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ピアノの練習|あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その2) 

あこがれの貯金
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kenです。

いきなりですが、「やめPクイズ!!」
第1問 グランドピアノのペダル。真ん中の名前は?
第2問 アップライトピアノの重量は何kgでしょう。
第3問 じゃあ、弦の総数は?

答えは、編集後記にあります。

最後まで読んで欲しいから小細工を先週から始めた(笑)第18号の始まりです。

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目次
  ♪第18号あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その2)  
 ♪あこがれの貯金~ その6  コンクールに出演しよう!その2
  ♪経費のかからないマラソンコンサートの作り方 その4
♪ホームページと相互リンクのご案内
  
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〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓〓〓〓
             2004年4月23日(土)  

第18号   あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その2) 
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆ 娘が小さい時、知り合いのピアノの先生のコンサートをいっしょに見に行きました。
内容は子供向けの童謡やアニメ曲をとりまぜた”ピアノとフルートの合奏”でした。
私は子どもに”ピアノやフルートって素敵だな”と少しでも感じてくれたらいいなと期待していたのですが、


「どんなところが一番よかった?」と訪ねたら

「最初がピンクのドレスで途中で紫に変わったのがよかった。」とのこと。


◆ こちらの意図するところがヒットするといいのですが、実はヒットすることの方が少なかったです。コンサートや発表会の場合、女の子からよく聞く感想は「私もあんな衣装が着てみたい。」というのが多かったです。


考えてみれば子どもらしいあこがれですよね。でも、今になってみればこういう子どもらしいあこがれが結構大事だったなと思います。


◆”エリーゼのために”現象というのが昔からあります。
「発表会などでエリーゼのためにを演奏する子がいたりすると、周りの子が発表会後しばらくの間、とってもがんばって練習してくるのよ」という話を先生から伺います。

「最近どうしてがんばるの?と聞いたら、どうも”私もエリーゼのためにが弾きたい”という気持ちかららしいのよ。」


◆ お友達や先生が弾いている曲をじっとみている瞬間があったら”上手になりたい”サインかも知れませんから、そのタイミングを逃さないで声をかけてあげて欲しいと思います。

例えば

「あのお姉ちゃん上手ねえ。○○ちゃんもあんな風に弾けるようになりたい?」という風に。

首をコクッと縦に振ったらチャンスですよ。

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○メルマガ読者のお母さんからうれしいメールをいただきました。

「毎週メールありがとうございます。カレンダーを用意して練習したらシールを貼るようにしています。練習が出来ず空白ができるのがいやなのか、がんばって練習しています。やむを得ず出来ない時には次の日にその分を弾いて貼るようにしています。

毎週届くメールは、がんばって練習していますか?というkenさんからのお便りだよ。
と話して、伝えるようにしています。

今日のフロアコンサートでは、「演奏したい人!」とのkenさんの呼びかけに応えることは出来ませんでしたが、「ドレミパイプがしたい人!」の呼びかけに実はこっそりと小さく手をあげていたんですよ。~」

~Kenです。実はこのお母さん。私の勤める音楽教室の生徒保護者様です。
フロアコンサートとは少し広めの教室で飛び入り参加自由のミニコンサートです。

いつも「弾きたい人は手を上げて!」と飛び入りを呼びかけるのですが、どうも今回は手を上げられなかったようです。ドレミパイプは少し前にポンキッキーズで流行ったカラーの音程がついたパイプです。子供たちに大人気ですね。


返信しました。以下その内容です。


「kenです。気がつかなくてごめんなさい。ステージに立つことはとても勇気がいることです。大人でもなかなか出来ないですよね。だから、前に出て来れなくても、全然心配事ではないと思います。私はきっといつか人前で演奏してくださると信じていますし、貯めた分とってもうれしい経験をされると思っていますよ。」

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♪あこがれの貯金~ その6  コンクールに出演しよう!その2

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●にわとり向け………レッスン暦の比較的長い方・経験の多い親御さん向け
   
子供さんが積極的にピアノやエレクトーンに向かって練習するためには、それなりの動機が必要だと考えます。私は“あこがれの貯金”が貯まっていればつらい練習にも立ち向かえるのではないかと思うのです。
   
