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ピアノ練習|目の前の敵をやっつければやめません

その他
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Kenです。


「ぶたが逃げた」って童謡知ってます?


35年ほど前に、私と姉に“絶対音感”を授けてくれた曲です。


忘れられないけど、もう、その音源は失ってしまって二度と聞くことが出来ないと思っていた曲です。

それが、手に入ると知りました。

「ドレミファCDブック」ってCDの中に入っていること見つけたときはそれはもう、飛び跳ねて喜びました。(インターネットで見つけたのです。便利な世の中です。)


今日、帰宅したら届いてました。


ワクワクしながら、封を開けて、まず絵本をペラペラめくって・・・。

おっと、楽譜まで付いています。すごいなぁ。

「ぶたが逃げた」も楽譜がありました。(メロディー譜です。)

読めます。メロディーが。レッスンの成果が出ています。うれしいです。

・・・・ところが、

一体何が起こったのか!!

それでは、第35号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第35号:目の前の敵をやっつければやめません
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~
 その33 「エレクトーンコンクール」
♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その7 「カーメンキャバレロとダンタイソン」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2005年2月12日(土)  
  第35号:目の前の敵をやっつければやめません

発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ひよこ向け…………レッスン初心者・経験の少ない親御さんへ


◆ やめたいと思ったことはありませんか?やめたいといわれたことはありませんか?
今回は練習がうまく行かずに困っている方にお話しします。


◆練習がつまらない子供さん。練習してくれないので困っているお母さん。昨日今日に始まったことではなく、ここまで積もり積もって爆発してしまった方も多いのではないでしょうか。


◆程度の度合いはあれども、全員の方に共通点があると思います。


「今、弾けない曲があるでしょ。目の前に。」いかがでしょうか。


◆これまでに、

マラソンコンサートの実践例
アドバイスレッスン、各種セミナーの実施そして、「やめP」の配信などを行ってきましたが
困っている方のほとんどが


“この曲が弾けない。“

“この部分が弾けない”


そして、止らずに最後まで弾けるようになると

“この曲がもっと上手に弾けるようになりたい”

“人前でこの曲を演奏してみたい”

“この曲でグレードやコンクールにチャレンジしたい”

と、プラス思考になっていかれます。



やめたいと言うときには

必ず目の前の「やっつけるべき、“この曲”」が存在すると思うのです。


◆ 逆を返せば「目の前の曲が弾けるようになればやめない。(やめなくてもいい)」子供さんがいかに多いかということです。



◆ さて、目の前の曲を弾けるようになるには一にも二にも練習しかないのですが、その方法は今までのバックナンバーに掲載しています。



病気を治すことに例えますと


応急処置として“一日一回協定”


部分練習は

○右手~左手~両手の順で

○ゆっくり~段々はやく

○難しい小節~前後に広げて行く


通院して診療を受けるのが“各種セミナー”



“あこがれの貯金”は副作用の無い漢方薬のようなもの。


そして常備薬は“良い音楽を沢山聞くこと(刷り込み)”

リハビリに“マラソンコンサート”など人前で演奏して人の役に立つこと“やめPメルマガ”は家庭用医学ブック(ちょっとオーバーですが)と、こんなところでしょうか。

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その33
「エレクトーンコンクール」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

先日、ご縁があってJEC(ジュニアエレクトーンコンクール)全国大会にご出演された経験のある生徒さんのお母さんとお話しする機会がありました。

コンクールに出演することは誰にでも出来ることですがいくつもの予選や本選を勝ち抜いていくことは並大抵のことではありません。様々な環境が揃わないと出来ないのではないかと思います。

例えば、
練習する時間。毎日5分10分では到底無理です。

次に楽器。
ピアノならグランドピアノ。エレクトーンならEL900mやステージアカスタム等本格的な物の方がやはり有利です。

お家の環境。
練習に集中できるような空間は必要です。

親の経験。??
これはどうでしょう。
あったほうがよい?
そうかもしれません。
無かったらだめ?


