スポンサーリンク

ピアノのレッスン|始めた動機 親と子・気持ちは違って当たり前

その他
スポンサーリンク

kenです。

沢山、ご意見やご質問、励ましのメールを頂いているのに、
なかなかお返事が出来なくてごめんなさい。
バックナンバーも更新できなくてごめんなさい。
プレゼントの発送が遅れていてごめんなさい。
あぁ、ここのところ懺悔する事ばかりだなぁ。

出会いが増えることはとてもうれしいけど中身の濃いお付き合いを沢山したいと思うことはわがままなのかなぁ。おんがく大好き家族をもっともっと広めたいという夢は私には無理があるのかなぁ。

いえいえ、そんな事はありません。
きっと、夢は叶うはず!
そう信じて、今日から心あらためてちゃんと返事を書くようにしよう。
うん。そうしよう。(それくらいちゃんとやれよ!)

ひとりへこみ、ひとり復活、ひとり突っ込みの第15号のはじまりです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
目次
♪第15号  ~レッスンを始めた動機 親と子・気持ちは違って当たり前~
♪あこがれの貯金その4 ~コンクールを見に行こう
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その16
♪経費のかからないマラソンコンサートの作り方 その2

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓〓〓〓
2004年9月25日(土)  

第15号  ~レッスンを始めた動機 親と子・気持ちは違って当たり前~
            
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆皆さんが音楽教室に入ったキッカケは何だったでしょうか。私は仕事柄でもありましたけど自分自身の経験から幼少時代に耳を育てることが大事だと聞いていたので子供も音楽教室にいれました。平たく言えば”音感”をつけたかったんです。



管理人kenの自己紹介

◆皆様からも様々な入会動機を伺います。例えば

女の子だから
男の子が弾けるとかっこいいから
音楽の授業で困らないように
ピアノが弾けるようになって欲しいから
将来の仕事や資格のために
親に経験がなく、子どもには経験させたい
音楽の基礎を身につけたい
音楽を楽しめる子供になって欲しい
大人になっても気晴らしに弾けるようにしてあげたい
仕事や勉強の合間に気分転換に弾けるように
絶対音感やリズム感は小さいときにしかつかないと聞いたから
(これが私の場合ですね。)   

等々、これは親御さんの気持ちです。いかがですか?あてはまりました?
   他にもいろいろあるかもしれませんね。

さて、次に
 
○○ちゃんがいっているから。
あんな風に弾けるようになりたいから。
先生みたいになりたいから。
お母さんが行けというから。

等々、これが子供さんの理由です。子供さんが音楽を習う理由は
   
親のため・・(ドキッ) お友達づきあい・・(この年頃にはこれも大事)

そして純粋で単純な、それでいて一番大事な“あこがれ”だと思います。

◆結構親御さんと子供さんの動機は違うものかなと思います。違うことは当たり前ですし悪いことは何も無いです。でも、私結構このことが気になるんです。一度子供さんに聞いてみてください。
「なんでピアノ(エレクトーン)に通ったの?今一番何が楽しい?」その中に”おんがく大好き家族”へのポイントがあるかもしれませんよ。気になる点の内容は次回に。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
  
♪あこがれの貯金~ その4  コンクールを見に行こう!

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

●ひよこ向け…………レッスン初心者・経験の少ない親御さん向け
●にわとり向け………レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さん向け

子供さんが積極的にピアノやエレクトーンに向かって練習するためには、それなりの動機が必要だと考えます。私は“あこがれの貯金”が貯まっていればつらい練習にも立ち向かえるのではないかと思うのです。

だだし、何にあこがれるかは、人それぞれですし、大人と子供で違っていても当たり前です。

 ~今回はコンクールに行ったある子供さんとお母さんの話。~

あやちゃんは、小学校3年生のピアノ個人レッスンで習っている生徒さんです。弾くことが大好きで、発表会も今年で3回目。ここまで何不自由なく、また何の疑問も持たず楽しくレッスンを続けてきました。
 
