kenです。
行ってきました。30年ぶりのピアノレッスン。
子供たちが、本を入れるかばんを用意してくれました。
20年通いつめた、楽器店の風景が、違って見えるんです。
ロビーで、前の生徒さんが終わるのを待っていると、ドキドキするんです。
いつもお会いしている先生なのに、どんな風に挨拶をすればいいか緊張するんです。
すべてにおいて、新鮮な第48号のはじまりです。
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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
第48号:好き≠(ノットイコール)習慣付け
♪お便り紹介コーナー 「大人でレッスンを受けている方」
♪楽譜にチャレンジ!!kenのレッスン奮闘記
その2 「グレードが取りたい」
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〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
2004年5月14日(土)
第48号:好き≠(ノットイコール)習慣付け
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
◆ 毎日ピアノやエレクトーンの練習をする。本当に大変ですね。
「自分から積極的に練習してくれたら・・。」とため息をつく、お母さんは星の数ほどいらっしゃいます。
◆ でも、何かを毎日する。毎日続けるという事は、大人でも、なかなか出来る事ではありません。
私は、正直続ける事が苦手です。「習慣づいた」という状態のものは、ほとんどありません。
このメルマガは、11ヶ月目に入りましたが、それでも習慣づいたとは思っていません。今にもやめてしまいそうです。(笑)
◆ 今から10年ほど前に、あるマラソン(10kmほどですが)に出場するために毎朝ジョギングをする事にしました。動機はハッキリ覚えていませんが、やる気は充分にあったと思います。始めたのが夏で、暑かったので日が昇る前に家を出て、川沿いの堤防を走りました。
◆ 堤防に上ってビックリ。なんと、たくさんの方がジョギングや散歩に来ているではありませんか。
もちろん、マラソンに出場されるわけではありません。特に、男性のご老人の数は半端じゃありませんでした。そして、その中に行きつけの美容院のご主人がいらっしゃって、後日、カットしてもらうときに、その話になりました。
◆ 「習慣づくというのは、『しないと気持ち悪い』という事やで。歯磨きは、毎日しないと気持ち悪いやろ。あれといっしょや。興味があって始める。好きやから続く。せやけど、そこから習慣づくかどうかは、別やな。
好きやったら続く言うけど、いつまでも好きやとは限らんやん。恋愛も一緒やろ。」
◆ なるほど。恋愛はそうですね。確かに永遠に続くものではないかも?。ずっとそのままというカップルもいるかもしれませんが、たいがい結婚しますよね。それからの習慣づけ?継続の努力?は、皆さん
ご存知のハズ。(笑)
そうか。好きだという状態がいつまでも続くという保証はないんだ。と思いました。
確かに、ご自分から練習をするという子供さんが、「小学校になって突然やめた。」とか、
「急に練習しなくなってどうすれば良いかわからない。」というご相談を、よく受けます。
音楽を続けるにあたって「好き」ということは、大前提です。ですが、始めだしたころの子供さんは皆さん好きなはず。「好き」という状態から、いかに早く習慣付けるかが、その後の家庭練習の分かれ目な気がします。
それが、難しいんですけどね。ちなみに私、子供の頃、歯磨きすら習慣づいていませんでした。(笑)
習慣づけについては、バックナンバーをご参考にしてください。
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♪お便り紹介コーナー 「大人でレッスンを受けている方」他
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
『私(ken)は、レッスンを始めました。恥ずかしい話ですが、今からドキドキしています。既に、習ってらっしゃる大人の方にお願いです。
「励まして!」(笑)
ひとりじゃ怖いです。なので、大人の皆さんがレッスンを受けようと思った動機や、楽しかったこと、困ったことなど幅広く受け付けます。待ってます。(返事書きますからね。)』