だだし、何にあこがれるかは、人それぞれですし、大人と子供で違っていても当たり前です。
   

 ~今回もコンクールに出演した、ともちゃんのお話。~
   

ともちゃんは、小学校4年生(現在5年生)のピアノ個人レッスンで習っている生徒さんです。
      
ご担当された先生は、ブランクがあるにもかかわらずとても感情をこめて演奏できるともちゃんの力をもっと伸ばしてあげたいと考え、ピアノコンクールを案内することにされました。
   

先生はともちゃんの性格から、今回は自由曲のコンクールを案内することにしました。
曲は「人形の夢と目覚め」です。想像力豊かなともちゃんは物語り調のこの曲を大変気に入りました。
   

ともちゃんはそれまでこんなに長い曲を弾いたことはありませんでした。そしてそれはこれだけたくさん読譜をしたことが無いということでもありました。

いままで、グループレッスンではCD等、音源をたっぷり聞いてから弾く練習をしてきたので、全く聞いたことの無い曲を楽譜を読むだけで弾くことはとても困難なことだったようです。先生は根気強く読譜を指導してくださいました。


最初、お母さんはレッスン室に同席されていましたが、読譜を嫌がるともちゃんを見ているのがつらくて外で待つようになりました。先生は「大丈夫ですから。きっと弾けるようになりますから。」とお母さんにお話されました。


先生はそれまでのお母さんが横について練習をするやり方から、ともちゃん一人でやっていける方法にシフトしていきたかったようです。コンクールに出演することで


「自分で譜読みをする。楽譜から弾き方などを読み取る。それによって自分ひとりで練習できるようになる。」


ということを体感して欲しかったのです。
 

そんな気持ちがともちゃんやお母さんに伝わったでしょうか。続きは次回に。



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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その13

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■ 何事もなかったように、毎日が過ぎていきます。ピアノもがんばって弾いています。過ぎてしまうと
嘘みたいです。でも、またハードルが高かったり、孤独を感じたりしたら突然言うのかもしれません。


さて、ドッジボールのほうはやる気満々です。第2期のチームが結成され、昨日練習が始まりました。
今度は月会費を徴収して、体育館を借り、本格的に練習がスタートしました。更に、日曜日には県下の有力チームの練習試合を見学に行くと言い出しました。たった一人で。こちらのほうは本当にやる気満々です。



■ 今日でやめる発言から5日目になります。今日もジャスト15分の練習でした。気乗りはしなかったみたいですよ。お風呂を上がってから、服も着ずにうだうだしてましたから。ピアノに向かっても、もうひとつ。


「出来なかった箇所は1回で切り抜けよう。2回目からはだれるから。でも1回で終わったら、その箇所はそれで終わりね。」


「本当?」目が輝きます。


「本当。さあ楽譜を閉じるよ。」


「えっ」今度は戸惑いと落胆。


「大丈夫。できるって。」おそるおそる、疑いながら弾き始めました。なんとかク
リア。調子に乗って


「はじめから通して弾いてみるわ。いっぺんもやったことないやろ。」と息子。


確かに最初から最後まで意図して弾かせませんでした。

「おいおい、やったこと無いやん。大丈夫か?」立場が逆転。

ラッキーですね。やる気が出てきました。こうなればしめたもの。予想通り、最後まで弾けました。ようやく、長旅の中間まで来た気分です。

「5日前に絶対弾けないといってたのは誰?」返事はありません。

「絶対弾けるっていったやろ。」得意満面の私。

これからも幾度となく繰り返すんだろうな。次は大丈夫かしら。

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■経費のかからないマラソンコンサートの作り方 その4

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   ●指導者向け…………先生にご案内します。
   ●ALL向け…………読者の皆さんすべて(今回は皆さんに読んで欲しいな。)
   
   
   
今回ご紹介するのは「デイケアマラソンコンサートです。」
   
最近、新聞の地方欄ではご老人の施設への子供たちの慰問が多く取り上げられています。実際、幼稚園や保育園からも定期的に慰問に行かれるところが増えていますし、自治体も世代間交流をいかにはかるかと模索しています。

