな言葉をどんな風に話してあげるかはとても重要な気がします。

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その32
「ラジカセ」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

今から30年前の話。


講談社、『小学校2年生』のラジカセの広告にフィンガーファイブが載ってました。
欲しかった~~。ラジカセ。


お年玉を全部はたいて買いたいと親に嘆願しましたが聞き入れてもらえず断念。


でも、それから3年後ラジカセがどこの家庭でも珍しくなくなってきた頃ベルマークじゃなくて、ロータスクーポンというたくさんのシールを集めて買い物が出来るのがあって、遂に我が家にラジカセが来たのです。

レコードからテープに録音したり、テレビのマンガ(アニメ)を録音したり深夜放送のDJ気取りにMCやったりと、壊れるまで使い倒しました。今思えば、それが私の音楽観を支えていた気がする。


ラジオから聞こえてくる「ニッポン放送」1240HZ(今は1242hz)は、行ったことのない東京への憧れを与えました。すぐ近くに「モスクワ放送」。邪魔なんです。聞きたい放送局と周波数がかぶるから。


原田慎二の新鮮なコード進行に魅了され、ピンクレディーのブレークを予感し、やがて、洋楽に引き込まれていった・・。


結局、そんなこんなで楽器屋に勤めることになったわけですからあの時、フィンガーファイブのラジカセに出会えなかったら、皆さんとも出会えていなかったかも。


CDラジカセ。どこにあります? 居間?子供部屋?


案外、子供さんの手の届かないところにありません?
子供さん自分で触れます?
大事だから触らせない?でも、ビデオは触らせてません?
触らないと自分で操作を覚えませんね。
ビデオは全部自分でしませんか?


自分でしないと面白くないんです。
面白いからどんどん膨らんでいく。創造性や感受性。


そういえば、原田慎二の「ティーンズブルース」少し前の車のCMで鳴ってましたね。


今日の話。とても古い話ばかりでごめんなさい。

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♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その6 「由紀さおり」
  
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

黙っていたつもりは無いのですが、私kenは、ピアノの調律もしています。
音感を生かした仕事を見つけたつもりだったのですが、実はピアノ調律に
絶対音感は必要ありません。その原理は・・。
そんな話はあまり面白くないので、このコーナーでは、私が体験した、ちょこっと
だけ面白い出来事を載せますね。



私が小学校3年生の頃、福岡から乗った新幹線に、途中の駅から由紀さおりさんが乗ってこられました。車両は違ったのですが、同乗していた修学旅行生が騒ぎ出し、その存在に気づいたのです。


ミーハーな私は、メモ帳を手に、由紀さんがいる車両まで飛んでいきました。


サインをもらって、自分の車両に戻り、興奮気味に家族に伝え、また由紀さんのところへ行って少し由紀さんと喋っては、状況報告をしに自分の車両に帰り、また由紀さんのところへ行き・・・。ついに由紀さんは

「あなたが、あちこちふれてまわるからいつまでもサイン攻めになるじゃない。」

そして

「ここで、じっとしてなさい。」と

ふわっと抱き上げて、自分のひざに抱っこしてくれたんです。


そんな、初めての芸能人とのセピア色の思い出。

20年後、安田祥子さんと由紀さおりさんが我が街のホールへやって来ました。そして、担当調律が、なんと私!!

調律後、リハーサルの立会いがあり、緊張しながら、由紀さんを待ちました。


セット中で頭に網をかぶったまま登場した由紀さん。まわりのスタッフもいささか緊張気味でした。
結構厳しい人だなあ。するどい突込みがバンバン飛んでいたような気がします。


ピアノの調律は?


特に何のご指摘もありませんでした。もちろん、弾くのは由紀さんでも安田さんでもありませんものね。

昔話をしたかったけど・・。

覚えてるわけないですよね。そんな昔の事。
でも、聞くだけ聞いたらよかったなと、今頃後悔しています。

次回に続く。

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~今後の配信予定
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第35号:目の前の敵をやっつければやめません
第36号:犬にも好みがあるようです。音楽の
第37号:理由が無くても行きたくないという時
第38号:丸秘アップライトピアノとグランドピアノの違い
第39号:小さな子供が大きく見えるときって
第40号:CDラジカセの置き場所は、とても大事

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信すること
が可能です。

~編集後記

怒るというのは、怒る方も、怒られる方も嫌なもんです。
聞いている周りの人も嫌な気になります。

できれば、怒りたくない。怒るものの気持ちにもなってよと、言いたい。
でも、怒られる方も、言い分があるはず。

それを聞いてあげるだけの気持ちの余裕は失いたくないと思います。
逃げ道は作ってやらないと。

何も言わないけれど、妻は後でフォローしてくれると思います。
助かります。
(お前が怒っている時は、フォローしてやるからな。笑)

息子を怒って、落ち込んでいる私を、娘がフォローしてくれました。
(大きくなったなぁ。)
というか、私が子どもなんでしょうか。(笑

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