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ピアノエレクトーンマラソンコンサートで鳥肌が立った(その2) 

マラソンコンサート
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Kenです。

台風18号の被害は、とても大きなものになりました。幸いにも我が家は大丈夫でしたが、皆さんいかがでしょうか?

それとほぼ同時期に、群発地震が起こりました。震度3くらいのが毎日のように来ています。

ちょっと、神経質になります。

ちょっと揺れたら、天井からぶら下がっている照明がどれくらい揺れているか目で追ってしまいます。

「そんなに揺れてないな。震度1くらいかな。」と思ってふと、リビングのピアノを見たら右へ左へ、ゆさゆさと揺れているではありませんか。

思わず、ガシッと押さえに行きました。抱きしめるように。ピアノって、意外と安定が悪いんですね。

グランドピアノは特に。足が3本でキャスター(金色の丸いやつ)しか床と接点がありませんものね。

そういえば、転倒防止器具も、幾種類か発売されていました。忘れてたけど・・。

娘が怖がって、私の布団に来る晩もありました。何年ぶりだろう・・。いっしょに寝るの。

毎晩、地震におびえる、でも、ちょっとだけうれしかったりする第38号の始まりです。

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目次

  ♪第13号 マラソンコンサートで鳥肌が立った(その2)     

  ♪あこがれの貯金その1

  ♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その13

    

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〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓〓〓〓

                                             2004年9月11日(土)  

第13号   マラソンコンサートで鳥肌が立った(その2)      

発行       ken

mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp                                       

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そんなこんなで、とりあえず出演者が集まったマラソンコンサートでしたが、何分初めてのことですから、当日までどうなるか心配で仕方ありませんでした。

本番になってキャンセルが出るのではないかとか、演奏が始まっても誰も聞きに来ないのではないかとか。

 本番が始まったとたんに、そんな心配は瞬間に吹き飛びました。  


デパートのセントラルーコートというらしいですが、建物の中央に催事場と休息が出来るスペースがタップリとあって、しかも吹き抜けになっています。

演奏が始まったとたんにそのスペースが人垣で埋まりました。吹き抜けなので1階から2階が見えます。みんな覗き込んで演奏を見ています。すごい反応です。


買い物袋をさげたおじいさんがつぶやいています。

「ほおぉ。あんな小さいのに。ほんに、先生はうまいことおしえるんやなぁ。」

ご家族連れのお母さんが聞いてこられました。

「これは、○マハですか?それともカ○イ?」質問攻めです。


演奏が終わった瞬間。拍手が沸きました。喝采です。1階の皆さんから。2階の皆さんから。背筋がゾクゾクとしました。鳥肌が立ちました。

「見てみて!うちの生徒!すごいでしょ。上手でしょ!」

その時の私の心の声です。まわりのお客さんの顔を何度も何度も見渡しました。

驚きと感動と笑顔でいっぱいでした。


はじめて”仕事したなあ”という気持ちが沸きました。今思えば、この瞬間が“やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習”を発行することになったキッカケだったと思います。                                                        


当時展示会は年に3、4回行っていましたが、その都度マラソンコンサートが行われるようになりました。しかも参加してくれた生徒さんのアンケートには”また出たい。楽しかった。”という回答が全員から寄せられました。

現在も続けています。ついに30回を越えました


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♪あこがれの貯金~ その1  発表会を見に行こう!

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子供さんが積極的にピアノやエレクトーンに向かって練習するためには、それなりの動機が必要だと考えます。

例えばピアノの先生が昔からよくおっしゃる中に

「発表会が終わってから、みんながんばって練習するのよ。どうしてって聞いたら、あるお姉ちゃんが弾いていた“エリーゼのために”がとても気に入って私も弾きたいと思ったらしいの。」

 子供さんにとって、お兄ちゃんやお姉ちゃんの演奏を見聞きすることはとても刺激的。曲への憧れ、弾いている姿への憧れ。あんな風になりたい。発表会はそんなキッカケが詰まった玉手箱かもしれませんよ。
 
「でも、うちの子はまだ小さいし、最後までしっかり聞いてくれないわ。まわりに迷惑をかけるかもしれないし。」そんなお声も聞こえてきそうですね。

 さきちゃん(当時6歳)のお母さんが、こんな風にしたらうまくいったよと教えてくれました。

「うちの子供は昔、発表会に行ったとき、途中で退席する羽目になりました。じっとしていられなかったのです。小さいし無理もないけど、落ち着きなくガサガサしている娘がまわりに迷惑をかけているのではという不安がどんどん大きくなり結局始まって2,3人聞いたところで帰りました。」



そこで、小さな花束を用意して子供にこう言いました。


お母さん:「今度お友達のちえちゃん(小学校2年生)の発表会があるんだけど、一緒に行かない?」

さきちゃん:「その花なに?」

お母さん:「ちえちゃんってとても上手でしょ。今度の発表会の曲もとってもがんばって練習しているんですって。だからそんな演奏を聞かせてくれたお礼に花束を直接プレゼントしてあげようと用意したの。」