私も思いました。「子供たちの音楽で世代間交流ができないものか。」と。
   
   さて、本番がやってきました。
   
演奏が始まるとおじいちゃんおばあちゃんに変化が現れました。子供の演奏に合わせてどこからともなく手拍子が聞こえてきました。

曲と全然合っていませんが・・・。

でも次第に手拍子があちらこちらから聞こえてくるようになりました。

そして曲が終わったときに

「えらい(とても)良い演奏をありがとうございました。本当に上手でした。」と大きな大きな声で、あるおばあちゃんがお礼を言ってくれたのです。

次の子も、その次の子にも「本当に上手でした。」と大きな声でお礼を言い続けてくれました。

そんな時、折り紙の首飾りを作ってきた女の子がおじいちゃんおばあちゃんにあげたいと一人ひとりに首からかけてまわりました。

泣いておられました。うれしかったのだと思います。女の子の手を握って離しませんでした。

女の子は驚いたみたいです。最近ではそんな経験をすることも少なくなってきたのかもしれません。

最後に皆で「ふるさと」を歌いました。子供のころに歌った歌はいくつになっても覚えているものですね。そして歌っていた時代に瞬間気持ちが戻るそうです。表情が和らいだように感じました。錯覚かもしれませんが・・。

さて、
このコンサートにかかった経費は

ピアノレンタル代金・・・・・・無料(センター設備をお借りしました)
マイク、スピーカ・・・・・・・無料(センター設備をお借りしました)
司会代金・・・・・・・・・・・無料(私がしました)
出演費用・・・・・・・・・・・無料(ボランティア主旨を理解していただきました)
その他人件費・・・・・・・・・無料?(我社の上司は物分りが良かった?)FAX・電話代、他雑費・・・・???(控えが残っていません。ごめんなさい)

デイケアセンターにはピアノやマイク、スピーカなどの備品が設置されていることが多いようです。これが無料でお借りできるとあとは雑費のみ。ほとんど無料で出来るコンサートですね。発表会やコンクール以外にもすべての皆様に喜んでいただけるのではないかと思います。
   
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♪ホームページと相互リンクのご案内
  
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相互リンクをさせていただきました
家庭練習に役立つサイトだけを厳選してリンク依頼しています。
是非、ご覧くださいね。

どれも「ピアノエレクトーン家庭練習のホームページ」やめないリンク集からご
覧いただけます。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/

  Happy Time   
先生でもあり、音楽教室に通う子供さんの親でもある”みい”さんのHPです。
日記はとても共感できます。

LEM音web
北海道富良野市の音楽教室『LEM音楽院』のウェブサイト。「ピアノが10倍上手になる練習方法」必見です。

今どきのピアノレッスン
ピアノ指導者としての視点を生かして、幅広く立場を超えて話し合ってみたい!そんな想いにかられて生まれた杉山 晴代さんのページ。

STUDIO NAN
ピアノのレッスン始めますか?それともやめますか?女の子のお稽古事の王座に君臨しながらもとても嫌われる習い事といわれる???ピアノレッスン。そのピアノレッスンを受ける目的ってなんですか?そしてピアノの先生ってどこにいていどんな人がやってるのか?長い長いピアノの生徒歴及び先生歴を持つ菜々より独断と偏見をこめて,,,,,(私個人的にはハノン先生の不思議が大好きです。ken)

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~今後の配信予定
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第19号:あこがれの貯金が貯まれば弾くなと言っても弾きます(その3)
第20号:音あてゲームで音感を身につけよう   
第21号:ホームコンサートは退会阻止の必殺技!
第22号:私もうやめる!「お母さんが泣いた日」       
第23号:CD聞く子がうまくなる!    
第24号:楽譜を読めるようになりました1  
第25号:楽譜を読めるようになりました2   
第26号:椅子の高さと位置で音色が変わる1   
第27号:椅子の高さと位置で音色が変わる2   
第28号:椅子の高さと位置で音色が変わる3  
第29号:CD聞く子が上手くなる!2  
第30号:CD聞く子が上手くなる!3  
第31号:遊び弾きはやめさせるべきか  
第32号:ゆっくり弾ければピアニスト 
第33号:本読みで表情豊かな演奏が出来ます。

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信することも可能です。

~編集後記

やめPクイズ答え
第1問 ソステヌートペダルというそうです。ちょっと変わったペダルですよ。
第2問 大体、220kg~230kgくらいです。重いですね。
第3問 230本ほどです。1本か90kgから100kgくらいで張られているそうです
。全体で20t。トンが20個。すごい張力です。

いかがでした。次週もお楽しみに。

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ご意見・ご感想・ご質問はこちらへどうぞ。
   kens-pro@mx.biwa.ne.jp
やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習HP  発行人:ken

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