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音楽というお稽古ごと

その他
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kenです。

毎朝、めざましテレビの、占いを見てしまいます。
私、射手座です。

それにしても、射手座は、全星座中、最下位が多いような気が・・。
同じ週に、2回とか、3回とかあるんです。最下位。
ちょっと多すぎやしません?

これがまた、良く当たるんです。
次々と災いが・・。

今日は、11位。微妙な位置です。
「イライラが貯まります。」とのこと。
確かに、子供たちを見ていると、ついついイライラとしてきます。
「もうちょっと、真剣にピアノに向かえよ。」

でも、よく考えたら
それが、悪い運勢なら、良い運勢ってあるの?(笑)

少しはイライラが解消した
第46号のはじまりです。

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やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習メルマガ
目次
♪第46号:音楽というお稽古ごと
♪毎年2回はやめたいという我が息子の話~
           その43 「おなか痛」
♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その12 「絶対周波数」
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〓〓〓〓〓〓〓〓やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習〓〓〓〓
                     2005年4月30日(土)  
第46号:音楽というお稽古ごと
発行 ken
mail: kens-pro@mx.biwa.ne.jp
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

◆ 音楽教室の指導マネージャー(先生の先生みたいなお仕事の方ですね)と電話で話をしました。お稽古事の談議をしたんですが、とても興味深かったのでお伝えします。


◆ 音楽というお稽古は、毎日の家庭練習が必要です。コツコツと地道に努力することが大切です。同じお稽古でも、スイミング等、家庭練習が要らないものが多い中で、少し異質です。どちらかといえば学校や塾の宿題と似ています。


ところが、音楽教室は塾などと違って、その成果が学業と直結していません。そんなに気合を入れて向かわなくても、学校で困る事は、あまりないのです。


◆ 音楽教室に通う動機は、

「音楽が好きになるように」がすべての親御さんの希望で、その中に、
「楽譜が読めるように」とか
「音楽の基礎が楽しく身に付くように」とか
「ピアノが弾けるように」

などがあると思います。


◆ もう少し具体的に聞くと、

「専門的に進まなくてもいいから、せめて楽譜が読めて自分の好きなときに趣味でピアノが自由に弾けたらいいんです。」

というご希望もよく耳にします。例えば“エリーゼのために”?と伺うと、

「そうそう、そんな感じ。」



◆ ちょっと待ってください。だとしたらもう少し、覚悟を決めていただく必要があります。エリーゼのためにを弾くには、幼稚園から始めたとして、5,6年くらいかかることがざらです。あるいは、もっとかかることも。


そこまで行かなくても、ご自分の本当に好きな曲を、好きなように弾けるようになることは、1年や2年で出来る事ではないのです。最低でも小学校のうちは、できれば中学高校に行かれても続けてくださる事が理想です。


◆ 音楽が好きになることが、子供さんの自由に、好きに弾ける事を指すのならレッスンを始めかけた幼少期に、毎日の練習ができるようにサポートをしていただく必要があると、お話されました。


◆ 「だって、毎日何かをし続ける事って大人でも難しいでしょ。ましてや、まだ学校にも行っていない歳の子供さんに、すべてを任せておくのは無理があると思いますよ。


子供の意思を尊重するとか、好きなことなら続けて欲しいとか耳にしますが、それはハッキリ言って、親に続けさす覚悟がないという風に聞こえますね。やめてもしょうがないと。」


◆ きついお言葉です。
もちろん、電話で私にわかるように端的に、お話されたわけで、読者の皆様が、文面でご覧いただく際には、その部分を差し引いて下さいね。


要するに、毎日の練習は、子供のやる気プラス、親御さんの手厚いサポートが、不可欠だという事ですね。


でも、毎日の練習をするように促す、声かけ。音楽を聞かせてあげるCDやVTRの準備。それからピアノやエレクトーン等、キーボードには無い、しっかりとした鍵盤教具の準備など、確かに覚悟が要りますね。


◆ 覚悟・・・。
私は、『真剣さ』と置き換えてよく使います。「ピアノやエレクトーンが上手になるためには、長い時間と根気が必要だよ。つらい時や、やめたい時もあるかもしれないけど、お父さんお母さんも応援するから、一緒にがんばろうね。」という、気持ちが真剣であれば、子供にも伝わると思うのです。


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毎年2回はやめたいという我が息子の話~ その43
「おなか痛」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて


娘のコンクール本番がいよいよ間近に迫ったので、ここのところ付きっ切りです。よって、息子のベートーベンは、全然聞いていません。


こんな時に、息子は突然「ピアノやめる!」って、言い出すんだったよなあ、と思い出しました。


練習の様子をたまにはチェックしてやらないと、
1、 間違えたまま、おぼえてしまう。(第1ステージ)
2、 弾けないところがそのままになる(第2ステージ)
3、 弾いてもできないと思い込む(第3ステージ)
4、 出来ないのでやめたいと思い始める。(第4ステージ)


いま、第3ステージかなあ。と思っていたら、案の定

「最近、ピアノレッスンの前になると、おなかが痛いっていうのよ。」と妻。

やはり来たか。予想通りだ。

「レッスンが終わって帰ってくると、ケロリンとしているんだけど。」


間違いない。その症状は、ステージ3の後期だ。(笑)


もうちょっと、我慢してね。
お姉ちゃんの本番が終わったら、おっきい注射をうってやるからねえ。
場合によっでは、手術かも・・。(笑)

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♪ピアノ調律師kenのちょびっと裏話
        その12 「絶対周波数」
                    
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●ALL向け…………読者の皆さんすべて

今から、約20年前、浜松の調律学校にいた頃の話。


ひとつ年下のT君は、とてものんびり屋さん。
みんなからワンテンポ遅れてついてくるという感じでした。


でも、彼は、絶対音感の上を行く『絶対周波数』の、持ち主だったのです。


ピアノの調律は、440HZ(ヘルツ:周波数の単位ですね。)の音叉の音を鳴らしながら、ピアノの、真中のAの音をそれに合わせる作業が、はじめの一歩なのですが、オーダーによって、440HZ~444HZくらいまでの、調律をこなします。


230本ある、弦のうち、ひとつ、Aの音を、440HZから1HZ変更するだけで、残り239本全部を調律しなおす必要が出てくるのです。ピッチチェンジは、調律師にとっても、とても重要なファクターなのです。


この、音叉。


440HZと442HZと、2種類持っているのですが、どちらも『ラ』の音です。2HZくらいでは、その違いが判りません。絶対音感では、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音階が当てられても2HZほどの違いまでは、判断できないのです。


実際にどれほど難しいか、試したい方はこちら
< http://www.unnmei.com/onkan/onkan.html>


のんびりやのT君は、飛びぬけて耳が良かったのです。440HZと441HZの違いも判ります。
もちろん私には、わかりませんでした。


普通、調律師は、必ず音叉を携帯しています。ポケットに入れている方が多いです。なぜか・・。


温度変化で、音叉の周波数が変わるからです。冬場は、音が高くなります。夏はその逆です。


でも、T君には、夏場も冬場も関係ありません。というか、調律師の必須アイテム「音叉」。これが彼には必要ないのです。かれは、絶対周波数の保持者で『人間音叉』みたいなものですね。


人間って、極めれば、ここまで出来るんだと思いました。おどろきです。


☆★☆★☆★やめPメルマガに、メールしよう 奮闘編 ☆★☆★☆★

Kenです。ここまで、お読みいただき有難うございます。今号で、読者様の数が1300名を越えました。とてもうれしい事なのですが反面、

『家庭練習で悩んでいる親御さんって、私が思った以上に多いんだな』
と、あらためて実感しました。

そこで、メールを大募集しています。第6回目のお題は
『我が家の練習の動機付け!』です。

叱ると全然練習しないお子さんでも、ほめるとその気になってバンバン練習したりしません?そんな、『我が家の練習の動機付け!』を広く募集します。

待ってます。(返事書きますからね。)

いただいたメールはプライバシーを保護しながらメルマガ本編に掲載させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

メールはこちらへ ⇒ kens-pro@mx.biwa.ne.jp
管理人kenに直接届きます。
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~今後の配信予定
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第47号:音楽は世界共通の言葉
第48号:好き≠(ノットイコール)習慣付け
第49号:夏休みは、正念場です。
第50号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その4)
第51号:マラソンコンサートで鳥肌が立った(その5)

順番は都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
またご希望がありましたらメールにて連絡くだされば予定を変更して配信す
ることが可能です。

~編集後記

占いで、運勢が良い時って、あまり信じないんです。
期待が大きくて落胆したくないから・・。

悪い時は、信じます。というか、気をつけようと気を引き締めます。
一日が終わり、
「なんだ。思ったほどの災いはなかったな。」と思えるように。

悪い日は悪いなりに、でも、目の前の困難にちゃんと向き合うように心がけようと、普段よりがんばろうとします。

「この世で起こったことは、この世で解決できる。」

私の好きな言葉です。

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