さきちゃん:「ふーん。」ちょっとうらやましそうな表情をしたそうです。

お母さん:「あなた、ちえちゃんに渡してくれる。」

さきちゃん:「うん。いいよ。」

お母さん:「じゃあ、お願いね。今度の日曜日だから。」

当日のちえちゃんの演奏はプログラムの真ん中よりちょっと前くらいだったそうですが、花束はステージで渡せないルールだったので、すべての演奏が終わった後に直接ロビーで渡すことにしました。
 
 ところが意外なことに、それがさきちゃんに適度な緊張を与えたようです。自分が花束を渡す大役を授かったからでしょう。そして、ちえちゃんが一生懸命練習していることを知っているからその演奏をじっと見ていてくれたそうです。そればかりか最後の演奏が終わるまでほとんど席から動かずに演奏者全員の演奏に見入っていたそうです。
 
 ロビーでちえちゃんに花束を渡しにいったさきちゃんはいつもの服装と違う黄色いドレスに身を包んだちえちゃんに声をかけることができず、お母さんと一緒に花束を渡しました。ちえちゃんは、思ってもみなかった花束贈呈に、少し驚いた表情をした後、うれしそうにすこし照れながら「ありがとう。」といってくれたそうです。

 おうちに帰ってからさきちゃんは自分からピアノに向かいました。お母さんには、あこがれの貯金が少し貯まったんだなと、すぐにわかりました。

 あこがれの貯金は、観察していると貯まった瞬間が意外とわかるものです。子供さんを見ているとよくわかります。今回の様に発表会などで人の演奏を凝視している状態もそのひとつです。

 さて、上記のような経験はあるけど、2日と持たないわ。とおっしゃるお声も聞こえてきそうです。そうですね。あこがれの貯金は一度にたくさん貯まるとは限りません。では、どうすればいいのでしょう。



続きは次回に。

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 ♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その13

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■何事もなかったように、毎日が過ぎていきます。ピアノもがんばって弾いています。過ぎてしまうと嘘みたいです。でも、またハードルが高かったり、孤独を感じたりしたら突然言うのかもしれません。
 

さて、ドッジボールのほうはやる気満々です。第2期のチームが結成され、昨日練習が始まりました。今度は月会費を徴収して、体育館を借り、本格的に練習がスタートしました。更に、日曜日には県下の有力チームの練習試合を見学に行くと言い出しました。たった一人で。こちらのほうは本当にやる気満々です。

■今日でやめる発言から5日目になります。今日もジャスト15分の練習でした。気乗りはしなかったみたいですよ。お風呂を上がってから、服も着ずにうだうだしてましたから。ピアノに向かっても、もうひとつ。

「出来なかった箇所は1回で切り抜けよう。2回目からはだれるから。でも1回で終わったら、その箇所はそれで終わりね。」

「本当?」目が輝きます。

「本当。さあ楽譜を閉じるよ。」

「えっ」今度は戸惑いと落胆。

「大丈夫。できるって。」おそるおそる、疑いながら弾き始めました。
なんとかクリア。

調子に乗って

「はじめから通して弾いてみるわ。いっぺんもやったことないやろ。」と息子。

確かに最初から最後まで意図して弾かせませんでした。

「おいおい、やったこと無いやん。大丈夫か?」立場が逆転。

ラッキーですね。やる気が出てきました。こうなればしめたもの。
予想通り、最後まで弾けました。ようやく、長旅の中間まで来た気分です。

「5日前に絶対弾けないといってたのは誰?」返事はありません。

「絶対弾けるっていったやろ。」得意満面の私。

これからも幾度となく繰り返すんだろうな。次は大丈夫かしら。

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~今後の配信予定

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第14号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その③)        

第15号:発表会、あがらない様にするためのとっておき       

第16号:~レッスンを始めた動機 親と子・気持ちは違って当たり前~  

第17号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その1)

第18号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その2) 

第19号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その3)    

第20号:音あてゲームで音感を身につけよう              

第21号:ホームコンサートは退会阻止の必殺技!

第22号:私もうやめる!「お母さんが泣いた日」            

第23号:CD聞く子がうまくなる!                   

第24号:楽譜を読めるようになりました①              

第25号:楽譜を読めるようになりました②             

第26号:椅子の高さと位置で音色が変わる①           

第27号:椅子の高さと位置で音色が変わる②          

第28号:椅子の高さと位置で音色が変わる③          

第29号:CD聞く子が上手くなる!②               

第30号:CD聞く子が上手くなる!③                   

第31号:遊び弾きはやめさせるべきか             

第32号:ゆっくり弾ければピアニスト                

第33号:本読みで表情豊かな演奏が出来ます。 

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信すること

も可能です。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習にはホームページがあります。

サービス終了のお知らせ

これから少しづつコンテンツを増やしていきますので是非お越しくださいね。まずは、家庭練習にとても役立ち参考になるサイトを探し始めました。ありがたいことにリンク許可をいただくことが出来ましたので、あらためてご紹介いたします。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習HP  発行人:ken

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