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幼稚園の送り迎えと鼻歌

その他
Asian little girl smile and lay on grass with music note background
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Asian little girl smile and lay on grass with music note background

kenです。

青い空。真っ青な空。

よく考えたら、視界のほとんどは空のはずなのに

私が見ている光景のほとんどは、人、建物、地面(笑)

特に、ため息をつくような考え事をしていると視線は下を向きます。

「空を見上げるなんて、久しぶりあなぁ。」

皆さん、いかがです?

気持ちの良い青空のような
第90号のはじまりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
第90号:幼稚園の送り迎えと鼻歌
♪やめPメルマガを始めたキッカケ その1
            「ダメダメ営業マン ken 」
♪レッスン見学  「3歳のグループレッスン」

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〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                      2006年3月11日(土)
♪第90号:幼稚園の送り迎えと鼻歌

発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp

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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆出勤途中に幼稚園に向かう親子たちに良く出会います。
自転車で登園する方がとても多いのですが、荷台のチャイルドシートにちょこんと座った園児さんのかわいらしいこと。

自転車が右に曲がると右を向き、左へ曲がると左を向き、たまに後ろを振り返ったり、お友達にご挨拶したり・・・。ずっと見てても飽きません。(笑

◆登園時は、皆さん余裕が無いのであまり見かけないのですが、おかえりの時は、お歌を歌いながらお家へ帰る親子を時々見かけます。そんな時の表情は当然笑顔です。

自転車で帰る親子でも自転車の前と後ろで鼻歌を歌いながら通り過ぎる姿を見かけます。

◆音楽を習って欲しいと音楽教室に通わせてくださる方々の多くは

「レッスンに通って、ピアノやエレクトーンが上手になって欲しい。」と願ってらっしゃると思います。

そのために必要なのは、子供さんのやる気を刺激すること。動機付けですね。教室ではそのキッカケを与えてくれるのが先生です。(グループレッスンの場合はお友達も)

でも、通常先生に会えるのは週に一度だけ・・・。
それ以外の6日間で動機付けをすることは、とても大切ですね。

◆先生は、「レッスンでやったことをおうちで思い出すことが大切ですね。」とおっしゃいます。

思い出すということは、“忘れない”ということです。思い出すことの連続が、“音楽力の定着”につながります。

やがてその積み重ねが、大きな大きな力に育っていくのですね。

◆自転車で歌っていた親子。

まさかそんなことを意識してではないのでしょうけれど、教室で習っていたお歌を歌っていました。

きっとあのお母さんは音楽が好きで、こどもさんにそれが伝わることだろうなぁと思うのです。

あるお母さんから聞いたことがあります。

「私自身は、人前が苦手で歌っているのを他人に聞かれると思っただけでもむちゃむちゃ恥ずかしいけど、子供とだったらそれがまぎれるのよね。そのうち平気になって気がついたら子供ひとりで歌っている様になりました。」

「子供と歌うなんて、小さいうちだけだものね。せめてそれくらいは付き合ってあげないとね・・。」

今、そのお母さんの娘さんは小学校2年生になられましたが、
一人で数百人の前でエレクトーンを堂々と演奏できるお嬢様になられました。

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♪やめPメルマガを始めたキッカケ   その1
            「ダメダメ営業マン ken 」

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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

読者からのお便りの中に、

「たくさんの予告を書いておられますが、発行大変じゃないですか?」との、ご質問をたびたび頂きます。

確かに、メルマガ発行は楽ではありませんが、そういえば「やめP」メルマガを発行する経緯は、書いた事がありませんでした。

今回から、少しそのキッカケを思い起こしてみようと思います。

音楽教室の運営の仕事に就いたのは、今から20年前。
当時、学校を卒業したての私が、右も左もわからないうちにピアノの営業の仕事に放り出されて感じたのは、

「営業って ・・・辛い」   という事でした。

ダメダメ営業マンの私は、訪問するたびに

「まだ、楽器を買うには早すぎるわ。」
「ピアノかエレクトーンかまだ決められないわ。」
「お金がないのよ。」

・・・といった断り文句に心を痛める毎日でした。

中でも多かったのが、

「全然練習しないのでもったいないわ。」

という台詞でした。

そこで、私は家庭での練習の様子を伺うようになり、やがて家に上がりこんで、子供さんの練習を見るようなったのでした。

もちろん、当時は独身で、お父さんやお母さんの気持ちはわからなかったけど、それでも他人の子供には「冷静に・・」、「やわらかく・・」接することって出来るんですね。

根気強く、粘り強く教えた結果、その子供さんはちゃんと弾けるようになりました。(指導というよりは、横について応援するという感じでしたが・・。)