と、お題を送りましたら、Aさんからメールいただきました。
~以下本文
Kenさま・・・
はじめまして~
いつも楽しく拝見させて頂いています51歳・専業主婦です。
50の手習い?とかで、娘の弾かなくなったPIANOで 最近Lessonを始めました。
Lesson と言いましても、正式に教室に通っている訳ではなく、娘が10年程お世話になった先生(今は、お体の都合で生徒をとってみえませんが)に、自分の弾きたい♪~曲を、見て貰っているという我侭生徒ですので、何の参考にもならないと思いますが 恥を忍んでメールさせていただきます。 削除して下さっても一向に構いませんので・・・(笑)
娘は3歳から始めて、ショパンの♪幻想即興曲~を発表会で弾けるまでに仕込んでいただきましたが、受験を機に?お休みしたまま ン年が経ち、社会人となった今も PIANOに触ろうともしません。
それなりに、”音を楽しむ音楽”を身につけさせたと自負しておりましたが、どうも親の独り善がりだった様で、娘からすれば”無理やり習わせられた音が苦”・・・だったかもと、今になってメルマガを拝見していて思い当たる事・反省する事もしきり(苦笑)
ならば!と思い立ち、埃のかかった何年も調律してなかったPIANOに向かう事になった次第です。
その昔、もう40年程前になるでしょうか・・・田舎の商店街に♪音楽教室なるものが出来、妹と一緒に通っていました。
今で言うアンサンブルの様なLessonを2年間してからPIANOの個人Lesson にうつりました。
最初のLessonは楽しくて、綺麗な優しい(いわゆる憧れの)女の先生だったのですが、個人教授にはどういう訳かヴァイオリンが専門?らしい男の先生があたりました。
♪SONATA~くらいまで?(古い教本が残っていますので多分・・・)教えて頂きましたが、練習曲ばかりで 発表会で弾きたい様な♪~は殆ど教えて貰えませんでした。
挙句「君は手が小さいので、オクターブの曲は無理・・・」とか言われて、PIANOに向いていないんだ~で、受験と同時に私も辞めてしまった苦い経験がありました。その後、祖母の影響もあり、小さい手でも弾ける箏曲の方に惹かれ、一応プロとしてお弟子さんをとれるまでにはなりました。
時は流れて・・・♪童謡&唱歌の会~を団地のボランティアで関わる事になり、以前ママさんコーラスでお世話になっていた今の(娘と同じ)先生の下、少しづつ伴奏なるものも任されるようになってきました。
きっかけは、娘が弾かなくなったPIANOを眠らせておくのは勿体無いという事と、昔話の中でPIANOから遠ざかった理由を聞かれた先生が”♪音楽に携わった者として、そんな些細な事でPIANO嫌いにさせたままでは放っておけないので、私が好きにさせてあげる!”と言って下さった先生の優しさからです。
時を同じくして、新聞のコラム欄”ちょっといい話”の中に・・・毎日♪乙女の祈り~だけを弾き続けている老女の影響を受けて昔習ったPIANOを又始めてみようと思い立った主婦の話・・・を見つけました。
♪乙女の~は無理でも(今でもオクターブがやっとなので)せめて♪エリーゼのために~を毎日弾き続けられるようになりたい!・・・と、ポンと背中を押された思いでした。
40年のブランクも大きく 思うように指も動いてくれませんが、ふたを開ければ、お爪も撥も要らないで、調絃する手間も無く、即!弾ける手軽さも手伝って もう一度始めてみようかなって・・・
指の届かない所は無理しないでもOK・指使いも大目にみてもらい、弾きたい♪~を選んで自由な時間におさらいして貰えるという我侭放題&この上ない贅沢な環境の中、憧れのグランドピアノでLesson させて貰える幸せを感じている今です。
よくよく考えてみれば、ピアニストを目指すホンの一握りになれっこないのであれば、子育てからも開放され自由な時間の持てる今からが本当の意味でやりたい音楽の勉強が出来るのではないかと思い始めています
一応♪エリーゼ~♪乙女~はマスター?して♪花の歌~&♪月光~に挑戦中です。 因みに最終目標とする曲は、娘が弾いた♪幻想即興曲~!!!(元気で長生きしなくっちゃ~)今度は、孫を仕込むゾ~~
長々と取り留めの無いメールになってしまいましたが、パソコンを始めたのも同じ頃で、指の練習にもなるかしらって・・・どちらも万年初心者で終わらないよう頑張りますので、Ken様もアドバイスお願い致しますネ!
ではでは・・・長時間お手間を取らせて申し訳ありませんでした。これからも頑張って、楽しいメルマガお待ちしております!!
