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ピアノの練習|ホームコンサートは退会阻止の必殺技!!

おんがく大好き家族
A mother and daughter playing the piano
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A mother and daughter playing the piano

Kenです。

中1の娘は、運動部を断念して(先生や私に猛反対されたので・・)
音楽部に入りました。

なぜって?

だって、運動部に入ったらピアノを練習する時間が削られるじゃないですか。ただでさえ帰宅時間が遅くなるというのに。

と聞くと、「スパルタ父!」と思われるかもしれませんがどうも、本当は「運動したらしんどいやん。」という娘の本音が決め手みたいです。

何をするにも、もうちょっと打ち込んでくれよ。中途半端は親譲りか?ハア。(深くため息)

それでは気を取り直して 第21号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第21号   「ホームコンサートは退会阻止の必殺技!!」   
♪あこがれの貯金~ その9   コンクールに出演しよう!その5
                      「アドバイスレッスン」
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その19 「案外負けん気あるかも」

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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2004年11月6日(土)  

第21号  ホームコンサートは退会阻止の必殺技!! 
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ひよこ向け…………レッスン初心者・経験の少ない親御さんへ

◆ 一定期間以上練習が続けられたら、今まで出来なかったことが出来るようになってきているはずです。

すると”見て欲しい”、”ほめて欲しい”、”認めて欲しい”という気持ちが生まれてくると思いませんか。

お母さんが積極的に取り組んで来たのなら、お母さんもその分、同じ気持ちになったりしません?

◆ 子供さんは誰に対して”認めて欲しい”と思っていますか?お父さん?お爺ちゃんやお婆ちゃん?お友達?対象がはっきりしているならその人の前で弾いてもらうことが一番です。

そこで、ファミリーコンサートのおすすめです。

お母さんの司会で即席ステージの出来上がり。

◆ 「それでは、今から○○ちゃんのオンステージを始めます。早速お呼びしましょう。○○ちゃーん。」

~ここで子供さんが入場。~お辞儀をして演奏開始(しっかりお辞儀しましょう。:お辞儀の効用参照 )演奏終了後に「皆さん。○○ちゃんのすばらしい演奏に大きな拍手をお送りください。(盛大に拍手!)

本日は○○ちゃんオンステージを最後までお聞きいただきありがとうございました。」
「○○ちゃん。今度のステージはいつ頃の予定ですか?」と聞いておくと、次のステージが目標となり練習する約束がしやすくなります。

◆ 休日にお父さんがいらっしゃる時や実家に帰ってお爺ちゃんおばあちゃんの前でとか、あるいはお友達がたくさん遊びに来ているときにとか。

いきなりでも面白いですよ。司会が苦手な方は誰かに代行してもらわないといけませんね。

◆ 効果は抜群!しかし問題になるのは、「私にはそんなこと恥ずかしくてできない。」ということですよね。いますよ。きっと。廻りを見渡してください。

子供さんに近しい人より他人の方がうまくいくことが、結構あるんですよね。適度な緊張感があるみたいで。いません?誰か。
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  ♪あこがれの貯金~ その9  コンクールに出演しよう!その5
                 「アドバイスレッスン」

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●にわとり向け………レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さん向け

子供さんが積極的にピアノやエレクトーンに向かって練習するためには、それなりの動機が必要だと考えます。私は“あこがれの貯金”が貯まっていればつらい練習にも立ち向かえるのではないかと思うのです。だだし、何にあこがれるかは、人それぞれですし、大人と子供で違っていても当たり前です。

~今回もコンクールに出演した、ともちゃんのお話。~

ともちゃんは、小学校4年生(現在5年生)のピアノ個人レッスンで習っている生徒さんです。

ヤマハヤングピアニストコンサートに出演することになったともちゃん。曲は「人形の夢と目覚め」です。ともちゃんにとっては初めての大曲で、それは自分で楽譜を読んで弾くという課題取り組むことでもありました。

また、家庭でいままで横にピッタリついて練習を見てきたお母さんは、

◆最初からCD等 音源を聞かせない。
◆横から口を出さない。

ということに気をつけながら、見守ってあげることにしました。(先生に言われたからですが・・)
でも、お母さんにとっては、これがとてもつらかったようです。

◆◇◆

ともちゃんはコンサートに行ったあの日から、楽譜を一生懸命読むようになりました。お母さんは少し安心したようです。そして、譜読みが終わり、順調に練習が進んできたある日、先生がおっしゃいまし
た。

「アドバイスレッスンを受けましょう。」

アドバイスレッスンって何?先生のご説明だと、どうやら遠くから偉い先生が、コンクール前にこちらに来られるそうで、特別に曲を見てくださるそうです。

どうして、わざわざ特別にレッスンを受ける必要があるの?ともちゃんがそんなレッスンを受けるなんて失礼じゃないの?(レベルが低くて)