お母さんにはとても感謝されました。

「私が見るとどうしても、喧嘩になるのよねぇ。Kenさんだと嫌がらないのは不思議よねぇ。」

今思えば、都合よくベビーシッター代わりに使われたかだけか?なんて思ったりしますが(笑) 家庭練習って親にとっても子にとっても意外にエネルギーの要るものなんだなぁと感じたのでした。

そのご家庭は、ピアノを買ってくれたかって?

半年後にやめちゃいました。もちろん、楽器も買わずに・・・。トホホ。
やっぱりダメダメ営業ですね。(笑・・えない)

その子がやめちゃったのは、なぜ?

本人のやる気がなかったといえばそれまでですが、私にも責任があるような気はしたんです。

・毎日ずっと、練習に付き合えなかったから~?
・練習の仕方させ方をうまくお母さんに伝えられなかったから~?
・先生とうまく連携が取れなかったから~?

様々な後悔と疑問が沸いて来たのでした。

~続く

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♪ レッスン見学  「3歳のグループレッスン」

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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

今日、久しぶりに3歳児のクラスをのぞきました。

自転車に乗ってやってきた男の子。

頭にかぶっていた立派なそれを脱いでお母さんに渡しました。

「良いの持ってるねぇ。かっこいいよ!」と言うと、

「いいでしょ。僕の 『ヘメルット!!』」 と男の子

・・・ヘルメット?かな?

「自転車に乗ってくるってことは、お家は線路の向こうかな?」と私。

「うん。そう。つみきり渡って来るの。」と男の子。

・・・踏切かな?

全部がこんな調子。

だいすきな食べ物は?  「ナババ!!」とか、

好きな歌は? 「やねよ~り~ た~か~い~ こい も~も~り~」

とても、かわいい。思わず笑っちゃいます。
お母さんも、他のお母さん方も笑っています。だってかわいいから。

でも、

「・・それで、頭にかぶっているそれはなんて名前だったかな?」
と聞くと、

彼は、ヘルメットで顔を隠してしまいました。

しまった!!  笑いすぎた。 悪気はなかったのですが
少々調子に乗って笑いすぎたのかもしれません。

ごめんなさい。
・・・でも、そんなこと皆さんもありません?

チャイコフスキー国際コンクールで女性初日本人初のグランプリを獲得した上原彩子さんも、3歳からこの男の子と同じようなレッスンに通ってたそうです。

あるいは、私たちがお相手している子供たちの中に将来の「ピアニスト、エレクト-ンプレーヤー」が、いるかもしれない。

・・・・そう思うとなんだか心が躍りますね。

Kenです。いつも「やめP」をごらんいただいて有難うございます。
頂いたメールすべてをご紹介できなくて申訳ありませんが、
お返事はがんばって書きますのでドシドシ送ってきてくださいね。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓こちらです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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kens-pro@mx.biwa.ne.jp
このメールは作者に直接届きます。ご感想をお待ちしております。
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~今後の配信予定
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第91号:親の気持ちがつたわるとき(読み聞かせの話)
第92号:切って弾くつなげて弾く
第93号:テレビゲーム好きですか?
第94号:ピアノは、打楽器?弦楽器?
第95号:お風呂の中でも音楽
第96号:プロ野球選手とピアノ
第97号:ピグマリオン効果
第98号:練習の習慣づけ
第99号:才能の芽・あなたにもあるはず!!(大人編)
第100号:感性が豊かであるということ

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。

~編集後記

それにしても、綺麗な青だなぁ。

気分まで澄み切って、なんだかすべてうまく行きそうな気がしてきます。

大きな空を見ていると、なんだか自分がちっぽけな存在だと思えます。
自分の悩み事なんて本当にちっぽけな事なんだなぁって・・・。

長いピアノのお稽古。

幼稚園や保育園の頃から、小学校、中学校、高校、大学――
10数年にわたるかもしれません。

長く続ける事が大事だとしたら、今の悩みは・・・、
本当はちっぽけな事かもしれないな・・って思いました。

これからは思い出して、空を見上げるようにしようっと。

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