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ピアノ練習|あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます (その3)

あこがれの貯金
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Kenです。

ダウンタウンのTV番組「ダウンタウンDX」に、若手お笑いのホープインパルスが、出演していたので、松本にどういじられるのだろうと、ワクワクしながら見ていたら、妻が

「お父さん。早くお風呂に入って!」と、テレビをまわされてしまいました。

それにしても、テレビや映画のシュミがあわないなぁ。
子供が巣立って行った後、僕たちには共通の趣味が、あるだろうか・・。

気がつけば、夫婦共通の趣味は『子供』だけ!という第19号の始まりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第19号あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます
(その3)
♪あこがれの貯金~ その7 コンクールに出演しよう!その3
                 お母さんの苦悩
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その17
                          発表会完結編  
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〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓                      2004年10月23日(土)  

第19号   あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます
(その3)              
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆ 前回娘をピアノフルートのコンサートに連れて行ったけど、親の期待する反応ではなかったと書きました。なかなか思うようにはいかないものです。

どんなコンサートか発表会か、はたまた遊んでいる時か、何があたるかはわからないんですよね。
でも当たればその効果は大きいですよ。

◆ うちの娘の場合は”エリーゼのために現象”でした。

幼稚園のときに我が家はエレクトーンで練習していたのですが、”大のなかよしのお友達”のおうちでお母さんのピアノを見せてもらったそうで、しかもお母さんが”エリーゼのために”のさわりの部分を弾いてくれたのだそうです。

実は”エリーゼのために”は我が家でもCDで何度か聞いたことのある曲だったのですが、

”あれはピアニストが弾くもの”

と思い込んでいたらしく、まさか目の前で弾いている人に出会えるとは思ってなかった様でいささか興奮ぎみで帰ってきたらしいです。

◆ 「私もエリーゼのためにが弾きたい。弾けるようになる?」と真直ぐに聞いて来た顔は今でもぼんやり覚えています。

「弾けるよ。練習したらね。がんばって練習してみる?」

との私の問いにコクッと首を縦に振りました。

協定成立。

◆この話のポイントは

●エリーゼのためにという曲をCDで聞いて知っていたこと。

●エリーゼのためにを弾くことは遠い世界のことで自分とは縁がないと思っていたこと。

●それが友達のお母さんの演奏で”手が届くかもしれない”と思い出し、”練習すればできるかもしれない”と思ったこと

なのですが、別の角度から見ると

☆”エリーゼのために”を印象深く知っていたこと。これがなければ、”ピアノが弾きたい”という気持ちにはならなかっただろうなと思います。

◆ 憧れの貯金は、音楽を関心を持って聞いたり、興味深く演奏を見たりしたときに貯まります。

「いいなぁ。かっこいいなぁ。弾けたらいいなぁ。あんな風になりたいなぁ。」

という自然に沸き出てくる気持ちです。
子供だけに必要なわけではありません。親にも必要なものです。

「我が子があんな風に弾けたらいいなぁ。」

という気持ちは、親の憧れの貯金が貯まっているから出てくる台詞ですね。

◆ 最近、音楽聞いてますか?TV。それともCD?コンサートに行ったことは?

私も学生時代はロックにポップスにクラシックに結構音楽漬けだったと思うのですが、最近は仕事関係の音楽に偏っています。

ピアノはクラシック。エレクトーンは、コンクール関係の曲。食事と同じで偏食はいけないと思うのですけど・・。皆さんはいかがでしょうか。

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♪あこがれの貯金~ その7コンクールに出演しよう!
その3
             お母さんの苦悩

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●にわとり向け………レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さん向け
   
子供さんが積極的にピアノやエレクトーンに向かって練習するためには、それなりの動機が必要だと考えます。

私は“あこがれの貯金”が貯まっていればつらい練習にも立ち向かえるのではないかと思うのです。
   
だだし、何にあこがれるかは、人それぞれですし、大人と子供で違っていても当たり前です。

~今回もコンクールに出演した、ともちゃんのお話。~
   
ともちゃんは、小学校4年生(現在5年生)のピアノ個人レッスンで習っている生徒さんです。
      
ヤマハヤングピアニストコンサートに出演することになったともちゃん。

曲は「人形の夢と目覚め」です。
ともちゃんにとっては初めての大曲で、それは自分で楽譜を読んで弾くという課題取り組むことでもありました。また、家庭でいままで横にピッタリついて練習を見てきたお母さんは、

■ 最初からCD等 音源を聞かせない。
■ 口を出さない。

ということに気をつけながら、見守ってあげることにしました。(先生に言われたからですが・・)
     
お母さんは、この約束が大変つらかったようです。なぜって、本人に譜読みを任せておくと、シャープやフラットは飛ばすし、音は間違えるし、指番号はむちゃくちゃで好き勝手に弾こうとするからです。

しかも、ピアノの部屋に行ったかと思うと5分くらいで部屋から出てきます。

思わず「本当にちゃんと練習しているの?」と叱りつけることもありました。
先生は「そろそろご自分で譜読みをして弾くということを身につけないと、ずっとお母さんが付いてないと練習しない子になりますよ。

ピアノの本当の楽しみは自分で読譜できることで味わえることがとても多いんですよ。」とおっしゃられたようです。

お母さんは・・

「それは、よくわかるんだけど・・。今まで習ってきたグループレッスンではいつもCDがテキストに付いて来て、まず聞くことから始めていたから、いきなりCD無しで楽譜を読んで弾くということが出来ないのよ。