「大丈夫ですよ。私も同席しますから、気楽に受けましょう。ともちゃんもいつも通り弾いてくれればいいですから。」

あとで、先生がお母さんにおっしゃってくださったのですが、特別セミナー、講座、アドバイスレッスンなるものは同席する担当の先生にとっても、とても勉強になるそうです。ご自分の生徒さんを第三者の立場で見られるということは、なかなか出来ないし、生徒さんのことがわかっているつもりでも、新たな気づきがあったりして、ひょいと、壁を乗り越えられたりするみたいです。(先生も生徒も)

~アドバイスレッスン当日

特別講師のS先生
S先生:「ともちゃん。がんばってるんだってねぇ。じゃあ、弾いてみようか。」

どきどきしながら、なんとか最後まで弾ききったともちゃん。
(何を言われるんだろう?)

S先生:「ともちゃん。爪長いねぇ。」 ドキッ!
     「爪が長いとねぇ。カチカチって雑音が出るでしょ。コンクールではねえ。雑音は全部減点になるのよ。」
     (そうなんだ。)
S先生:「ピアノはね。押さえて弾くんじゃなくって、飛んだり跳ねたり掴んだりして弾くと面白いんだよ。バレリーナみたいに。バレリーナは足の爪切っているでしょ。」
     (なんだか難しいけど、バレリーナならわかる。)

S先生:「それとね。ちゃんと練習してくれたからテンポはバッチリね。でも、音色に気を使いましょう。そうだ。ちょっと椅子が浅いわね。もう少し深く座って、踏み台を足の下に置いて、もう一度弾いてみて。」

もう一度弾き始めたともちゃん。その瞬間

「あっ!!」

お母さんにも、ともちゃんの先生にも、すぐ判りました。「音色が変わった!!」

アドバイスレッスン終了後

お母さん:「ビックリしました。私にも判るんですから。来てよかったです。」

先生:「そうですね。椅子の浅いのは言われて見ればそうだなと思うことだったのですが、あんなに音色が変わるとは驚きでしたね。『バレリーナ』というのがともちゃんのイメージをかき立ててくれたのも良かったんだと思います。」

ともちゃんも大喜び。最初はあんなに緊張していたのに。最後には
    「また、来たい!」ですって。 

「音楽の解釈は千差万別ですから、指導法の違いで迷う可能性もあります。ですから、いつもいつも特別レッスンが、プラスになるとは限りませんが、殻を破るにはとても有効ですよ。」

と、ともちゃん先生は教えてくれました。

お母さんは、またひとつ新しい世界を知ったのでした。

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その19
「案外負けん気あるかも」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

■我が息子は負けん気が強いです。娘はそうでもありません。
でも、本当のところは親の私にもわかっていないのかも。

行きつけの美容院でそちらの2年生になる娘さんの話を聞きました。
お母さんは
「娘はマイペースで、全然勝ち負けにこだわらないのよ。」とおっしゃってました。

「でも、先日マラソン大会があって、連日の練習では3位とか5位だったとか話してたの。
そして大会当日私が見ている前でスタート直後にこけちゃって。

ビリからのスタートだったけど何人も抜いてゴールしたから、それだけでも偉いなあと感動したけど、本人は悔しくて泣いてたの。あんな姿はじめてみたわ。この子にもこんな悔しい気持ちがあるんだなあ。今まで気づかなかったなって思ったわよ。」

こういった類の負けん気というのも、ある種の積極的な気持ちの現れですよね。自発的でもあるし。

スポーツでも音楽でも勉強でも親の気づかないところで急成長しているかもしれません。お母さんは「驚いたわぁ。」とおっしゃいました。
子供にはいつも驚かされますね。
   

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~今後の配信予定
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第22号:私もうやめる!「お母さんが泣いた日」
第23号:CD聞く子がうまくなる!
第24号:楽譜を読めるようになりました1
第25号:楽譜を読めるようになりました2 
第26号:椅子の高さと位置で音色が変わる1
第27号:椅子の高さと位置で音色が変わる2
第28号:椅子の高さと位置で音色が変わる3
第29号:CD聞く子が上手くなる!2
第30号:CD聞く子が上手くなる!3 
第31号:遊び弾きはやめさせるべきか 
第32号:ゆっくり弾ければピアニスト 
第33号:本読みで表情豊かな演奏が出来ます。

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信すること
が可能です。

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ご意見・ご感想・ご質問も承ります。
   kens-pro@mx.biwa.ne.jp
やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習HP  発行人:ken
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