どうもそんなことは無いようです。


すばらしい演奏を聞かせてくれる楽器店の生徒さんたちのお父さんやお母さん達の中に「私はレッスン経験が無く、よくわからないのです。」とおっしゃる方は意外に多いものです。


今日お話した全国大会のお母さんも「私は実は音楽の事がよくわからないのです。」とおっしゃっておられました。


お母さんが先生なら有利に働く事もありますが、逆にお母さんが先生だからこそ、大変だと、おっしゃる方もいらっしゃいます。


ピアノやエレクトーンのコンクール出場は親の経験度に左右されるケースがあることは、否定できませんが、かといって、始めから経験がないからとあきらめる性質のものではないと思います。


親に経験がなくとも大成する事例は、当たり前のように存在するのです。


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♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その7 「カーメンキャバレロとダンタイソン」
  
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

黙っていたつもりは無いのですが、私kenは、ピアノの調律もしています。
音感を生かした仕事を見つけたつもりだったのですが、実はピアノ調律に
絶対音感は必要ありません。その原理は・・。
そんな話はあまり面白くないので、このコーナーでは、私が体験した、ちょこっと
だけ面白い出来事を載せますね。



今から16,7年前のこと

カーメン・キャバレロ(1913~1989)という、アメリカの有名なジャズピアニストが、我が街のホールに来ました。そして、そのコンサートの調律を、なんと私がすることになったのです。


前の日は、緊張して眠れなかったのですが、当日、調律をする時間になっても、調律が終わっても、お見えになりません。リハーサルの時間になっても、お越しになりません。どうも、北海道から直接、こちらに向かっているらしいのですが、遅れているみたいです。


到着されたのが、本番5分前!!
調律の確認をしてもらう時間もありません。


カーメンキャバレロさんはピアノの椅子に座って、なにやら通訳に話しかけています。そして、本番。・・・・・無事終了。でも、サインをいただく間もなく、次の演奏会場へ出発されてしまいました。



後日、ホールの職員さんから

「調律のことは何も言ってなかったけど、ピアノの椅子が、がたついて弾きにくいって言われたんだよね。」


当時、このホールのピアノ椅子は、背もたれ椅子でした。(いわゆるトムソン椅子というやつです。)


1年後、再来したカーメンさんは会場に着くや否や


「椅子がなおっているか?」と、聞かれたそうです。よく覚えているなあと、変に感心してしまいました。でも、ホール職員さんは


「やっぱり、これからプロを呼ぶにあたって、もっといい椅子を用意しなきゃいけないな。」と、15万円もするフカフカの椅子を買ってくださいました。

それからしばらくして、ダンタイソン(ショパンコンクール優勝者)が同じホールにやって来ました。


自信を持って用意した15万円の椅子。


ダンタイソンさんは、ひと言

「ふかふかして、弾きにくい。背もたれ椅子にして。」


ガガーーン!!
ホール職員さんお気の毒の巻   
                     完

次回に続く


~編集後記


楽譜を読むと、・・・・ハ長調だ。私の頭の中で鳴っている「ぶたが逃げた」は、変ホ長調です。
いやな予感・・。おそるおそるCDを聞くと・・。・・・やっぱり。歌っている人が  ち・が・う!!


調も違う。イントロも違う!間奏も違う!エンディングも、バンド編成も、あぁあ~  何もかも違うぅ~~~!!!


わかります?

原曲と違うことの不快感。ショックです!! 大ショック!!
(って、当事者の私だけですよね。ごめんなさい。八つ当たりみたいで。)


はぁ・・・。誰か、私が聞いていた、あの「ぶたが逃げた」の音源持ってないかなぁ。

もし、ご存知の方がいらっしゃったら(お持ちであれば尚良いです。)お知らせください。助けると思って。(笑

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~今後の配信予定
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第36号:犬にも好みがあるようです。音楽の
第37号:理由が無くても行きたくないという時
第38号:丸秘アップライトピアノとグランドピアノの違い
第39号:小さな子供が大きく見えるときって
第40号:CDラジカセの置き場所は、とても大事

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信すること
が可能です。

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