ピアノは子供部屋においてあるから、台所にいると聞こえないんだけどこっそり覗いてみたら、案の定マンガを読んでたりするの。」

そりゃあ、腹立ちますよね。

「こんなペースで進んでいていいのかしら。友達の○○ちゃんは、毎年コンクールに出演していて、お母さんもとても熱心で、毎日2時間くらい弾いているって聞いたんだけど。」

いつの間にか、ともちゃんママも、ピアノレッスンの色んな情報に耳を傾けるようになって来ました。そうですね。確かに毎日何時間と弾いてらっしゃる子供さんもいらっしゃいますものね。

そんな話を聞くと、本番当日にレベルの違いに愕然とするんだろうか・・。などという不安にかられたりしますね。何より、貴重な体験をすることで自信をつけて欲しいというお母さんの願いが崩れるのではないかと。

そこで、先生はある提案をされました。 続きは次回。

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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その17
                     発表会完結編

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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

今日はちょっとお忍びで発表会をのぞきに行きました。

お忍びというのはおかしいですが、要するに直接発表会の担当ではなかったので、”他にする仕事があるだろう!”と突込みが入るかもしれなかったということです。

でも、行ってよかったなあ。大収穫でした。

ご家庭での練習の様子を伺っている生徒さんもたくさんいらっしゃったし、思わず、手に汗握ったり、「よっしゃぁ。」と心の中でガッツポーズしたり、お母さんと顔を見合わせて静かに喜んだり。(本番中は私語は厳禁です。)

それから、様子を良く知らない子供さんの演奏もまた楽しかったです。”おっ。そこはそんな風にテンポを変えるか。なるほど!”とか”うわぁ。すごく上手!全然ノーマークだったなぁ。”とか驚きの連続でした。

先生方の選曲も子供さんに合わせて様々な試みをなされたのだろうなと想像できました。
(中には子供さんが自分で決めててこでも動かなかったということもあったでしょうが。)

うれしかったのは、終了後に帰りの車の中で「次は何を弾こうか。」と既に相談している生徒さんがいらしゃったと伺ったことです。今日の発表会が皆さんにとって充実したものであることをうれしく思い
ました。

さて、我が家にとって充実するかどうかは、とっとと寝てしまった息子にかかっています。が、やはり気持ちはドッジボールの練習試合に傾いている様子。「大丈夫やで。ぼく緊張せえへんもん。」

そうかなぁ。そんなに甘いものではないと思うけどなぁ。泣いても笑ってもあと一日。耐えろ!私!!

ピアノ合同発表会が終わりました。今日は第3部だけ覗きました。6番目に息子が出演しました。今日は朝早くから隣の小学校の体育館でドッジボールの練習試合だったんので、ギリギリまで体操服姿だったそうです。(私はみていないのですが、親御さんから伺いました。)

演奏が終わったら、またとっとと試合に戻ったみたいで、よほどそっちの方が大切なのか結局集合写真の時間にも戻ってきませんでした。(それはあかんやろ。)本当に皆様申し訳ありませんでした。

さて、肝心の中身のほうですが、根気良くコツコツと練習してきた成果が出たと思います。良かったのは、まず、お辞儀がしっかり出来たこと。昨日の晩にお辞儀の効用(バックナンバーをご覧ください)を復習していたら、

「お辞儀したあとは何してもええねんな。ほなら僕パンツぬごかなあ。」

などとほざいていたので、少しだけ心配でしたが、事なきを得ました。

次に左手がレラドラレラドラ-レソシソレソシソと機械的反復(アルベルティーというそうです。)が難しかったのですが、根気良くゆっくり練習をしたおかげで自分の物になったようです。

最後にフィニッシュの手の上げ方。カッコだけですがそこだけはピアニストの様でした。(笑)

良くなかったことは、椅子の高さ調整。自分でするまではよかったですが、しゃがんでして欲しかったです。立ったままは見苦しい。

あと、ところどころ演奏がよたついたこと。これは仕方ないかも。(そんなことは無いって?)本人に聞いたら自己採点は80点だそうです。2箇所間違えたかららしい。でも本当は3箇所でしょ。

「満足してる?」と聞いたら「うん。」と返事が返ってきました。よかったね。お父さんも満足してるよ。本当にほっとしました。一時は大ピンチでしたが息子も、もうしばらくはメルマガに登場できそうです。

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~今後の配信予定
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第20号:音あてゲームで音感を身につけよう 
第21号:ホームコンサートは退会阻止の必殺技!
第22号:私もうやめる!「お母さんが泣いた日」 
第23号:CD聞く子がうまくなる!  
第24号:楽譜を読めるようになりました1
第25号:楽譜を読めるようになりました2
第26号:椅子の高さと位置で音色が変わる1
第27号:椅子の高さと位置で音色が変わる2
第28号:椅子の高さと位置で音色が変わる3  
第29号:CD聞く子が上手くなる!2 
第30号:CD聞く子が上手くなる!3 
第31号:遊び弾きはやめさせるべきか 
第32号:ゆっくり弾ければピアニスト 
第33号:本読みで表情豊かな演奏が出来ます。

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信することも可能です。

~編集後記

車に乗っていて、横を電車が通りました。
「あぁ、そういえば、子供の頃は電車の運転手になりたかったんだ。」
なんて、思い出しました。

「僕は、運転手になれなかったけど、あの電車を運転している人は、今何を考えて運転しているんだろう。」と、ふと思いました。

こんど、ネットで検索してみよう。
『電車 運転手 日記』 Enter

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習にはホームページがあり
ます。
これから少しづつコンテンツを増やしていきますので是非お越しくださ
いね。

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