ある日担当の先生が「あやちゃんは弾くことが好きですし、飲み込みも早いので今年は発表会の他に一度コンクールに出演してみましょうか。」と案内をくださいました。


 お母さんは、


「コンクールって何?ピアノの上手な子供さんしか出れないのではないのかしら。家の子がそんなところに出るのは想像できないわ。」と思いました。

 でも、試しにあるコンクールに見学に行くことにしました。ピティナコンペティションという全国的なピアノコンクールです。 会場についてまず感じたのは、ピリピリとした緊張感がロビーにあふれて
いたことです。

「発表会の雰囲気とは全然違う。」と。

演奏前なのでしょう。ヘッドホンをかけて目をつぶって何やら聞いている子供。季節はずれなのに手袋をして指をいっぱい動かしている子。蝶ネクタイの男の子。「ペダルがいつものピアノと違って固かったんだよね。」と話しているのが聞こえました。 



そんな雰囲気に圧倒されながら、お母さんとあやちゃんはホールに入りました。まぶしい舞台は発表会と同じ。でも、弾いている子供たちはみんな無茶苦茶上手!

「あの子はいったい何年生?あれだけ弾けるのだから小学校高学年よね。」

と思ったらしいのですが、ステージから降りて戻ってきたその子を見て驚きました。


「家の娘より小さいじゃない。」


ピティナは出演部門を細かく学年別に分けているコンクールです。あやちゃん達が見たのは小学校1,2年生までの部門でした。


「ステージでピアノに向かう子供たちがひとまわりもふたまわりも大きく見える。」


というのがお母さんの実感でした。


同時に「こんなの無理。弾けるわけないわ。」とも。

おそるおそる横にいるあやちゃんの顔を覗き込むと・・ステージをじっと目を凝らしてみているのでした。目をキラキラさせながら。

「まだ、見る?」

「うん。」

結局最後まで見ることになりました。


同じ曲ばかりなのにそんなに面白いのかなとお母さんは思いましたが本人が見たいのなら付き合ってあげようと決めたのです。


帰りがけ

「どうだった?」とあやちゃんに聞いたお母さん。

「うまかった。みんな。」

「どうする?あなたも出てみる?」

「うん。出る。」

「いっぱい練習しなくちゃいけないのよ。」

「する。」


こうして、あやちゃんはその年のコンクールに出演することになりました。コンクールを見に行ったことで、今まで知らなかった世界に触れることが出来、結果あやちゃんは練習に目覚めたわけです。


「こんなことになるとは思わなかったけど、本人がしたいのであればやはり応援してあげたいですから。」


お母さんも日に日に上達するあやちゃんの姿を喜んでいらっしゃるようです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 ♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その16

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

ある幼稚園の園長先生のお話

とある幼稚園に行きました。園長先生とお話をしているうちに、思わず自分の生い立ちや、おんがく大好き家族を広めたい話をついついしてしまいました。すると園長先生は、とても興味のある話を聞かせてくださいました。

 昔、先生の家で、家族同様にかわいがった”健太郎”と言う名前の犬を飼っておられたそうです。しかし、とても病弱だった様です。

生後8ヶ月で、すでに体の調子が悪かった健太郎。先生夫婦は共働きで家に一匹で残すしかなかったので、寂しい思いを少しでもしないように家を空けている間ずっとCDをかけていたそうです。

 ある日、テレビを家族で見ていた時、健太郎はTVコマーシャルで”トルコ行進曲”が流れてきた途端にジッと画面を見て動かなかったそうです。その後も同じ曲がなるたびに、立ち止まり、まるで耳を澄ませて音楽を楽しんでいるようにおすわりしたそうです。注意深く観察していくと、どうも明るくテンポのある曲が好きな様子でそうではない場合は見向きもしなかったそうです。

 健太郎がいなくなった後、他の犬も飼いましたが元気だったからそんな環境をわざわざ作らなくても大丈夫だったそうです。

「健太郎以外の犬は音楽に関心を持たなかったですね。私は環境はとても大事なことで小さなうちからの刷り込みは、その後の成長にとても影響するんだなあと健太郎を通じて学ばせていただきました。

犬と人間を例えると失礼かもしれないけど、子供だってやっぱり同じじゃないかしら。」
私もその通りだなと思いました。犬が蓄音機に耳を傾けるロゴが昔ありました。パイオニアでしたっけ?あの光景は本当にあったことかもしれないですね。