Aでした♪
~以上本文でした。
kenです。
温かいメールをありがとうございました。
「一応♪エリーゼ~♪乙女~はマスター?して♪花の歌~&♪月光~に挑戦中です。」
すごいですね。私もがんばらなきゃ。
さて、もうおひと方、H.Hさんのメールを紹介します。
こんにちは。いつも楽しくメルマガを読ませていただいています。朝出社してお茶を飲みながら読むのが週間になっております。
小5の娘と小1の息子がいます。
お姉ちゃんの場合は、 3歳の頃からピアノを習いたがり、でも下の子の出産もあったりしてなんとか引き伸ばす作戦をとっていました。
まずはひらがなの読み書きができるまでね。既に半分はわかっていたので1ヶ月くらいでできるようになってしまいました。
「そうだ、ピアノはカタカナなのよ。それができないと無理かも」というと、なんと1週間でカタカナの読み書きを覚えてしまいました。4歳半頃、出産後育児休暇期間にやっと習わせはじめました。
弟の場合はお姉ちゃんがうらやましく、一緒に行きたがりました。でも姉と同じ作戦でいこうとしても、カタカナがなかなか覚えられません。でも先生がとりあえず連れてきてみてください、と言ってくださり同じく4歳に習い始めました。
先生はバスティンの教材を使う方で、基本的にアルファベットの音名です。
(母も指で数えないとよくわかりません)
でもドレミももちろん使います。
覚えのよいお姉ちゃんは見事に使い分け、どんどん先に進み、発表会の度にみなさんに誉めていただき、更に上手になってきます。但し、チビで手が小さいため、今とても苦労しています。
そして覚えの悪い弟は。ちょっと早すぎたのでしょうか。アルファベットの音名はよく覚え、すぐに鍵盤のどこかわかります。でも楽譜が読めないのです。
最初の音はCだよ、この曲はGポジションだよ、というと簡単に弾いてしまうのですが自力で鍵盤に手を置けません。
逆に間違ったポジションに手をおくと、移調できることになり、しかも音感は悪くないので、ちょっと違うなって思うと適当にシャープやフラットをつけて弾いてしまうのです。これはこれで才能かしら、と思うようにしています。
ここ半年、毎日20回弾く(とても短い曲ばかりですから)ことを目標にしているので、少しずつ読めるようになってきているようです。
最近チェロを習いたいと言い出してます。とりあえず買うという金額でないので、悩んでいます。もう少し譜読みできるようになったら考えようと先延ばしにしています。
姉は将来は学校の音楽の先生になりたいようです。弟は建築家だそうです。どちらもピアニストを目指すわけでもなく、とにかく楽しく習えればと思っています。あまり参考にはなりませんね。
毎週楽しみにしております。これからも楽しいメルマガをお届けください。
~以上本文でした。
Kenです。
習う時期の引き延ばし。
わかります。
そして、引き伸ばしているうちに忘れてしまう子と、いつまでも「いつ習わせてくれるの?」と食い下がる子といますよね。いつまでもおぼえている子はレッスンを始めてからも、頑張り屋さんが多いですね。
メールありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
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♪楽譜にチャレンジ!!kenのレッスン奮闘記
その2 「グレードが取りたい」
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて
楽譜が読めるようになりたい。
この気持ちが、少しずつ大きくなりだしたときに、もうひとつ膨らんできた気持ちがありました。それは、『音楽グレードを取りたい』という気持ちでした。
聴いたものが弾ける。
この力には、そこそこ自信があったのですが、でも、それはあくまで、自己流です。音楽的に正しいかどうか、また、レベルがどれくらいか、全く確かめたことはありません。メロディーに、伴奏をつけたり、即興することもそうです。
伴奏は、鳴らしてみて自分が気持ちよければそれで良し!としてきました。楽典(音楽のルール)などは、まるで習ったことはありません。自分の力を試してみたいという気持ちが芽生えてきたのでした。
それから、
私が、グレードを取るまでの奮闘記は、きっと、生徒さんや読者皆様の参考になり、喜んでもらえるのではないかと思ったからです。
自分言うのもなんですが、練習するための時間を確保する事はとても難しいと思います。また、きっと、意志の弱い私のことだから、挫折する時があると思うのです。すべてをさらす事で、同じ経験を持つ方は関心を示してくれるだろうし、あるいは、互いに、勇気付けたり、はげまされたりと、応援しあえるのでは、ないかと思ったのです。
今日現在、まともに読めない楽譜が、読めるようになることも、そのひとつです。
以上が、私がグレードを取ろうと思った動機です。
☆★☆★☆★やめPメルマガに、メールしよう 奮闘編 ☆★☆★☆★
Kenです。ここまで、お読みいただき有難うございます。
今号で、読者様の数が1300名を越えました。とてもうれしい事なのですが
反面、
『家庭練習で悩んでいる親御さんって、私が思った以上に多いんだな』
と、あらためて実感しました。
そこで、メールを大募集しています。第8回目のお題は
やっぱり、『大人でレッスンを受けている方』です。
私(ken)は、レッスンを始めました。
恥ずかしい話ですが、緊張しっぱなしです。既に、習ってらっしゃる大
人の方にお願いです。
「もっと、励まして!」(笑)
ひとりじゃ怖いです。なので、大人の皆さんがレッスンを受けようと思った動
機や、楽しかったこと、困ったことなど幅広く受け付けます。
待ってます。(返事書きますからね。)
いただいたメールはプライバシーを保護しながらメルマガ本編に掲載させて
いただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
メールはこちらへ ⇒ kens-pro@mx.biwa.ne.jp
管理人kenに直接届きます。
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~今後の配信予定
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第49号:夏休みは、正念場です。
第50号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その4)
第51号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その5)
順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。
~編集後記
レッスン順番を待ちながら
「あ~。これが、生徒さんの気持ちなんだなあ。これが、子供たちの
気持ちなんだなあ。」と実感しました。
なかなか緊張するものです。そして、なぜか、口元が緩んで笑みがこぼれ
ています。なにか期待しているのでしょうね。
これから、始まる新しい物語に・・。
ドアの向こうにある、新しい世界への夢・・。
・・・・かっこいい。(笑)
さてさて、これからどうなることか。
乞うご期待。
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