┌――――――――――――――――――――――――――――――
|■経費のかからないマラソンコンサートの作り方 その2
└――――――――――――――――――――――――――――――
●指導者向け…………先生にご案内します。

今回もご紹介するのは「デイケアマラソンコンサートです。」

~前回までの内容
 
 最近、新聞の地方欄ではご老人の施設への子供たちの慰問が多く取り上げられています。実際、幼稚園や保育園からも定期的に慰問に行かれるところが増えていますし、自治体も世代間交流をいかにはかるかと模索しています。私も思いました。


「子供たちの音楽で世代間交流ができないものか。」と。

そこで電話帳から“ケアセンター”“デイケアセンター”などの老人福祉施設をピックアップして、端からFAXを流しました。しばらくして、申し込みが何件もあったんです。


「おじいちゃんおばあちゃんは子供との交流をとても望んでいます。是非、うちの施設に来ていただけませんか。」

とうれしいお招きの声をたくさんいただきました。

~今回の内容

デイケアセンターから数件の返事が返ってきました。

「来月、入所者のお誕生日会があるんです。是非そこで子供たちの演奏を聞かせてあげてください。」


早速、生徒さんに呼びかけたところ、あるお母さんは


「私も他府県で入所している身内がいるんです。家の子が出演することで喜んでもらえるならお手伝いさせていただきます。」


また、あるお母さんは


「我が家には祖父母がいませんので私の娘はご老人と接する機会がありません。これからの時代は世代間交流がもっと活性していくべきだと思いますし、貴重な経験をこの機会にさせたあげたい。」


とおっしゃって申し込んでくれました。

デイケアセンターにはピアノを設置しているところが多いんです。世代間交流のお手伝いという主旨をご理解いただいて、無料で貸していただくこととなりました。

それから、お誕生日会のお招きということで、子供たちにはお手紙を書いてもらいました。そして、演奏前のコメントとして紹介させていただくこととしました。

「私が弾く曲は、メヌエットです。とても難しかったけどがんばって練習しましたので聞いてください。おじいちゃんおばあちゃんもいつまでもお元気でいてね。」

といった具合です。

マイクなどの設備も貸していただきました。カラオケ用のものです。ワイヤレスマイクで動けるのでとても便利でした。

しかも、話を聞きつけたある新聞社が取材申し入れをしてきました。おどろきました。

さて、本番がどうなりましたか。次回に。

☆★☆★☆★やめPメルマガに、メールしよう 奮闘編 ☆★☆★☆★

Kenです。ここまで、お読みいただき有難うございます。
今号で、読者様の数が1000名を越えました。とてもうれしい事なのですが反面、

『家庭練習で悩んでいる親って、想像以上に多いんだな』と、あらためて実感しています。

そこで、メールを大募集します。第1回目のお題は
『子供の“この態度”が無性に腹が立つのよ!!』

笑いながら済ます程度から、真剣に悩んでいる話まで幅広く募集します。
待ってます。(返事書きますからね。笑)
いただいたメールはプライバシーを保護しながらメルマガ本編に掲載させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

メールはこちらへ ⇒ kens-pro@mx.biwa.ne.jp
管理人kenに直接届きます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★

+++++++++++++++++++++
~今後の配信予定
+++++++++++++++++++++

第17号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その1)
第18号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その2)
第19号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その3)
第20号:音あてゲームで音感を身につけよう
第21号:ホームコンサートは退会阻止の必殺技!
第22号:私もうやめる!「お母さんが泣いた日」
第23号:CD聞く子がうまくなる!
第24号:楽譜を読めるようになりました1
第25号:楽譜を読めるようになりました2
第26号:椅子の高さと位置で音色が変わる1
第27号:椅子の高さと位置で音色が変わる2
第28号:椅子の高さと位置で音色が変わる3
第29号:CD聞く子が上手くなる!2
第30号:CD聞く子が上手くなる!3
第31号:遊び弾きはやめさせるべきか
第32号:ゆっくり弾ければピアニスト
第33号:本読みで表情豊かな演奏が出来ます。
                       

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信することも可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました